登山とは違う?トレッキングでの山とコーヒーの楽しみ方

登山とは違う?トレッキングでの山とコーヒーの楽しみ方

山頂で壮大な景色を眺めながら豆を挽いて、熱々のホットコーヒーを飲む…そんなシーンに憧れを抱いたことはありませんか?

大自然に囲まれながら飲むホットコーヒーは、一段とおいしいことでしょう。一方で、「山登りさえしんどいのに豆を挽いて飲むって、なんだかハードルが高そう」と思っている人も多いかもしれません。

そこでおすすめなのがトレッキングでのコーヒータイムです。今回はトレッキングと登山の違いや、山でコーヒーを入れて楽しむ方法を紹介します。

トレッキングとは

トレッキングと聞くと、登山と同じ様なイメージを持つかもしれませんが、この2つは目的が違うアクティビティです。

まずはトレッキングについて詳しくお伝えします。

登山との違い
登山は山頂を目指すことを目的としたアクティビティです。一方、トレッキングの場合は歩きながら山の景色や自然を楽しむことを目的としています。ですから、「絶対に頂上を目指さなければ!」と意気込む必要はありません。

登山のように難所を通ることはなく、どちらかというとゆるく楽しめるアクティビティです。登山に比べ難易度も低いといえるでしょう。

服装について
トレッキングは登山よりも楽に感じますが、山登りをすることに変わりはないため、服装選びは手を抜かないようにしましょう。

トレッキングをする際の服装として、ポイントとなるのが「重ね着をすること」です。山の天気は変わりやすく、登っていくにつれ気温が下がっていきます。

また、長時間歩いていると汗をかくこともあるため、服を脱いだり着たりして体温調整する必要があります。基本的には、下着、中間着、上着といったように3層で重ね着するのがおすすめです。

下着はポリエステル素材など汗を吸収しやすく速乾性に優れたのものが良いでしょう。中間着はシャツなど着脱しやすいもの、上着は防水性があるものを選ぶことで急な雨にも対応できます。

加えて、パンツは伸縮性のある動きやすいものを選びましょう。

トレッキングで楽しむコーヒーアイテム

トレッキングで楽しむコーヒーアイテム

トレッキングでコーヒーを楽しむためには事前準備として何を用意すれば良いでしょうか。ここでは必要なコーヒーのアイテムを紹介します。

必要なアイテム

・コーヒー豆
・コーヒーミル
・ペーパーフィルター
・ドリッパー
・マグカップ
・水筒

~お湯を沸かす場合に必要なアイテム~
・ケトル
・ガスバーナー
・ガスボンベ

コーヒーミルとは、豆を挽く時に使う道具です。ミルの中にコーヒー豆を入れて挽くことで、粉状になります。ドリッパーやペーパーフィルターは挽いたコーヒーを抽出する時に使います。

お手軽にコーヒーを入れたい場合は水筒にお湯を入れて持って行けばOKですが、お湯を沸かすところから始めたい人は、追加のアイテムとしてケトルやガスバーナー、ガスボンベなどが必要となります。

コーヒー豆の持ち運びは密閉容器で
せっかく自然の中でコーヒーを飲むなら、お気に入りのコーヒー豆を持参したいですよね。しかし、持ち運びには注意が必要です。

コーヒーの味が落ちる原因のひとつに、豆が空気に触れて酸化してしまうことが関係しています。そのため、コーヒー豆を持ち歩く時は、必ず密閉容器に入れるようにしましょう。

できるだけ荷物を減らしたい人は、ジッパー付きの密閉できる保存袋に入れるのもおすすめです。

トレッキングでのコーヒーの入れ方

トレッキングでのコーヒーの入れ方

トレッキングを楽しみながら山で入れたてのコーヒーを味わう、それこそちょっとした非日常を体験できる瞬間ではないでしょうか。

山でコーヒーを飲む方法には、自販機でコーヒーを買ったり、自宅で入れたコーヒーを水筒に入れて持って行ったりする方法があります。

あるいは、インスタントコーヒーやドリップバッグを持参して、お湯を注げば簡単にコーヒーを飲めるでしょう。

しかし、せっかく山で飲むなら、やはりコーヒーミルを使って豆をゴリゴリ挽いて、ドリップした熱々のコーヒーを飲むのが最高ですよね。

達成感のある登山をした後だからこそ、美味しいコーヒーを飲めるように準備してみるのはいかかでしょうか。

では、実際に山でコーヒーミルを使ってドリップして飲むコーヒーの入れ方を見ていきましょう。

お湯を準備する
まずはお湯を準備します。お湯は水筒に入れて自宅から持って来ることも可能ですが、お湯を沸かすところから楽しみたい人は、ケトルに水を入れガスバーナーで温めていきましょう。

お湯がゴボゴボと沸騰し始めたら火を止めます。表面の泡が静まった95℃くらいがコーヒーを入れるには適した温度です。しかし、山での温度管理は大変なため、あまり神経質にならなくても良いでしょう。

ミルでコーヒー豆を挽く
コーヒー豆をミルに入れます。カップ1杯分の目安は10~13gです。豆を入れたら蓋を閉めて豆の粒度を調整し、焦らずゆっくりとハンドルを回していきます。

ミルの種類にもよりますが、ダイヤルで粒度を調整できるものが多数です。ここで豆を挽く際のポイントですが、「中細挽き」に調整するのがおすすめです。

中細挽きはペーパードリップで抽出する際に、最も適していると言われています。目安としてはグラニュー糖ほどの細かさです。

また、ゆっくりハンドルを回す理由は、急いで回すとコーヒーに熱が加わって味が落ちてしまうことがあるからです。

豆を挽くゴリゴリという音を聞きながら、ゆっくりと景色を楽しむのもまた優雅な時間ではないでしょうか。

ペーパーフィルターをセットする
コーヒー豆は挽けたら、ペーパーフィルターを折り、ドリッパーにセットします。

ドリッパーとペーパーフィルターの隙間をできるだけ無くすことで、コーヒーが抽出されやすくなるため、軽くペーパーを押さえつけるようにしてセットしましょう。

コーヒーを抽出する
マグカップの上に、フィルターをセットしたドリッパーを設置します。そしてコーヒーの粉を入れ、ドリッパーを軽く揺すって粉の表面を平らにしましょう。そうすることで、コーヒーにお湯がまんべんなく注ぎやすくなります。

そしてお湯をゆっくり細く、「の」の字を描くようなイメージで注いでいきます。お湯を全体に注いだら、一旦20秒ほど待ちます。これが蒸らしの時間です。

水面が上から3分の1程度減ったら、再びお湯を「の」の字を描くように注ぎましょう。これを3回程くり返します。

ちなみにお湯の目安量は80cc→40cc→20ccですが、きっちり入れるのは難しいため意識する程度で覚えておきましょう。

大自然に囲まれながら優雅なコーヒータイムを

山でコーヒーを楽しんでみたい人は、ハードな登山ではなく、比較的イージーなトレッキングならば挑戦できるのではないでしょうか。

山の自然に触れ合いながらウォーキングをして、疲れたらちょっとひと息ついてコーヒータイム…そんな素敵な休日も叶えられますよ。

コーヒー豆を挽きながら、大自然の中でこもれびや風を感じるのも、充実した時間となるでしょう。

ぜひ、今回紹介したコーヒーの入れ方を参考に、トレッキングで山の景色とおいしいコーヒーを堪能してみてはいかがでしょうか。

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コーヒーステーション編集者
自分ではなかなか難しいコーヒー選びをサポートすること。コーヒー器具の開発、販売を手がける株式会社ハリオ商事自ら、コーヒーの淹れ方やコーヒー豆の選び方などを発信しています。

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