コーヒーにマシュマロが浮かんだ、見た目にも可愛い「マシュマロコーヒー」。あなたは飲んだことがありますか?カフェなどで見かけたことはあっても、飲んだことがないという人もいるかもしれません。
「どんな味がするの?コーヒーにマシュマロを入れたらすぐに溶けてしまうのでは?」などなど……謎な部分も多いものです。そこで今回は、マシュマロコーヒーの味や作り方、アレンジの方法について紹介します!
マシュマロコーヒーとは?
マシュマロコーヒーとは、温かいコーヒーにマシュマロを入れてアレンジした飲み物のことです。コーヒーにマシュマロを加えると一体どんな味や食感がするのでしょうか。作り方もふまえて詳しく見ていきましょう。
マシュマロコーヒーはどんな味?
マシュマロコーヒーは口当たりがまろやかで、カプチーノの泡に似たふわふわとした食感が特徴です。マシュマロはすぐに溶けて消えてしまうわけではなく、シュワシュワッと時間をかけて溶けていきます。
マシュマロが溶けていくほどにコーヒーの甘味が増していき、味の変化が楽しめるのも魅力のひとつ。基本はブラックコーヒーにマシュマロを加えるので、苦味が得意でない人は飲みやすく感じるでしょう。
もちろん、カフェラテに入れてもOKです。また、砂糖を加えても良いのですが、マシュマロそのものが甘いため、甘過ぎてしまう可能性があります。その場合は、入れるマシュマロの個数を調整すると良いでしょう。
マシュマロの原料について
マシュマロはそのまま食べるとモチモチとして弾力がありますが、コーヒーに加えるとシュワッと溶けていき、ふわふわとした食感に変わるのはなぜでしょうか。その秘密はマシュマロの原料である、メレンゲにあります。
マシュマロの原料は主に、「メレンゲ、シロップ、ゼラチン」の3つでできています。メレンゲとは卵白を泡立てたもので、マカロンやクッキーなどのお菓子作りに使用されているもの。このメレンゲにシロップで甘味を加え、ゼラチンで固めたものがマシュマロなのです。
ちなみに、たんぱく質の一種であるゼラチンにはコラーゲンが豊富に含まれています。コラーゲンはお肌にも良いことで知られていますが、マシュマロコーヒーを味わいながら美肌効果が期待できるのはうれしいですね。
マシュマロコーヒーはとっても簡単に作れる!
自宅でも気軽に作れるのがマシュマロコーヒーの良いところです。温かいブラックコーヒーにマシュマロを数個浮かべるだけで完成!コーヒーはインスタントでもドリップでもどちらでも構いません。
ただ、マシュマロの甘さをより引き立てるには、やはり深煎りが相性が良いでしょう。また、先ほどもお伝えしように、マシュマロの数が多いほど甘味が増すので、お好みで調整するのがおすすめです。
コーヒーの熱でマシュマロは自然に溶けていきますが、マシュマロのサイズによっても溶ける早さは変わります。いろいろな大きさのマシュマロで試してみるのも楽しいですね。
マシュマロコーヒーをアレンジ
ここでは、マシュマロコーヒーのアレンジ方法についてお伝えします。マシュマロの味を変えたり、ちょっとひと手間加えたりするだけで、新たな味に出会えるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
マシュマロの味を変えてみる
マシュマロコーヒーを作る際に、基本はプレーンのマシュマロを使用しますが、味の付いたマシュマロを加えることで違った味わいになります。マシュマロの味の種類には以下のようなものがあります。
【マシュマロの味の種類】
・いちご味
・コーヒー味
・紅茶味
【中にジャムやソースが入っているタイプ】
・黒ごま
・抹茶
・いちごジャム
・チョコレート
マシュマロとひと口に言っても、これだけさまざまな種類があります。中にはコーヒーとの相性を疑いたくなるものもありますが、マシュマロのクリーミーさが加わることで絶妙なおいしさが生まれるかもしれませんね。
チョコレート味や抹茶味がおすすめです。
ココアパウダーやシナモンパウダーなどをプラス
マシュマロコーヒーにココアパウダーやシナモンパウダーなどを加えるだけで、簡単にアレンジすることができます。
ココアやシナモン以外にも、バニラやキャラメル、抹茶などパウダー系も種類が豊富です。マシュマロコーヒーにパウダーをひと振りすることで、香りも楽しめますよ。
カフェで飲むようなちょっとリッチなドリンクに仕上がります。
チョコレートソースをかける
甘党の人におすすめなのが、マシュマロコーヒーにチョコレートソースをかけるアレンジ術です。
コーヒーとチョコレートは相性も抜群!そこへマシュマロのまろやかさが加わり、甘くてとろけるようなスイーツドリンクが生まれるでしょう。デザート代わりとして飲むのもおすすめですよ。
マシュマロが溶けない時
マシュマロがなかなか溶けない時は、コーヒーの温度が低い可能性があります。
コーヒーの温度が低いとマシュマロの溶け方が遅かったり、カップの底にマシュマロが中途半端に残ってしまったりすることもあるでしょう。ですから、できる限り入れたてのコーヒーで作ることをおすすめします。
また、インスタントの場合はお湯が冷めないうちに作るようにしてくださいね。
ちなみに、アイスコーヒーではマシュマロは溶けません。マシュマロコーヒー本来の味わいが楽しめないため、やはり温かいコーヒーで作るのがベストと言えるでしょう。
マシュマロコーヒーの甘さでほっとしあわせ気分に
仕事の休憩タイムや家事の合間に、温かいコーヒーを飲むと気持ちがほっとして落ち着くものです。コーヒーとマシュマロさえあれば簡単に作れる、マシュマロコーヒー。
まろやかな甘さとふわふわとした食感に包まれ、さらに疲れを癒してくれることでしょう。お店に足を運ばなくてもちょっとしたカフェ気分も味わえますよ。
ぜひ、自分好みのマシュマロコーヒーを作ってみてはいかがでしょうか。