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フードジャーナリスト・お菓子缶研究家・中田ぷうが選ぶ、お茶の時間を豊かにしてくれる焼き菓子たち


読者のみなさん、こんにちは。
お菓子缶研究家でフードジャーナリストの中田ぷうです。
やっと湿度がなくなり、ひんやりとした空気が気持ちいい秋冬らしい日になってきましたね。待ちに待った、温かいお茶と焼き菓子がおいしい季節の到来です。
この秋、いちばん最初にお茶に合わせた焼き菓子は、王道の「豊島屋」の「鳩サブレー」。昔ながらの素朴なおいしさとあの歯ごたえ。牛乳に浸して食べるのもおいしいですが、お砂糖を入れないストレートの紅茶で食べるのも大好きです。

「銀座ウエスト」のドライケーキは“指名買い”


「銀座ウエスト」のドライケーキは、お茶の時間用にいつもお気に入りのものだけを“指名買い”しています(笑)。“ウエスト”の代表作である「リーフパイ」と、いちごジャムがのった「ヴィクトリア」は絶対という人は多いと思いますが、私はこの2つとコーヒーパウダーが織り込まれたハード型のパイ「パルミエ」と甘じょっぱさがたまらない「塩クッキー」が大好き! マグにたっぷりと入れたストレートティーやミルクティー、ほうじ茶と一緒にいただきます。

「デイリーヤマザキ」で見つけた、絶品ラスク


先日、コンビニエンスストアの「デイリーヤマザキ」に立ち寄った際に見つけた、「塩バターパンラスク」と「こだわりのメロンパンのラスク」。これがおいしくて大ヒット! 手軽に買えてこんなにおいしいだなんて、素敵すぎる……。ストレートティーやミルクティーに合わせていますが、コーヒーとの相性もばっちりだと思います。

かわいすぎてお茶の時間が楽しくなる……!


9月1日から販売店舗限定・数量限定で発売された、「サンリオ」×「資生堂パーラー」の「ラング ド シャ ブラン」。私が行った店舗では、「シナモロール」と「ポチャッコ」が人気とのことで、この2つを買ってきました。
中にはキャラクターの焼き印が押されたラングドシャが入っているのですが、さすが「資生堂パーラー」。おいしくて、ひと口サイズでも満足感が高いんです。間違いなく、コーヒーも紅茶も合うお菓子です。

毎年楽しみにしている、「菊廼舎」の「開運干支缶」


子どもの頃から「菊廼舎」さんの「冨貴寄」が大好きで、必ず家にひと缶ストックしています。中でも年末に出る「開運干支缶」は、縁起ものなので必ず購入。緑茶やほうじ茶はもちろんですが、ミルクをたっぷり入れたコーヒーともよく合うんです。

年末は忙しいからこそ、意識しておいしいお菓子と一緒にお茶やコーヒーを楽しむ時間を持ちたいですよね!

<執筆者>

中田ぷう

フードジャーナリスト・お菓子缶研究家。大学在学中にファッション誌にてライターデビュー。卒業後、大手出版社に勤務。その後フリーランスに。理論的ファッション本、キャンプグッズ本を手がけ、ブームの立役者となる。長年の趣味であったお菓子缶の専門書「素晴らしきお菓子缶の世界」、「もっと素晴らしきお菓子缶の世界」(ともに光文社)を刊行。来年春に新刊刊行予定。