コーヒーミルの手動・電動で何が違う?コーヒーミルの選び方とおすすめを紹介

※本記事は2021年11月29日に公開された記事を再編集して掲載しています。

コーヒーミルの手動・電動で何が違う?コーヒーミルの選び方は

とどまることのないドリップコーヒーの人気に合わせ、さまざまなコーヒー道具への注目も高まっています。

新しいコーヒー道具の開発も進んでいるようで、よりおいしいコーヒーを楽しめる環境がさらに整っていくことは、コーヒーファンにとって嬉しいことですね。

今回は、その中でもコーヒー豆を挽く道具であるコーヒーミルを選ぶために知っておきたい、電動コーヒーミルと手動コーヒーミルの違いや、それぞれのメリット・デメリットを解説します。最後にはおすすめのコーヒーミルも紹介します。

コーヒーミルの種類は?

自宅でドリップコーヒーを飲みたい時、ローストしたコーヒー豆またはコーヒー粉を買いますよね。

コーヒー専門店やカフェなどでは、気に入ったコーヒーを販売してくれるところもあり、自宅にコーヒーミルがなければ、その場で挽いてもらうこともできたりするので、コーヒーミルに種類があると言われてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。

選ぶ際にこの二つの種類を把握しておくと良いですよ!

① 手動 or 電動

手動のミルは、豆を挽く時間も含め、ゆっくりとコーヒーを入れるための時間を楽しみたい人におすすめです。

一方、電動のミルは、手で挽く手間や時間を取りにくい人、大人数でコーヒーを入れて飲むことが多い人などに向いているとも言えます。普段自分がどのような状況でコーヒーを入れて飲んでいるかを基準にすると、どちらが合っているのか選びやすくなるでしょう。

電動を使うメリットと注意点

電動を使うメリットと注意点

電気や電池の力で動く電動式コーヒーミルのメリットは、何と言ってもスイッチ一つで手軽にコーヒー豆を挽ける点でしょう。

コーヒーを飲む人が多い家庭ではコーヒー豆を挽く量も多いですが、電動なら一度に沢山の豆を挽くことも容易であるため、忙しい朝でも時間をかけず挽きたての豆でおいしいコーヒーを入れられます。

また、粉の粒度を細かく設定できる、機械の均一な力で豆を挽くため挽きムラが生じにくいというメリットもあります。

これは、コーヒー豆の再現性が高いとも言い換えられ、安定した味でコーヒーを楽しみやすくなるというメリットにもつながるでしょう。

デメリットとして挙げられるのは、電気の場合コンセントを必要とするため、使用場所が限られるということ、また、場所を取る、コードが邪魔になるということなどです。

場所を取るのは、それぞれのコーヒーミル自体による差も大きいことから、コーヒーを挽ける量とコーヒーミルの大きさに注意したり、コードの収納性が高いデザインを選んだりすると良いかもしれませんね。

そして、最近では充電タイプの持ち運びできる電動コーヒーミルも出てきています。

これからは電動コーヒーミルを使うとしても、必ずしもコンセントの近くでなければならないということではなさそうですよ。蓄電池タイプなら繰り返して使うことができ、アウトドアなど野外でコーヒーを入れる時にも役立つことになりそうですね。

どこでもできる!手挽きコーヒーミルのメリット・デメリット

どこでもできる!手挽きコーヒーミルのメリット・デメリット

手動の手挽きコーヒーミルの良い点は、コンパクトなものも多くどこでも好きなところへ持ち運んで豆を挽けることでしょう。

室内・屋外を問わず使えるため、自宅でコーヒーを入れるのにも、キャンプなどアウトドアでドリップコーヒーを楽しむためにも、1台持っていれば十分に活躍してくれますよ。

電動コーヒーミルと比較すると、どうしても時間や労力がかかってしまいますが、豆を挽いている間の独特な感触や音、またその時間自体を好み、メリットとして捉えているコーヒー愛好家も少なくないようです。

また、電動タイプは安全上の設計で蓋をした状態で使用しますが、手動のコーヒーミルの中には、蓋がないタイプもあります。香りを蓋で閉じ込めないので、豆を挽く間中コーヒーの良い香りを楽しめますよ。

レトロなデザインのものなどは、インテリアのように飾っておくとおしゃれな雰囲気になり、素敵な空間作りに利用することもできそうですね。

対するデメリットは、やはり多少力がいることと、時間がかかることです。そのため、一度に多くの量を挽くことが難しくなります。

ただし、ゆっくり挽くことで風味豊かな挽き粉に仕上がる、というメリットもあることから、手動コーヒーミルのメリット・デメリットは表裏一体と言えるのかもしれませんね。

コーヒーミルを使って、さらにおいしいコーヒーを

 

② セラミック刃 or ステンレス刃

セラミック刃のメリットと注意点

セラミック刃のメリットは以下の通りです。特に、価格についてはステンレスと大きく差がでるポイントでしょう。

  • 安価
  • 豆に金属臭がつかない
  • 水洗いが可能

注意点としては、微粉が出やすく、切れ味がステンレスよりは劣るということです。

ステンレス刃のメリットと注意点

一方でステンレス刃のメリットを確認してみましょう

  • 挽き心地が良く、力が要らない
  • 微粉が少ない
  • 粒度が均一

注意点としては、ステンレス刃はセラミックに比べて価格相場が高いことでしょう。

【コーヒーミルの選び方】手動?電動?セラミック?ステンレス?

ざっくり選ぶ傾向を見てみると、初心者ならセラミック、玄人はステンレスを選ぶという方が多いでしょう。ステンレス刃のものは扱いが難しい分、均一にコーヒー豆を挽くことができ、また挽き心地も抜群です。価格による違いをより感じることになるでしょう。

手動か電動かについては、好みとコーヒーを飲む頻度で選ぶと良いでしょう。

手動には手動の良さもありますが、コーヒーを飲む頻度が毎朝でそんなに時間もかけられない!という場合はやはり電動がおすすめです。自分のライフスタイルや優先順位に合わせて、手動か電動かは選んでみましょう。

コーヒーミルを使って、さらにおいしいコーヒーを

コーヒーミルには「電動」と「手動」があります。

手動コーヒーミルは、豆を挽くのに労力と手間がかかるため、少量をゆっくり挽くのに向いています。

電動コーヒーミルは、短時間で多くの粉を挽けるため、挽きたての豆を使ったコーヒーをより手軽に楽しめます。

コーヒーを飲む人数やシチュエーションに合わせて、自分にピッタリなコーヒーミルが見つかると良いですね。

▼コーヒーミルを探す

https://shop.hariocorp.co.jp/collections/grinder?filter.v.availability=1&page=1&sort_by=manual






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コーヒーステーション編集者
自分ではなかなか難しいコーヒー選びをサポートすること。コーヒー器具の開発、販売を手がける株式会社ハリオ商事自ら、コーヒーの淹れ方やコーヒー豆の選び方などを発信しています。

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