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コーヒーとの相性は重要!マリアージュやフードペアリングとは?

コーヒーとの相性は重要!マリアージュやフードペアリングとは?

マリアージュと聞くと、食べ物とワインのマッチングを想像します。

結婚という意味のマリアージュは、ロマンティックなひと時を過ごすときの大切な引き立て役のようなイメージですが、ワインだけでなくコーヒーにもマリアージュはあります。

今回は、コーヒーと相性が良い食材や効果なども併せてマリアージュやペアリングについて解説します。

マリアージュとは?

マリアージュとは、フランス語で「結婚」や「婚姻」「組み合わせ」などの意味を持つ言葉ですが、日本では、ワインの世界でよく耳にします。

例えば「このワインと料理のマリアージュは最高だ」などと使いますが、この言葉の意味は、「ワインと食材や料理の相性が素晴らしい」「うまくお互いが引き立て合っている」になります。

フードペアリングとは?

マリアージュと似た言葉に「ペアリング」があります。

マリアージュとペアリングは混同されがちですが、ペアリングは料理と飲み物を合わせることで、マリアージュは組み合わせた料理によってさらに美味しさを引き出すことです。

つまり、フードペアリングした結果がマリアージュになると考えると良いでしょう。

コーヒーとのおすすめペアリング

コーヒーとのおすすめペアリングは?

ペアリングやマリアージュは何もワインだけに使われることではありません。

コーヒーや日本酒にもペアリングやマリアージュは存在します。

では、どんなコーヒーとフードをペアリングするとマリアージュになるのでしょうか。

酸味が強くはっきりとした風味のコーヒー
例えば、南米のコーヒーは、酸味が強くはっきりとした風味を感じることができます。

そんなコーヒーには、程よい甘さとまろやかさのあるプレーンクッキーやビスケット、パウンドケーキなどの焼き菓子がマッチします。ちょっと一息つきたいときにおすすめの取り合わせです。

また、コーヒーの酸味やコクを引き立てたいのであれば、ナッツ類がおすすめ。特に塩や砂糖をまぶしていない素焼きタイプは、コーヒーとナッツの味をしっかりと感じることができるでしょう。

他にも、スコーンやパンにも合わせやすいので、朝食などのシーンでも楽しめます。

重厚感と苦みのあるコーヒー
どっしりとした重厚感と苦みが特徴のコーヒーに、スマトラやジャワなどがあります。

これらの独特な重厚感や風味のコーヒーに合わせるのは、しっかりとした甘さが感じられるクリームやコクのあるバターを使ったケーキが良いでしょう。

また、コーヒーと同じように濃厚でコクのあるチョコレートとも相性抜群なので、ガトーショコラなどもピッタリです。

意外ですが、まったりとした舌触りのコーヒーは、和菓子との相性もばっちりです。羊羹やあんこのたっぷり入ったお饅頭、かりんとうなどとコーヒーを合わせてみるとクセになるかもしれません。

華やかな香りと酸味のあるコーヒー
イエメンやエチオピアなどアフリカ産のコーヒーの特徴は、華やかな香りと酸味です。

そんなコーヒーとのペアリングにおすすめなのが、フルーツの甘みや酸味が凝縮されているドライフルーツとフレッシュフルーツ。

特に、オレンジやグレープフルーツ、マスカットなどの爽やかなフレッシュフルーツと合わせると、華やかな香りと酸味に品のある爽やかさをプラスしてくれるので、目覚めのコーヒーにピッタリの組み合わせです。

また、フルーツを使ったタルトやケーキに合わせるとお互いの味を引き立て合うでしょう。

焙煎具合で合わせてみる

コーヒーは、産地だけでなく焙煎具合でも味が大きく変わります。では、焙煎具合でペアリングする食材や食べ物はあるのでしょうか。

浅煎りのコーヒー
浅煎りのコーヒーは、酸味を強く感じるので、酸味のある食材とペアリングしてみましょう。

例えば、フルーツタルトやフレッシュフルーツなどの酸味は、軽やかな酸味のあるコーヒーとよく合います。

中煎りのコーヒー
コーヒーは、中煎りにすると程よい苦みを感じることができます。

程よい苦みには、エクレアやシュークリームなどのカスタード系スイーツやクリームたっぷりのパンケーキなどがおすすめです。

甘いクリームと程よい苦みのコーヒーが、素敵なコーヒータイムを演出してくれます。

深煎りのコーヒー
苦みが強い深煎りコーヒーには、しっかりとした味のスイーツがおすすめです。軽い感じのスイーツでは、コーヒーの味に負けてしまいます。

ビターチョコレートやねっとりとした風味を楽しめるザッハトルテなどが良いでしょう。

ペアリングをする効果とは?

コーヒーと食材を合わせることで相乗効果を得ることができます。

例えば、イチゴやキウィフルーツ、パパイヤとコーヒーを合わせると疲労回復や整腸作用が期待できます。

他にもブドウやカキ、栗、卵とのペアリングは、がん予防や老化防止が期待できるといわれています。

また、利尿作用、腎臓病の予防には、スイカやバナナがおすすめです。

他にも、生姜や唐辛子、ワサビ、ミントと合わせると血行促進に効果があるとされています。

最近、カフェなどでよく見かけるフルーツコーヒーは、美味しいだけでなく理にかなった飲み方なのかもしれません。

コーヒーとのマリアージュを楽しんでみよう!

コーヒーとのマリアージュを楽しんでみよう!

コーヒーと食材のペアリングは、酸味と酸味などの系列を合わせるだけでなく、反対の風味を合わせることで意外なマリアージュを発見することができます。

自分好みの食べ合わせとコーヒーとのマリアージュを楽しんでみるのもおすすめです。

意外な食材とのペアリングに、はまってしまうこともあるかもしれません。無限に広がるコーヒーとのペアリングを楽しんで最高のマリアージュを探してみましょう!