朝目覚めた時や食後に楽しむコーヒーを楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。
近年の健康志向の高まりでダイエットを始めたり、フィットネスジムに通う方も増えているようです。
そんな中で、コーヒーを飲む時もカロリーに気を遣う方が増えています。砂糖やミルクを入れず、ブラックで楽しむ方が増えているということですが、コーヒーのカロリーと糖質は0じゃないことはご存知でしょうか。
そこで、今回はコーヒーのカロリーや糖質について、砂糖やミルクなどを加えた場合など、飲み方別にご紹介していきます。
ダイエットや糖質制限をしている方はぜひ参考にして、大好きなコーヒーを楽しみながら無理なく体型維持できるようにしてくださいね。
まずは、身近に買えるドリップコーヒー・インスタントコーヒー・缶コーヒーに分けて、それぞれのカロリーや糖質についてお伝えします。
■ドリップコーヒーのカロリーと糖質
豆を挽いて1杯分ドリップしたコーヒーのカロリーは約4kcalといわれています。糖質量は0.7gと僅かな量しか含まれていません。
コーヒー97%は水であるので、当然の数値かもしれませんが、低カロリーで低糖質なので、ダイエット中の方や健康に気を使っている方にはとても嬉しいですね。
■インスタントコーヒーのカロリーと糖質
様々な種類があるインスタントコーヒーですが、100gあたりのカロリーは、おおよそ288kcalといわれています。
一般的には1杯150mlあたり、約2gを使用するので1杯だと約5~6kcalという計算になります。
また、100gあたりの糖質はおおよそ56gなので、インスタントコーヒー1杯分には約1gの糖質が含まれていることになります。ドリップコーヒーと同様、インスタントコーヒーもかなり低めの値であることが分かりました。
では、最後にもっとも高そうな缶コーヒーについて。
■缶コーヒーのカロリーと糖質
乳成分入り・加糖の缶コーヒの100gあたりのカロリーは、おおよそ38kcalといわれています。そして糖質は約8gと、ドリップコーヒーやインスタントコーヒーと比べるとかなり高い値であることが分かります。
物によりますが、カロリーや糖質を抑えたい方はなるべく避けた方がいいかもしれませんね。
では、これらのコーヒーに砂糖やミルクを足した場合、どのくらい値が変化するのでしょうか。
■砂糖 のカロリーと糖質
コーヒーに入れる砂糖といっても種類は様々です。一般的にコーヒーに合うとされている砂糖をカロリー、そして糖質と共にご紹介します。
グラニュー糖・角砂糖・氷砂糖 | おおよそ387kcal | 糖質は約100g |
コーヒーシュガー | おおよそ387kcal | 糖質は約99.9g |
はちみつ | おおよそ303kcal | 糖質は約81.9g |
コーヒーに甘みは欲しいけど糖質を抑えたいという方は、はちみつを入れてコーヒーを味わうことをおすすめします。
■ミルク のカロリーと糖質
ミルクといっても豆乳やオーツなど植物性成分でできたものもあります。今回は一般的な牛乳でご紹介したいと思います。
100gあたり、おおよそ67kcal、糖質は約4.8gと高めですが、カフェオレなどの場合はこれぐらいが一般的です。砂糖を加えると10g近くの糖質摂取になりますので、糖質制限中の方には注意が必要です。
今回ご紹介しなかった植物性ミルクですが、タンパク質やビタミン、ミネラルなど、様々な栄養素が豊富に含まれているものの、カロリーや糖質は牛乳と同じくらいの数値だったりします。なので、カロリーや糖質を制限している方は、なるべくブラックコーヒーで楽しむようにしましょう。
■あとがき
同じコーヒーでも種類や飲み方によってカロリーや糖質が変動することを確認いただけたかと思います。
コーヒーをブラックで楽しむ分には、カロリーや糖質を気にする必要はなさそうですね。他の嗜好飲料と比較しても、コーヒーはかなり低カロリーです。ですが、砂糖やミルクを入れると数値がぐんと上がってしまうので、体重や体調が気になるという方は気をつけてくださいね。
砂糖やミルクを入れずにブラックで飲むと、本来の味わいや香りが十分に堪能できるのでおすすめです。
ぜひ参考にして試してみてくださいね!