皆さんは、ブラックコーヒーをアレンジして楽しむことはありますか?
代表的なアレンジで云うと、バターを入れてみたり、バニラアイスをのっけてみたり、中にはあんこを入れて楽しむひともいるようです。様々なアレンジがある中で、今再注目されているのがブラックコーヒーとハチミツの組み合わせです。
最近では、大手のコーヒーチェーン店がぞくぞくとはちみつを使用したコーヒードリンクを発売したり、ダイエットしている方や健康思考の方が砂糖の代わりにハチミツを入れるなど、コーヒーとハチミツの組み合わせが世間的にもなじみ深いものになってきているのです。
つまり、近年のコーヒーブームや健康が気になる方が増えていることもあって再注目されているようです。
今回は、健康や美容にも良いコーヒーとハチミツの関係性についてご紹介します。ハチミツを入れたコーヒーの具体的な効用や、作り方までを詳しくご紹介します。
「はちみつコーヒー」とは
世間ではハチミツにコーヒーを入れたドリンクのことを「はちみつコーヒー」と呼ぶようです。従来、ブラックコーヒーに砂糖を入れて甘味を足すのが主流でしたが、最近では、はちみつをいれる方も増えています。
「コーヒーにハチミツ?」と思われる方もいるかもしれませんが、ブラックコーヒーにハチミツを入れて楽しむ飲み方は昔から存在していました。
スペインでは、コーヒーにハチミツとミルクを入れた「カフェ・コンレーチェ」という飲み物があり、昔からコーヒーにハチミツを入れて楽しむ文化があったと云われています。
ハチミツとコーヒーの関係性と効用
「ダイエットをしていてできるだけカロリーを抑えたい…」なんてことがありますよね。ダイエット期間にコーヒーを甘くしたい場合、砂糖ではなくハチミツに変えることでかなりカロリーを抑えることができます。
ハチミツは砂糖の80%のカロリーなのですが、甘さは砂糖の5倍近くあります。そのために、少ないハチミツの量でコーヒーを甘くすることができるので、結果として砂糖よりもはちみつを入れた方がダイエットには効果的になります。
また、はちみつコーヒーは、栄養分が豊富、砂糖は糖分が豊富ですが他の栄養素はほとんどありません。一方で、ハチミツにはビタミン、カルシウム、鉄分といった27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールなど150を超える成分が含まれています。 そのためにハチミツをコーヒーに入れることで普段よりも多くの栄養分をとることができるというメリットがあります。
コーヒーにはもともと脂肪燃焼効果やむくみ、シミの予防効果などがあります。一方でハチミツもビタミンやミネラルを豊富に含んでおり、ニキビ予防、アンチエイジング効果、肌の乾燥を防ぐ保湿力などがあります。
このようにコーヒーにもハチミツにも美容効果があります。そのため、ハチミツをコーヒーに入れて飲むことで美容に対して相乗効果を期待することができるのです。
また、ハチミツコーヒーは病気予防に効果的だと云われています。
ハチミツには150を超える栄養素が含まれていて、コーヒーにも健康に好影響を与える成分がいくつか含まれています。そのために胃がんの予防、胃潰瘍の治療、風邪への効果などがあると言われています。疲労回復効果も期待できるので体調を整えたい方もコーヒーにハチミツを入れてみてくださいね。
参考:はちみつとコーヒーの組み合わせは?美味しい飲み方と効能について | はちみつ屋松治郎の店舗ブログ
はちみつコーヒーの作り方
最後に、はちみつコーヒーの作り方を紹介します。作り方はシンプルで、必要な材料はコーヒーとホットミルクとハチミツのみ。作り方の手順は、ホットコーヒーにホットミルクを半分ずつくらい入れて、そこにハチミツを入れてよくかき混ぜれば完成です。
もちろん、ホットミルクを入れずにハチミツのみを入れても良いのですが、それだとコーヒーの個性によってはハチミツとうまく馴染まない可能性があるので、ミルクを入れた方が安定して美味しくまとまります。また、使用するコーヒー豆は深煎りで濃い味の方が、ハチミツの味わいにも負けず、まとまりやすいのでおすすめです。
このようにハチミツとコーヒーは相性抜群で、ミルクを入れることで更に美味しく飲むことができます。それに加え、健康的にも良いので興味がある方はぜひ試してみてください。