アウトドア&キャンプだからこそ自分で豆を挽いて美味しいコーヒーを楽しもう!おすすめの手動ミル3選!

普段家にいる時はワンタッチで簡単に入れられるマシーンドリップのコーヒーを飲んでいても、アウトドアやキャンプの時には自らコーヒーをドリップして味わってみたいと思う人は多いのではないでしょうか。

時間に追われがちな日常生活で、手間や時間がかかるハンドミルを使ってコーヒー豆を挽くことは、なかなか現実的ではありませんが、アウトドア&キャンプの時には色々なことを体験する機会や楽しむ時間がたっぷりあります。

当然のことながら、挽きたてのコーヒーはより香りが高く味わいも豊かですから、せっかくならハンドミルを使ってアウトドア&キャンプのコーヒーを味わってみるのも良いかもしれませんね。

そこで今回は、アウトドアに使いたい手動コーヒーミルの選び方を紹介したいと思います。最後には、おすすめコーヒーミルを3つも紹介しますので、アウトドア&キャンプに携帯できるコーヒーミルを購入する際の参考にしてみてください。

アウトドア&キャンプで手動コーヒーミルを使うメリット

コーヒー豆を挽くミルには、電動のものと自分の手で回して挽く手動のものがあります。

アウトドア&キャンプの環境下では、基本的に電気がないという場合が多いので、場所を選ばず自分の手で回せるミルの方が適した存在と言えるでしょう。

また、キャンプなどでは持ち運ぶ荷物も多いため、極力コンパクトかつ軽量に持ち運べる方が移動もしやすくなります。

電動のものは内側にモーターなど機械を含みますので重量が重くなったり大きくかさばるものになったりしがちですが、手動のミルは、シンプルで軽量に作られているほか、組み立て式やコンパクトに折りたたんで収納で切ることも多いのでその点もアウトドア&キャンプに適したメリットと言えますね。

半面、デメリットとなるのが、機械に比べて時間がかかるうえ、コンパクトな分一度に挽ける量が少なくなり、手がつかれてしまうということです。

とはいえ、自然の中で心を無にしながらゆっくりとミルを回し、しっかりと新鮮なコーヒーの香りを堪能できる時間が持てるということは、ある意味贅沢な時間を過ごせるということにほかならないのではないでしょうか。

アウトドア&キャンプで使う手動コーヒーミルの選び方

手動のコーヒーミルを購入しようと思っても、初めての場合は特にどのような製品を選べば良いのかわからない、という人も少なからずいることでしょう。

手動コーヒーミルの選び方がわからない場合は、以下のようなポイントに焦点を当てると良いですよ。

1.安定性
軽量で持ち運びやすいことが大前提ではありますが、軽すぎるものは安定性にかけやすく本体まで一緒に回ってしまって、両手に必要以上の負担がかかってしまうことも。ある程度の重さで安定性のあるものを選びましょう。

2.ハンドルの長さ
手動コーヒーミルは、コーヒー豆の入る量にもよって本体サイズが変わりますが、できればハンドルの長さについても注意して見たいところです。

短いハンドルで小さい弧を描くより、長いハンドルで大きな弧を描く方が少ない力でコーヒー豆を挽くことができるからです。大人数でキャンプをする機会が多いなら、断然長めのハンドルがおすすめです。

3.材質
コーヒー豆を挽くための刃にもいくつかの材質がありますが、セラミックを用いた刃は金属臭がつきにくいと言われています。

4.手入れのしやすさ(洗いやすさ)
コーヒー豆は油分の含む性質もあり使用後は洗浄が必要になりますので、できるだけ手入れのしやすい構造になっているものを選ぶ方が良いでしょう。

そのほかにも、豆の挽き方を細かく調節できるものや、挽き方の設定が簡単にできるものであれば、コーヒーの好みに応じて豆を挽きやすくなりますので、その点にも注意を払ってみてください。

アウトドア&キャンプで使いたい!おすすめ手動コーヒーミル3選

では最期に、アウトドア&キャンプでドリップコーヒーを堪能するためにおすすめの、おしゃれ、かつ機能的な手動コーヒーミルを3点紹介します。

【ポーレックス コーヒーミル】
コンパクト設計でアウトドア&キャンプでの持ち運びにも大変便利な手動ミル。豆を挽く部分はセラミック仕様のため金属臭が出ず、コーヒーの味と香りをそのまま楽しめます。分解して細かく洗えて錆の心配もないので衛生的です。

サイズ:直径4.9cm×高さ19.2cm, 重さ270g
材質:セラミック,ステンレス,POM,鉄,PP
原産国:日本
容量:一度に約30g(3人分)のコーヒー豆を挽けます。

【OUTDOOR MAN ceramic コーヒーミル】
刃こぼれの心配がないセラミック製の挽き臼は、金属臭もなくコーヒーの風味を損ないません。本体は丸みのある三角形で握りやすく、小窓からはコーヒー粉の粒を見られるようになっていて、コーヒーを挽く気分も盛り上がりますよ。

サイズ:5×5×18 cm, 重さ290 g
材質:ステンレス鋼, ABS,ポリプロピレン

【HARIO コーヒーミル・セラミックスリムMSS-1TB】
収納時はハンドルを外し、コンパクトに持ち運べるのでアウトドア&キャンプにおすすめ。熱を帯びにくいセラミック製の薄はコーヒー豆へのダメージを抑え、風味と香りを豊かに保ちます。

粉の粗さはつまみで簡単に調節できるほか、挽いた後の粉が見えるスケルトンボトルは、粉の量がひと目でわかる目盛りつきだから計量カップ要らずで、とても便利です。

サイズ:幅15×奥行き7.24×高さ22×口径7cm, 重さ250g
材質:フタ・本体/メタクリル樹脂, 臼/セラミック,スプリング・シャフト・ハンドル/ステンレス
容量:一度に24g(2人分)のコーヒー豆を挽けます。

キャンプでも、新鮮な挽きたてコーヒーを味わおう

自然の中でゆっくりとコーヒーを味わうために、あえて手間暇かけてコーヒーを入れる準備をしてみる。

時間に追われることが多い日常にはできない贅沢な時間の過ごし方で入れるコーヒーは、さらに豊かな味わいを感じさせてくれるかもしれませんね。

お気に入りギアを見つけて、普段できないコーヒーブレイクをぜひ楽しんでみましょう。

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コーヒーステーション編集者
自分ではなかなか難しいコーヒー選びをサポートすること。コーヒー器具の開発、販売を手がける株式会社ハリオ商事自ら、コーヒーの淹れ方やコーヒー豆の選び方などを発信しています。

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