
仕事や家事に追われる日々の中で、キャンプを楽しんでいる際のコーヒーブレイクは、心安らぐひとときですよね。自宅で淹れる一杯もおいしいですが、大自然の中で味わうコーヒーは、また違った感動を与えてくれます。今回は、そんなアウトドアでのコーヒータイムをより一層豊かにしてくれる、Zebrang(ゼブラン)の「ゼブラン ノマド ドリップケトル」を徹底レビューします。
「ゼブラン ノマド ドリップケトル」はコンパクトで持ち運びがとにかくラク

今回ご紹介する「ゼブラン ノマド ドリップケトル」は、コーヒーメーカー・ハリオが展開するアウトドアコーヒーブランド、Zebrang(ゼブラン)から登場した、アウトドアでの使用に特化したドリップケトルです。

一般的なドリップケトルではできない、取手の取り外しが可能なのが特徴です。コンパクトに収納できるので、自宅での使用はもちろん、キャンプやハイキングなど、さまざまなアウトドアシーンへ気軽に持ち運べるのが最大の魅力。

収納ボックスやバックパックの隙間にすっと収まるサイズ感は、荷物を少しでも減らしたい人にもおすすめできます。
細口ノズルで湯量調節も簡単!

ドリップコーヒーを美味しく淹れる上で、湯量のコントロールは非常に重要です。

その点「ゼブラン ノマド ドリップケトル」は、コーヒーを美味しくドリップするための細口ノズルを採用しているため、お湯を注ぐ速度や量を細かく調整することができ、初心者の方でも安定した抽出が可能です。

狙った場所に的確にお湯を注ぐことができるため、コーヒー豆の風味を最大限に引き出し、ムラなく抽出することができます。キャンプの朝、丁寧にハンドドリップで淹れたコーヒーを味わう時間は、きっと忘れられない思い出になるはず。
内側のメモリで湯量管理が格段にスムーズに

「ゼブラン ノマド ドリップケトル」は、細部に至るまで使い手の利便性を追求した機能が満載。中でも、私が特に感心したのが、ケトル内部に刻まれた300mlのメモリです。一見するとシンプルな機能ですが、実際に使ってみると計量がとてもしやすいのです。

コーヒーを淹れる際に必要となる湯量を測るには、別途計量カップを用意して計るという手間がかかりますが、このケトルがあればその必要はありません。直接水を注ぎ入れ、内側のメモリを確認するだけで、適切な湯量を瞬時に把握できるのがポイントです。
メモリの約300mlという容量は、一人分のコーヒーにはもちろん、二人分を淹れるのにもちょうど良いサイズ感。満水容量は520mlですが、メモリは300mlまでとなっています。
直火対応で、どこでも気軽に本格ドリップ

「ゼブラン ノマド ドリップケトル」は直火に対応している点もポイントです。ガスバーナーはもちろんのこと、焚き火台の上など、さまざまな熱源で直接お湯を沸かすことができますよ。直火で沸かしたお湯で淹れるコーヒーは、まさにキャンプの醍醐味。湯気が立ち上る中で感じる、コーヒーの風味は、きっと忘れられない格別の一杯になるでしょう。
シーンを選ばない洗練されたデザイン

余計な装飾を排し、マットな質感と洗練されたロゴが特徴の「ゼブラン ノマド ドリップケトル」は、どんなシーンにも自然に溶け込むシンプルなデザインです。

自宅のキッチンに置いても、おしゃれなカフェのような雰囲気を演出してくれますし、キャンプサイトの自然な景観を損なうことなく、むしろその場に馴染むデザインは、使うたびに愛着が湧くことでしょう。機能性だけでなく、デザイン性にもこだわりたい方にぴったりの逸品です。
こんな人に「ゼブラン ノマド ドリップケトル」は最適、こんな人には不向きかも…

ゼブラン ノマド ドリップケトルは、ハンドルが簡単に取り外せて持ち運びが非常にラクチン。まさに本格的なドリップコーヒーをアウトドアで楽しみたいという人にとって理想的なアイテムです。さっらに、お湯のコントロールがしやすい細く均一な注ぎ口は、繊細なドリップができるようになるため、お湯の注ぎやすさにこだわりたい人にも強くおすすめできます。
その一方で、実用容量が500ml(目盛りは300ml)のため、一度に淹れられる量には限りがありますので、大人数分のコーヒーを一度に淹れたい人にとっては、このケトルは不向きかもしれません…。
「ゼブラン ノマド ドリップケトル」が叶える、最高のコーヒータイムを

今回ご紹介したZebrang(ゼブラン)の「ゼブラン ノマド ドリップケトル」は、ハンドルが取り外せる画期的な設計により、驚くほどコンパクトに収納でき、どこへでも手軽に持ち運べるのが最大の魅力。その携帯性と機能性で、コーヒータイムを格段に向上させるアイテムと言えるでしょう。場所を選ばずに“いつもの一杯”を追求したいコーヒー好きの人は、ぜひチェックしてみてください。