ホリデーシーズンや会食など、美味しいご飯をついつい食べすぎてしまう機会は我々の日常に常に潜んでいる。
好きなものを食べに行ったり、誰かとテーブルを囲う時間はあっという間にすぎていくものだ。ただ最近食べ過ぎかもナァと思い、いざ鏡の前に立つと見慣れない自分の姿がうつることもしばしば。少し身体を動かさないとこのままじゃマズいぞと、運動を始めたけどアレ?効果出てる?ってときがあるだろう。コーヒー好きのみんな、運動前にコーヒーは飲んでる?もしも飲んでいないのであれば本稿を熟読すべし。コーヒー×有酸素運動の驚くべき効果について紹介していこう。
■まず知っておきたいコーヒーの効能
・聞き馴染みが多いカフェインについて
カフェインには様々な効能がある。メジャーな効能だと、目覚めをシャキッとさせる覚醒作用ある。眠気覚ましや、集中力が必要な時間帯にコーヒーは効き目抜群。仕事や勉強の合間にコーヒーを飲んだらパフォーマンスが上がったという人も多いのでは?
現在筆者もコーヒーを飲みながら本稿を執筆中である。本当に文字を書いたり、数字を見たりするときのかけがえのない相棒だ。
そして神経や筋肉を刺激し、疲労回復やリラックス効果があるのも見逃せない。つかの間の休憩時間コーヒーを飲むことで気分転換になったり、やる気が起きたりするのよね。コーヒーの香りを嗅ぐだけでもリフレッシュできるのは、気のせいではなくてコーヒーの持つ効能なわけだ。
そして本稿において着目したい点は、コーヒーを飲むと血液中の脂肪酸(皮下脂肪などに多い)を分解する作用があるということ!そして、消化を促す効果があるということだ!
さぁみんなコーヒーを飲もう!と高らかに宣言したいところではあるが、※飲み過ぎには注意。
※飲み過ぎると
コーヒーには利尿作用があり、水のようにガブガブ飲むと何度も何度もお手洗いに行くハメになってしまう。そして、覚醒作用は不眠症の原因になってしまうこともあるので要注意。消化を助ける効果があるが、これも飲み過ぎると胃酸が過剰に分泌されて、胃もたれや吐き気、肌荒れなどにつながってしまうのでほどほどにしておこう。
1日2~3杯くらいで飲むように心がければ、効能を最大限に発揮できるというわけだ。
コーヒーの効能がわかったところで、どうやってダイエットに繋げられるのかが問題だ。
■運動とコーヒーの組み合わせは最強
運動する前に約30~1時間前にコーヒーを飲んでおくと、運動しても疲れにくくなったり、脂肪を分解させる酵素を活性化させてくれたりする。集中力を高めて運動のパフォーマンスを上げたいという人にとにかくオススメだ。不注意で起きてしまうケガを未然に防ぐという点でもぜひ取り入れてほしいと思う。
これが有酸素運動との組み合わせさるとどうなるのだろうか?
■有酸素運動とコーヒーは仲良し
人間の身体は運動を開始したとき糖から脂肪へとエネルギーを消費していくのだが、有酸素運動を開始した直後では糖の消費の割合の方が多いのだ。おおまかに運動開始から20分後、脂肪を消費しはじめるのだが、コーヒーを運動前に飲んでおくとすぐに脂肪を消費しはじめる。
つまり、有酸素運動前にコーヒーを飲んでおくだけで、身体が脂肪燃焼モードに勝手に入ってくれのだ!そこから、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を取り入れるのがオススメ。ちなみドキュメンタリーで見たが、某メジャーリーガーもトレーニング前にコーヒーを1杯飲んでいる。
■まとめ
運動前に軽めの食事をとってコーヒーを飲む。コーヒーは消化を助けるから30~1時間経てば身体も動きやすい状態に!そこから有酸素運動を開始すれば脂肪燃焼スタートというわけだ。
■気をつけたいポイント
ダイエット目的であるのならばミルクや砂糖の使用は効果が薄まってしまうのでブラックコーヒーを選ぶこと。とはいえ、毎日同じコーヒーを飲み続けるのはなかなかハード。焙煎度合いや生産国での味の違いを楽しむ事も長く続けるには重要なコツと言えるだろう。おいしいブラックコーヒーを飲んでのんびりしてから運動すべし。
空腹状態からの有酸素運動も効果があるらしいが、空腹時にコーヒーを飲むと胃が荒れてしまう可能性もあるのであまりオススメはできない。ヘルシーな食事とコーヒーをうまく組み合わせることで、有酸素運動の効果を最大限に発揮しよう。
■あとがき
本稿では有酸素運動とコーヒーの有用性について紹介したが、そのほかのワークアウトでも効果は抜群だ。ぜひコーヒーをうまく活用してヘルシーライフを満喫してほしい。それではコーヒーを飲んだのでワタシは外を走ってきます。
参考文献
・国立がん研究センター
・全日本コーヒー協会