こんにちは、岩田リョウコです。2021年後半に「キャンプの楽しさは食べ物・飲み物なのかも?」と気づいてしまいました。わたしの場合、いわゆるキャンプで使うテントは寝るためではなく、汗をかくため。そうテントサウナなのです。でも要領は同じ。テントを立てて食事を作って食べる。でもテントの中には焚き火ストーブが入っていて110度の灼熱!汗をかいて、川に飛び込んで、キャンプ飯を食べるのは最高に気持ちがいいとわかってしまったわけです。
前に「キャンプでおいしいハンドドリップコーヒーを淹れる!」では、携帯用のV60「フラットドリッパー」で丁寧にハンドドリップができることを書きました。そしてハンドドリップはちょっと面倒臭いけどキャンプでもおいしいコーヒーは飲みたい!という方にぴったりな「真空二重マグコーヒーメーカー」をご紹介しました。ということで、次はついに自分で豆を挽く編です。
ハンドコーヒーミル
これが揃えばもうキャンプコーヒーアイテム、完全制覇です。コーヒー豆は長く保存がきくと思われがちですが生鮮食品と同じです。できるだけ新鮮なうちに、が基本です。特に豆を挽いたままにして長く保存しておくより、豆のまま保存して飲む直前に挽くほうがよりおいしいコーヒーができあがります。キャンプではできるだけ作業を簡素化したいものですが、やっぱり豆を挽くというのは、最初から作ってる!感がうれしいですし、自然の中で豆を挽いてコーヒーを淹れるのはやっぱり最高です。
長くなりましたが、Zebrangからキャンプ用のハンドミルも登場したのでご紹介します。
コンパクトに収納可能
できるだけコンパクトに、できるだけ荷物としてスペースを取らない形になっています。細い筒状で、ハンドルが取り外し可能。横にピタッと差して収納できます。
どんなつくり?
このように分解できるようになっていて、まず上の部分がミル。コーヒーを挽く部分ですね。そして下の部分に挽いたコーヒー粉が落ちるようになっています。シンプルですが、コーヒー粉がこぼれてしまうこともなく、扱いやすいです。
セラミックの臼
ミルの部分を見てみましょう。中はセラミック製の臼がついています。キャンプではすぐに洗って乾かすということがむずかしい場合があります。金属の場合はそれで錆びてしまったりしますが、セラミックなので安心です。水洗いしても平気ですね。
そしてちゃんと淹れ方によって、挽きの粗さを調節できるようになっています。つまみを左(反時計回り)に回すと粗くなり、右(時計回し)に回すと細かくなります。
わたしのおすすめは、V60でハンドドリップする場合は中挽きくらいがいいかなという感じです。マグコーヒーメーカーなら中挽き〜粗挽きくらいがしっかり豆の味が出ると思います。2022年は、ZebrangのV60シリーズとマグ、そしてこちらのハンドミルを持ってキャンプへGOします!
【岩田リョウコ氏プロフィール】
シアトル在住中の2012年にコーヒーの基本、トリビアなどをわかりやすくイラストで説明するコーヒーサイト「I Love Coffee」を立ち上げる。月間ページビュー150万のサイトに成長。2015年にはサイトが書籍化され、Amazonランキング全米1位のベストセラーに。世界5ヵ国で翻訳出版されている。著書に『週末フィンランド ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』(大和書房)、『エンジョイ!クラフトビール 人生最高の一杯を求めて』(KADOKAWA)、『コーヒーがないと生きていけない! 毎日がちょっとだけ変わる楽しみ方』(大和書房)、『HAVE A GOOD SAUNA! 休日ふらりとサウナ旅』(いろは出版)がある。
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