普段コーヒーは粉の状態で購入しているけれど、おいしいコーヒーを飲むためには豆の状態で購入したほうがよいと聞きませんか。コーヒーは豆の状態で購入した方がよいことは確かです。しかし粉の状態でもおいしいコーヒーを長く楽しむことはできます。
この記事では、コーヒー粉の買い方や保存方法、保存先について解説しています。コーヒーを粉の状態で購入しても、おいしいコーヒーを長く楽しみたいという人は、参考にしてくださいね。
【失敗しない】コーヒー粉を購入する際に注意するポイント2選
コーヒーを粉の状態で買う際に、確認して欲しいことが2つあります。
●豆の状態
●焙煎日
コーヒー豆は粉の状態だと、酸化による劣化が進みやすくなります。粉は表面積が大きく、空気と触れやすい状況にあるからです。コーヒー豆を粉の状態で購入する際に上記の2点に注意すると、おいしいコーヒーを長く楽しめるようになりますよ。順番に解説していきますね。
コーヒー豆の状態
1つめのポイントは、コーヒー豆の状態についてです。コーヒー豆を粉で購入する際は、豆の状態で販売しているものを選びましょう。粉の状態で販売されているものは、空気との接触で劣化が進んでいる可能性があるからです。コーヒー豆を購入の直前で挽くと、劣化を遅らせることができます。豆の状態で販売されているものでも、お店によってはコーヒー豆を挽いてくれます。購入する前に店員さんに確認しましょう。
焙煎日
2つめのポイントは、焙煎日を確認することです。焙煎から日数が経っているものは、劣化が進んでいる可能性があるからです。目安として、焙煎から1~2週間がコーヒーの飲み頃といわれています。コーヒー豆を購入する際は、店員さんに焙煎日を聞いたり、パッケージで焙煎日を確認したりするようにしましょう。
【おいしさを保つ】コーヒー粉の保存方法2選
おいしさを長く保つコーヒー粉の保存方法は、大きく2つです。
●パッケージ
●密閉容器
コーヒー豆や粉は空気や熱、紫外線によって劣化が進みます。劣化が進むと、コーヒーのおいしさは減少してしまいます。上記2つのどちらかで保存すれば、コーヒーのおいしさを長く保てます。気になる人は参考にしてくださいね。順番に解説していきます。
パッケージ
1つめは、パッケージで保存する方法です。コーヒー豆や粉を購入した際に、パッケージに入れて渡してくれるお店がほとんどだと思います。そのパッケージのまま保存する方法です。パッケージにはほとんどの場合、ジップが付いているので、空気との接触を防いでくれます。
またパッケージの裏側に、アルミ箔が付いていれば紫外線から守ってくれます。パッケージには、コーヒーのおいしさを長く保つ仕組みを施しているものが多いので、確認してみましょう。
密閉容器
2つめは、密閉容器で保存する方法です。
コーヒー豆や粉を保存する容器は、さまざまな種類があります。保存容器を選ぶ際は、以下2つの機能があるか確認しましょう。
●密閉性
●遮光性
密閉性や遮光性がなければ、コーヒー豆や粉の劣化は進みやすくなってしまいます。保存容器のなかには、中身が見えるようになっているものが多くありますが、おすすめしません。保存容器を選ぶ際は、密閉性や遮光性があるかを確認するようにしましょう。
【もう迷わない】コーヒー粉の保存場所2選
おすすめのコーヒー粉を保存する場所は、以下の2か所です。
●冷蔵庫
●冷凍庫
コーヒー豆や粉は、熱により劣化が進み、おいしさが減少してしまいます。冷蔵庫や冷凍庫で保存すれば、熱による劣化を防ぐことができます。
また冷蔵庫や冷凍庫内は、光が当たらないので紫外線による劣化も防いでくれます。冷蔵庫や冷凍庫で、コーヒー粉を保存した場合の賞味期限の目安は以下のとおりです。
●冷蔵庫:約10日
●冷凍庫:約20日
コーヒー粉の保存は、冷凍庫がベストです。より低い温度で、劣化を遅らせることができるからですね。コーヒー粉は購入後、冷凍庫で保存するようにしましょう。
正しい保存方法でおいしいコーヒーを長く楽しもう
コーヒー粉のおいしさを長く保つポイントをまとめます。
●コーヒー豆の状態で販売されているものを挽いてもらう
●保存方法は、購入した際のパッケージか密閉容器
●保存先は、冷蔵庫か冷凍庫
●賞味期限は、冷蔵庫で10日。冷凍庫で20日
コーヒー豆は、豆の状態で購入する方がよいことに違いはありません。しかし粉の状態でも、保存容器や方法のポイントをおさえれば、おいしさを長く保つことができます。
コーヒー粉の保存方法や保存先を見直して、おいしいコーヒーを楽しみましょう。