ハリオの「薄吹きグラス」で変えるコーヒータイム。日常のちょっといい時間を、もっと豊かに

立ち込める豆の香ばしさ、カップに湯が注がれる心地よい音、ゆらゆらと立ち上る湯気、そして舌の上で広がる複雑な味わい。コーヒーを淹れて口にするひとときは、まさに五感を研ぎ澄ます贅沢な時間とも言えます。しかし、そのコーヒータイムを、さらに豊かにしてくれる道具があるとしたら…? 今回は、日本で唯一工場を持つ耐熱ガラスメーカー・ハリオの「薄吹きグラス」をご紹介します。驚くほどの薄さ、唇に触れたときのなめらかな感覚、そして何よりもコーヒー本来の味わいを最大限に引き出すその特性など、魅力を余すことなくお伝えいたします。

コーヒー器具の分野で揺るぎない地位を築いているハリオ。そのハリオが手がける「薄吹きグラス」(300ml 1,870円、420ml 1,980円 税込)は、まさにその名の通り、驚くほど繊細な薄さが特徴の製品です。

初めて手に取ったときは、その信じられないほどの軽さに驚くはず。また、グラスの縁は約1mmという薄さ。そのため、口に運んだとき、「今、グラスは唇に触れているのだろうか?」と一瞬戸惑ってしまうほどの、限りなく無に近い一体感があるのです。

これまでのグラスでは味わえなかった、この繊細な口あたりこそが、「薄吹きグラス」の最大の魅力と言えるでしょう。グラスの存在を意識させないほど自然に、まるで飲み物そのものが直接唇に触れているかのような感覚は、普段口にするいつもの飲み物の味わいを、格段に引き上げてくれます。

コーヒーの味わいは、豆の品質や焙煎度、抽出方法だけでなく、カップの口当たりによっても大きく左右されます。薄吹きグラスは、その極限まで薄く仕上げられた縁が、唇に触れた瞬間にまるで存在しないかのように感じます。これこそが、コーヒーの繊細な風味をダイレクトに舌へと届けてくれる最大の理由です。厚みのあるカップでは感じ取りにくい、コーヒー本来の持つ酸味、苦味、甘み、そして香りの全てを邪魔することがありません。

「薄吹きグラス」はコーヒー豆が持つポテンシャルはもちろん、紅茶やビールなどドリンクが持つ本来の風味や味わいを最大限に引き出すことができるグラスなのです。

「薄吹きグラス」は、毎日の生活に寄り添う2つのサイズを展開しています。手のひらに心地よくなじむコンパクトな300mlと、心ゆくまでドリンクを楽しめる満足の420mlです。

たとえば、慌ただしい朝の一杯や、集中したいデスクワークの合間には、300mlがスマートにフィット。一方で、夜の晩酌時や休日のゆったりとしたランチ、気の置けない友人との時間には、420mlが大活躍します。飲むシーンや気分に合わせてサイズが選べるのは嬉しいところです。

「薄吹きグラス」の魅力は、その機能性だけにとどまりません。透明度の高いグラスなので、注がれたコーヒーの色合いを鮮やかに映し出してくれるのもポイントです。たとえば、水出しコーヒーのクリアな琥珀色、カフェオレの美しいグラデーションなど。

優れた機能性はもちろん、入れる飲み物によって表情を変えるこのグラスは、視覚的にも楽しめるのが魅力です。

ハリオは1921年から、丈夫な耐熱ガラスを作り続けている会社です。その長い歴史の中で培われてきたのは、「本当に良いもの」を追求する職人の心。また、ガラス原料を電気で溶かす独自の技術により、1972年から煙突のない工場で生産され、環境にも配慮されています。

今回紹介する「薄吹きグラス」も、茨城県古河市にある工場で、一つひとつ丁寧に製造されています。使いやすさと美しさのバランスを何よりも大切に、毎日の暮らしに自然と溶け込み、心地よさを与えてくれる…そんな細部にまでこだわり抜いたアイテムです。また、安心して使える素材選びにもこだわり、日本の「ものづくり」の技術と想いが詰まった逸品でしょう。

ハリオの「薄吹きグラス」は、その驚くべき軽さと繊細な口当たり、そして洗練されたデザインによって、コーヒータイムをワンランクアップさせてくれるでしょう。ただコーヒーを飲むだけじゃなく、香り、音、見た目、そして味わい。五感をフルに使ってコーヒーを深く味わうという、そんな特別な時間が「薄吹きグラス」で叶います。煙突のない工場という、環境に配慮された工場で生産している点も嬉しいポイントですね。普段使いのグラスとして、また大切な人へのプレゼントとしても、「薄吹きグラス」はきっと喜ばれるはず。毎日のコーヒータイムをより豊かにする、最高の相棒にいかがですか?


薄吹きグラス300


薄吹きグラス420


●タカマツミキ氏によるレビュー記事はこちら

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タカマツミキ氏

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