コーヒーは好きですか?
コーヒーはよく飲むし色々な種類があるのも知っているけど、つい、いつもと同じコーヒー選んでしまいがちですよね。
今、街中を見れば豆を購入できる店舗もだいぶ増え、ネットを開けばコーヒー豆の通信販売まであります。世界中の美味しいコーヒーが選び放題の状態です。
いつもと同じコーヒーを少し卒業して色々なコーヒーをに見比べる事により、もっと自分に合ったコーヒーを探してみてはいかがでしょうか?
できれば同じ条件でコーヒーを淹れることをオススメします。
飲み比べで必要なことは、2種類以上のコーヒーを同じ条件で淹れて味を比べられると楽しいですし世界が広がります。
オススメは、同じコーヒー器具を2セット用意して飲み比べることです。
ハンドドリップコーヒーならば、種類も豊富でデザインも沢山ありそれほど費用がかからずに揃えられます。家族や友達に振る舞う際も重宝しますのでオススメです。
コーヒーの飲み比べのコツ!
美味しいコーヒーを探す=自分の好きなコーヒーを探すと言って間違いありません。 流行っているコーヒーが美味しいコーヒーではなく、コーヒーは趣向品なので、自分好みのコーヒーを探しましょう。 酸味が好きなのかコクや苦味がある方が好きなのか、自分はどんなコーヒーが好きなのか知る必要があります。
コーヒーの味の決め手は大きく3つあります。
- ① 焙煎具合(ロースト具合)
- ② テイスト(風味)
- ③ 産地(原産国)
- ① 焙煎具合は味の決め手!
- ② 好みのテイスト(風味)を見つける
- ③ 産地(原産国)
- ブラジル:酸味と苦味のバランスが素晴らしい
- コロンビア:芳醇香りと甘みと南国らしい果実感
- エチオピア:果実味溢れる甘みとフルーティーな香り
- グアテマラ:フルーティーな果物を思わせる強い酸味と、花のような芳しい香り
- インドネシアインドネシア: 深いコクと苦味がありながら独特な甘味も感じる
好みの焙煎具合 ロースト具合を見つけてみましょう。
コーヒー焙煎には、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3段階ですが、さらに細分化した“8段階”の焙煎度合いが基本となります。流石に8種類から選ぶとなると最初は難しいので、お気に入りのコーヒー豆屋を探すことをオススメします。店舗ごとにこだわりがあり苦味を楽しむような考えであったり、酸味を強く押し出していく店舗もあったりします。
色々相談できる店舗を見つけると珈琲ライフがより楽しくなります。
コーヒーの味の表現方法は沢山ありますが、イメージを共有するために、フレーバーホイールと呼ばれる共通言語を使用することもあります。
でもまず自分なりの表現を見つめることから、始めることをオススメします。個人的に好きなように表現した方が楽しいと思いますが、ある程度の表現は決めたほうが飲み比べるときに便利です。
例えば、
オレンジやベリーのような酸味
ビターチョコのようなコクと苦味
このように例えると比較しやすく楽しいです。
好きな豆の産地を見つけることで、自分好みのコーヒーを手軽に見つけることができます。コーヒー豆の生産地によっては、味、風味などは全く違ってきます。コーヒー豆の産地の特徴を予め知っておくことで、自分好みのコーヒーを探す作業時間を圧倒的に少なくすることができます。
代表的な原産国と特徴
自分の好みが分かるかもしれない。飲み比べにオススメなコーヒー!
それでは実際に飲み比べてほしいコーヒー豆をご紹介します。
- ① ブラジル 中煎り ✖️ エチオピア 浅煎り 好みがハッキリと分かれる飲み比べです。ブラジルのコクと苦味と酸味のバランスの良さと、エチオピアの果実のような酸味と芳醇な香り。とても分かりやすい飲み比べとも言えます。ハッキリさせるには最高の飲み比べだと思います。
- ② グアテマラ浅煎り ✖️ コロンビア浅煎り お互いフルーティーな果実味溢れる酸味が特徴の飲み比べです。グアテマラの最大の特徴の香りと酸味、コク、甘味のバランスの良さと、コロンビアの芳醇な甘味とコクと酸味の最高のバランスの良さ。両者ともバランスの良さが売りです。少し上級者向けの飲み比べですが、ぜひチャレンジしてみてください。
- ③ インドネシア深煎り ✖️ ブラジル深煎り お互い深煎りにした時にコクと共に感じる甘味の飲み比べです。ブラジル深煎りの特徴でもあるビターチョコのようなコクと甘味と、インドネシアの独特なアーシーと表現される苦味と甘味。これも分かりやすい部類に入る飲み比べです。どちらのコクと苦味、甘味が好きか。今の季節にアイスコーヒーでの飲み比べも楽しいと思います。
最後に
今回はコーヒーの飲み比べについて書いてみました。
コーヒはハマればハマるほど奥が深い世界です。ここに挙げた内容は、ほんのごく一部でしかありません。
この機会に是非、自分好みのコーヒーを探してみてはいかがでしょうか。