コンテンツへスキップ

はちみつと卵とコーヒー?!世界のコーヒーやデザートコーヒーのおすすめ

はちみつと卵とコーヒー?!世界のコーヒーやデザートコーヒーのおすすめ

みなさん、こんにちは。岩田リョウコです。前回「定番コーヒーメニューの中身を知ろう!」というタイトルで、知っているようで実はよくわかっていないカフェでお馴染みのドリンクの中身を紹介しました。

今回は定番からレベルアップして、変わり種コーヒーの中身を探っていこうと思います。メニューにあっても気づいていなかったものや、これまで聞いたこともない種類など次回カフェのメニューを見るのが楽しみなものを紹介していきますね。

デザートとしても楽しめるコーヒー

友人とディナーをしたあと、カフェに寄ってもうちょっと話してから帰ろうとなることが多いんですが、そう言う時わたしは大体デザートとしても楽しめるコーヒーを選びます。前編で紹介したカフェモカなんかは一番代表的な「甘め」のコーヒーですが、今回はもう少し攻めて行きます。

デザートとしても楽しめるコーヒー

アフォガートが一番デザート寄りですね。バニラアイスがだんだんエスプレッソに溶けていって最後はバニラエスプレッソになるのが好きです。エスプレッソ・コンパナはエスプレッソの苦味を和らげてくれるホイップクリームが乗せてあります。ビチェリンは、スターバックスでお馴染み「フラペチーノ」の原型とも言える飲み物。でもオリジナルのこちらはホットでいただくものです。

お酒入りのコーヒー

コーヒーとお酒って意外と相性がいいんです。日本のカフェで出しているところは多くないかもしれませんが、バーに行けば出してくれるかも?

お酒入りのコーヒー

アイリッシュコーヒーはもっともポピュラーなお酒入りコーヒーです。コレットは好きなお酒をエスプレッソに入れるドリンクですが、イタリアでは「グラッパ」を入れることが多いみたいです。カフェロワイヤルは角砂糖にブランデーを染み込ませて火をつけます!(激しい飲み物です)それからコーヒーに溶かして飲みます。

世界のコーヒー

最後は世界の変わったコーヒーたちをご紹介します。各国いろんなコーヒーがあるんですが、おうちで簡単に自分で作れるものを3つ選びました。海外旅行に行けるようになったらその国独自のコーヒーも旅先で味わってみたいですね。

世界のコーヒー

まずオーストリアの「カイザーメレンゲ」なんですけど、黄身って衝撃ですよね。実は家で作ってみたんですけど、これ、意外や意外。なめらかでやさしい味でおいしいんです。イラストでは3層になってますけど、はちみつがしっかり溶けるようにお鍋を弱火にかけてコーヒー、黄身、はちみつをぶちこんでかき混ぜたらできあがりです。

ユンヤンの香港式ミルクティは、おなじみタピオカミルクティのミルクティです。それにコーヒーを混ぜるので、自分でも作れますね。マザグランはポルトガルの飲み物なんですが、すごくさっぱりさわやかです。夏にピッタリです。

前編・後編合わせてなんと16種類!これだけ覚えたらかなり長い間のレパートリーとして活躍してくれますよね。次からカフェでメニューを見る時、見たことないものがあったらぜひバリスタさんに思い切って聞いてみてください。絶対に丁寧に教えてくれますし、聞くと「じゃ、それ飲んでみます!」と思わず頼んじゃいますよ、たぶん。またレパートリーが増えますね!

「定番コーヒーメニューの中身を知ろう!」はこちら

【岩田リョウコ氏プロフィール】

シアトル在住中の2012年にコーヒーの基本、トリビアなどをわかりやすくイラストで説明するコーヒーサイト「I Love Coffee」を立ち上げる。月間ページビュー150万のサイトに成長。2015年にはサイトが書籍化され、Amazonランキング全米1位のベストセラーに。世界5ヵ国で翻訳出版されている。著書に『週末フィンランド ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』(大和書房)、『エンジョイ!クラフトビール 人生最高の一杯を求めて』(KADOKAWA)、『コーヒーがないと生きていけない! 毎日がちょっとだけ変わる楽しみ方』(大和書房)、『HAVE A GOOD SAUNA! 休日ふらりとサウナ旅』(いろは出版)がある。

岩田リョウコ氏プロフィール