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健康診断当日にコーヒーを飲んでしまった!対処法はある?

「健康診断当日の朝にうっかりコーヒーを飲んでしまった!どうすればいい?」と悩んでいませんか?

コーヒー好きにとって、毎朝のコーヒーは欠かせないもの。飲んではいけないと思ってはいても、根強い習慣によってうっかり飲んでしまうこともありますよね。


本記事では、J.C.Q.A.コーヒーインストラクターの資格をもつ筆者が、健康診断当日にコーヒーを飲んでしまったときの対処法を詳しく解説します。

まずは一旦落ち着いて、冷静に対処しましょう。

健康診断当日にコーヒーを飲んでしまったときの対処法

健康診断当日にコーヒーを飲んでしまっても、慌てる必要はありません。飲んだコーヒーの種類や受ける健康診断のコースによって対処法が異なるため、あなたの状況をしっかり把握して、以下の対処法を考えましょう。

  • 健康診断を受ける病院に伝える
  • ミルクや砂糖の入ったコーヒーの場合は再予約を考える
  • ブラックコーヒーの場合でも確認をする

■健康診断を受ける病院に伝える

健康診断当日にコーヒーを飲んだ場合、コーヒーを飲んだことを病院に伝えましょう。

無糖のコーヒーであれば検査結果に影響はないと言われていますが、病院によっては健康診断を受けられない場合もあります。


そのため、あなたが飲んだコーヒーの種類や量、受ける予定の健康診断のメニューを病院に伝え、当日健康診断が受けられるかどうかを判断してもらいましょう。


重要なのは、自分で判断せずに病院に判断してもらう点です。状況を正直に伝え、どう行動すべきか教えてもらいましょう。


■ミルクや砂糖が入ったコーヒーの場合は再予約を考える

ミルクや砂糖が入ったコーヒーを飲んでしまった場合は、健康診断を別日に変更しましょう。

ミルクには脂肪分、砂糖には糖分が含まれているため、血糖値や中性脂肪の数値に影響が出る可能性があります。そのまま採血をしても正しい数値を測れず、検査のやり直しになる場合もあるので、病院に相談した上で別日に変更するのが良いでしょう。


■ブラックコーヒーの場合でも確認をする

ブラックコーヒーを飲んでしまった場合は、無糖かどうかを確認しましょう。病院によっては無糖のブラックコーヒーであれば飲んでも問題ない場合がありますが、コーヒーは短期的に血圧を上昇させる作用があるため、検査結果に影響を及ぼす可能性があります。

心配であれば、コーヒーを飲んだタイミングと量を病院に伝え、相談しましょう。


また、加糖のブラックコーヒーを飲んだ場合は、先述の通り血液検査の結果に影響を与える場合があります。必ず病院へ相談し、医師の指示に従ってください。


健康診断前にコーヒーを飲むのはなぜNGなの?

健康診断前にコーヒーを飲むことの良し悪しは、病院によって判断が異なります。コーヒーを飲むのをNGとしているのには、カフェインが関係しているのです。

例えば、カフェインには血圧の上昇作用や利尿作用があり、この作用が健康診断の検査結果に影響を与える可能性があります。


健康診断に影響を与えるカフェインの作用

コーヒーに含まれるカフェインには、覚醒作用のほか、心拍数の増加や血圧を上昇させる作用があります。この作用は短期的ではありますが、健康診断の直前にコーヒーを飲んだ場合、心電図や血圧測定などの数値に影響が出る可能性が否めません。


さらに、カフェインは利尿作用を持つため、体内の水分バランスを変化させる場合もあります。

水分バランスが変化すると、血液中の成分の濃度が変化する可能性があるため、血液検査で正しい数値が得られないことも。


健康診断で正確な数値を得たい場合は、1日ほどコーヒーを我慢して望むのが良いでしょう。

また、コーヒー以外にも茶やエナジードリンクなどの飲み物にもカフェインは含まれているので要注意です。


他にも、カフェインにはさまざまな作用があります。カフェインの効果についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひチェックしてみてください!

https://coffee-station.jp/archives/6313

■胃カメラの妨げになる場合がある

健康診断で胃カメラを使った検査を行う場合は、無糖のブラックコーヒーでも飲むのをやめましょう。

検査前にコーヒーやコーラなどの色のついた飲み物を飲むと、胃カメラでの検査の妨げになる場合があります。なぜなら、胃の粘膜にコーヒーの色が着色し、観察が不十分になるからです。

胃カメラ検査の前にコーヒーを飲んでしまった場合は、必ず病院に伝え、検査の順番を変更してもらったり、検査を別日に変更してもらったりなどの対応をお願いしましょう。


■病院のルールに従おう

コーヒーの成分にはさまざまな作用があり、健康診断の結果に影響がないとは言い切れません。そのため、病院や検査期機関によってはコーヒーを含む特定の飲食物の摂取を制限しています。

正確な検査結果を得るためには、必ず健康診断を受ける病院のルールに従いましょう。うっかり健康診断前にコーヒーを飲んでしまった場合は、病院と相談して検査日の変更も考えると良いですね。


健康診断では、診断前に必ず説明を受けるもしくは説明が書いてある用紙をもらえます。診断前にコーヒーを飲んで良いかどうかも記載があるため、自分が健康診断を受ける病院のルールをしっかりと確認しましょう。


【まとめ】ルールを守って健康にコーヒーを楽しもう!

本記事では、健康診断当日にコーヒーを飲んでしまった場合の対処法について解説しました。

無糖のブラックコーヒーであれば検査前に飲んでも問題ないとされているところが多いですが、コーヒーを飲むタイミングによっては正確な検査結果を得られないことも。


毎日美味しくコーヒーを楽しむには、健康な身体が必要不可欠です。健康診断前には少しコーヒーを飲むのを我慢して、自分の身体と向き合ってみてくださいね。

我慢して健康診断を受けた後には、リラックスして存分にコーヒーを楽しみましょう。いつもより美味しく感じられるかもしれませんよ。

健康診断とコーヒーの関係については、下記の記事でさらに詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

https://coffee-station.jp/archives/6119

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