アイスコーヒーがより美味しく感じる季節。皆さんはお家でもアイスコーヒーを淹れたりしますか?ホットコーヒーなら淹れ慣れているけど、アイスコーヒーは淹れたことがない人も意外と多いはず。いざ淹れてみると、薄くなってしまったりして自分が納得するアイスコーヒーが淹れられずにいる、なんて声もよく耳にします。
今回は、アイスコーヒーを淹れる時にやってしまいがちな過ちを3つご紹介します。ありがちな失敗である「薄いアイスコーヒー」にならない、アイスコーヒーの淹れ方も合わせてご紹介するので、是非試してみてくださいね。今回は一般的な抽出方法であるハンドドリップを想定した内容になっています。それでは、やってしまいがちな過ちの1つ目からご紹介します。
① ホットコーヒーと同じレシピ
意外と多いのがこの過ち。さほど変わらないだろうと大雑把にレシピを組んでアイスコーヒーを淹れてしまっている人も多いです。ホットコーヒーのレシピは美味しいホットコーヒーを淹れるためのレシピであって、美味しいアイスコーヒーを淹れるためのレシピではありません。
アイスコーヒーのレシピは様々で、コーヒー豆の産地や焙煎方法、抽出方法によってもさらに違ってくるので、一概にこれというレシピはご紹介できません。ですが、一般的にホットコーヒーのレシピと比べて、コーヒーの粉の量は多めで、湯量は少なめという認識になります。
筆者は湯量100mlに対して8gでアイスコーヒーを淹れることが多いです。もし良かったら参考にしてみてください。このレシピを基準にして粉を少なめにしてみたり、湯量を変えてみたりして、自分の好みを探してみるのもオススメです。2つ目のやってしまいがちな過ちはこちら。
② 浅煎りの豆を選ぶ
これは決して過ちではありませんが、浅煎りの豆でアイスコーヒー を淹れるのは完璧なレシピと、多少のスキルが必要になってきます。もちろん、浅煎りでも全く問題はありません。浅煎りの豆の場合は酸味が強く出る傾向にあるので、アイスコーヒーで淹れるとホットコーヒーよりも酸味が増すかもしれません。
酸味のあるコーヒーが好きな方は浅煎りでも問題ないでしょう。ですが、浅煎りのアイスコーヒーを飲み慣れていない人は、薄い味だと思ってしまう可能性もあります。特にこだわりがなければ、オススメの「深煎り」の豆を使ってみてください。深煎りを使うことでコクと苦味のある濃度感の高い味わいのコーヒーを抽出することができますよ。
挽き目も深煎りのときは「中挽き」にしてみてください。挽き目を中挽きにすることで、抽出したときの味わいのバラつきを抑えることができます。濃度感もバランスの取れたものになるのでオススメです。まずは無難に深煎りの豆でアイスコーヒー を淹れるようにしましょう。最後の3つ目の過ちはこちら。
③ 水出しコーヒーを知らない
皆さんは水出しコーヒーをご存知ですか?別名、コールドブリューやダッチコーヒーとも言います。水出しコーヒーとは、言葉通り水で抽出するコーヒーのことです。 お湯で入れる定番のコーヒーとは異なり、苦味やえぐみが出にくく、まろやかな飲み口になるのが特徴になります。
今回はハンドドリップを想定した内容でアイスコーヒー について語ってきましたが、ハンドドリップよりも簡単に、そしてスキルが全くいらないアイスコーヒー の抽出方法がこの水出しコーヒーの抽出方法になります。レシピをしっかりと守れば、薄いアイスコーヒーになってしまう可能性はゼロになるので非常にオススメです。
水出しコーヒーを作るのに必要なものはコーヒー豆、水、容器の3点だけ。この手軽さもオススメポイントです。コーヒー豆や容器は家庭にあるものでも十分なので、気軽に始めることができます。作り方もとってもシンプルで、豆100g、水1Lを容器に入れて8時間冷蔵庫で置いておくだけ。誰でも簡単にできて美味しいアイスコーヒーが味わえるので、是非試してみてくださいね。
最後に
いかがだったでしょうか。今回は淹れたアイスコーヒーが薄いと感じた人に向けて、やってしまっているであろう過ちを3つご紹介しました。最後の水出しコーヒーは、美味しいアイスコーヒーを簡単に楽しみたい人にオススメ。
ですが、美味しさだけではなく、コーヒーを淹れる過程も楽しみたい人やコーヒーを淹れるスキルを上達させたい人は、ハンドドリップでアイスコーヒー を淹れることをオススメします。ハンドドリップのアイスコーヒーと水出しのアイスコーヒー は味わいも違うので、両方やって楽しむのもいいかもしれませんね。是非今年の夏から試して、充実したコーヒーライフを楽しんでくださいね。
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