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読者が感じた「コーヒーを通してありがとうが生まれたエピソード」発表!

あけましておめでとうございます!2024年になってから、初コーヒーはお楽しみいただけましたでしょうか♪


コーヒーステーションでは昨秋より、読者様参加型企画として「コーヒーを通してありがとうが生まれた」エピソードを募集しました!たくさんのご参加ありがとうございました!本日はそちらの結果発表をしていこうと思います!


コーヒーを片手に心温まるほっこりタイムをお過ごしくださいませ~☕

初めて言えた『あーと』

■ペンネーム:アイス さん

少し飲み残していたアイスコーヒーを机の上に置いたままにしていた。

少し目を離した隙に、1才の娘がコップを倒してしまっていた。

机には少し溢れたアイスコーヒー。

やっちまったぜ〜と思いながらテーブルを拭いていると『あーと』と娘が初めて言ってくれた。

今まで『どうぞ』は言えていたけど、『あーと』はなかなか言ってくれなかった。

このタイミングで初めて『あーと』。イライラも吹っ飛んだよ。

残業の日々でつらかった時に

■ペンネーム:さりこ さん

仕事が繁忙期のため夜遅くまで毎日残業をしていた時。

当時の私は育休から復帰したばかりということもあり、育児もしなくてはならないのに仕事も日々溜まっていくばかり。

ある日、いくら残業しても終わらない仕事量に限界が来てしまい、残業をしている時に上司に仕事量が多すぎることを訴えました。

仕事が終わらない焦りや、家庭と両立できていない現状に対する罪悪感などいろんな感情が込みあがり、涙が出てきてしまったので一旦お手洗いに駆け込みました。

お手洗いでひとしきり泣いた後、自席に戻ると机の上に一本の缶コーヒー。どうやら同僚が帰る時に私の机の上に置いていってくれたようでした。

自販機で買ったばかりなのか缶は温かく、そのコーヒーの温かさが心に沁みました。

同僚は私がずっと頑張っているのを見てくれていたので、優しい心遣いにありがとうと感謝の気持ちが込み上げました。

■リハビリのコーヒー

■ペンネーム:ちょろまつ さん

滅多に風邪も引かず丈夫が取り柄だった私が、突然職場の階段から転落し救急で運ばれ、頭と肘を骨折。

肘は入院手術となり、退院後も家事はおろか自分のことすらできない日々。

術後1か月が過ぎ、リハビリがてら簡単な家事から再開。

コーヒーメーカーに豆をセットし夫と息子と自分、3人分のコーヒーを淹れる。

これまで当たり前にやっていたことなのに、私が淹れた久々のコーヒーに、よく頑張ったねー偉いねー

と夫はからかい半分に褒め、最後にありがとうと言った。

怪我以来ずっと全ての家事をやってくれている夫からお礼を言われるなんて。

また早く元気な自分に戻ろうと思えた出来事だった。

最後に

採用された皆様には『Amazonギフト券1000円分』を贈呈いたします。おめでとうございます!

嬉しい気持ち・・・

ワクワクする気持ち・・・

シュンとする気持ち・・・

人の数だけ感情があると思いますが、優しい気持ちになれた時にコーヒーが傍にいてくれたことはかけがえのない記憶としてふとした瞬間に呼び覚ましてくれることでしょう!

今後も読者様にお楽しみいただける企画をしていきますので是非またご参加くださいね♪


6小説家“未上タニ氏”による「コーヒーを通してありがとうが生まれた」にまつわる小説も更新しております。三作続けてお楽しみください~☕


■未上夕二(みかみ・ゆうじ)氏について

小説家、鍼灸師

1973年、大阪府生まれ。駒澤大学文学部英米文学科卒業。2014年に『心中おサトリ申し上げます』で第5回野性時代フロンティア文学賞受賞し、デビュー。会社員を経て、鍼灸師となり、鍼灸治療院を経営。著書に『お役に立ちます! 二級建築士 楠さくらのハッピーリフォーム』『鍼灸日和』がある。


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