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これさえ読めばもう安心!コーヒーフィルターによる味の違いとは!?

コーヒー器具や、抽出方法は日々進化していく、もちろんそれらすべてを試してみるのもアリ、でも一番簡単な方法でいつも飲んでいるコーヒーの味わいを劇的に変える方法があるのだ!それがフィルターを変えてみること。同じコーヒー豆でもまた違ったテイストを楽しめること間違いなし。今回は特徴もさることながら、初心者でもより効果的に使用できるようにフィルターに合ったオススメの焙煎度合いや、挽き方もお教えしよう。さてさてそれでは代表的な3種のフィルターを紹介していく。


①ペーパー

ペーパーフィルターと聞くと真っ先に思いつくのがドリップコーヒー。ペーパーを通してコーヒーを抽出するため、味がはっきりときれいに抽出される。クリアで洗練されたコーヒーを楽しみたいならほぼ一択と言って過言ではないだろう。ペーパーフィルターは実は種類が多い、竹の成分が入っていたり、漂白されていたりと色々な種類がある。お手持ちのフィルターはどんな成分が使われているのか?調べてみるのも面白いかもしれない。


〇オススメの焙煎度合い

浅~中煎り

浅煎りのコーヒーの甘酸っぱい酸味や、フルーツのようなフレーバーを楽しみたいのであればぜひオススメしたいところ。

もちろん深煎りでも存分に楽しめるゾ。


〇挽き目

ザラメより少し細かめくらい


〇注意点

もしも漂白されていないフィルターを使用するのであれば、ドリッパーにセットした後にお湯を流すことをオススメする。これはフィルター特有の紙臭さを取り除くためだ。もし、興味があればフィルターをお湯に浸けたものの匂いを嗅いでみるといいだろう。


〇オススメ器具

V60 Glass Brewing Kit

S-VGBK-02-T
¥3,300(税込)

これからコーヒーを始める人はもちろん、初めてペーパーフィルターを使う人にも使いやすい。円錐型のフィルターは、そこが深い。そのためコーヒーの味をしっかりクリアに抽出してくれる。


②金属

ドリップ以外にもフレンチプレスでも使われる金属製のフィルター。コーヒーの油分をしっかりと抽出してくれるので、コーヒーのうまみをダイレクトに感じられるのが特徴だ。ペーパーフィルターと違い、繰り返し使えるサスティナブルな点もグッド。誰でも簡単に使用できるので実は入門編としてもオススメしたいところ。個人的にはアイスコーヒーで使用するとリッチな口当たりになるので夏場は重宝している。


〇オススメの焙煎度合い

中~中深煎り

コーヒーの口当たりを楽しみながら、フレーバー感が楽しめる中煎りがオススメ。

とはいえオールラウンダーなので新しく買ったコーヒーを試すのに一度使用してみるのもいいかもしれない。


〇挽き目

ザラメくらい、もう少し粗くてもいい。

〇注意点

ペーパーと違いコーヒーの微粉を通してしまう事がある。最後の一口に粉が混じり込んでしまうのだ。フレンチプレスなど抽出方法が簡単なので、どうか許してやって欲しい。


〇オススメ器具

【真空二重マグコーヒーメーカー Zebrang】

保温性のあるマグとしてはもちろん、付属のステンレスフィルターでコーヒーを浸すだけで出来あがる。アウトドアでも、忙しい朝の時間でも、新しいコーヒーを試すのにもとっておきだ。


③ネル

その名の通りネルドリップで使用するネルフィルター。使用することで上品な口当たりと力強いフレーバー感が楽しめる。要するにパンチの効いたコーヒーになりやすいのだ。多めのコーヒー豆と、少し低めの湯温でじっくりと抽出することでこのフィルターの持ち味が発揮される。点滴のように注ぐ姿見たことがある人もいるのでは?ちなみにサイフォンや水出しコーヒーで使用されることも。


〇オススメの焙煎度合い

深~極深煎り

パワフルな味わいと、カラメルのような甘さを楽しめるので深煎りがベター。抽出方法にもよるのだが、基本的は深煎りの一点集中で使用したいところ。筆者は過去に浅煎りのコーヒーで試してみたことがあるが驚愕の味わいになってしまった。

試すのは自己責任でお願いしたい。


〇挽き目

かなり荒め、触って粒感が感じられるくらい。


〇注意点

ネルフィルター繰り返し使用できるがとにかく汚れやすい。使用したらしっかりと洗うことが大きな課題だ。コーヒーのカスや油分が残っているとそれだけで残念な味わいになってしまう。水洗い後は水をはった容器に浸し、冷蔵庫に保存。とにかく手入れが重要なので愛着を持ってお世話してあげて欲しい。


〇オススメ器具

ドリップポット・ウッドネック

DPW-1
¥3,850(税込)DPW-1
¥3,850(税込)

ネルフィルターを楽しむには、やはりこちら。奥深いネルの世界に足を踏み入れるのであればまずはこちらを持っておこう。ネルの旨さに気づいてしまうとそこから離れられなくなってしまうのでご注意を。


■あとがき

フィルターを変えるだけで味の違いが楽しめる。今回は、代表的な3種を紹介したけれど特徴を知って抽出するだけで、可能性はどんどん広がっていくのだ。お気に入りのコーヒー豆をフィルター違いで飲んでみたらまた新たな発見があるかも。身近で手に入りやすいのでぜひ楽しんでほしい。


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