ツラいドライアイ、コーヒーを飲めば予防になるって本当?
どうもこうも、ずっとパソコンの前に向かって文章を書いていると目がシパシパして、挙げ句の果てには文字全体が歪んで見えることがある。とりわけ近頃、本を読むのもスマートフォンの画面を見る機会も多くなったし、仕事上でもほとんど画面に向き合ってる時間が多い。ましてや、時が経つのを忘れ映画や動画の配信を見てると休みの日でも一日中ブルーライトに照らされ続けているのである。これに関しては完全に自業自得であるとワタシも認識しているが、やはり目への負担は大きい。CMもよくやっているかすみ目、疲れ目に効く目薬は手放せなくなっている。そうしてまたスマートフォンを手に取り、ドライアイについて調べていると、どうやら涙が出るといいらしい。あれそういえばカフェインって涙を増やす効果みたいなのなかったっけ?と思い出したので、本稿はドライアイにおけるコーヒーの効能を説明していこうと思う。
どうしてドライアイになるの?
ワタシのようにパソコンやスマートフォンの長時間使用によって瞬きの回数が減ってしまったり、冷暖房で空気が乾燥してしまったりすることで目が乾燥してしまうことが原因につながると言われている。ほかにもコンタクトレンズの長時間使用だとか、不規則な生活習慣が原因になる場合が多い。主に涙の量が極端に少なくなっている場合と、涙の質の低下が原因だといわれれている。
ドライアイの症状とは?
目のゴロツキや疲労感、充血したりと症状は様々。また視力の低下を感じる場合もあるようだ。本稿を読んでるあなたはコーヒーによる予防法を知りたいわけだろうが、もし上記のような症状が現れていた場合、まずは早めに医療機関を受診することをおススメする。というのもドライアイになると角膜が傷つきやすくなってしまうため、ほかの角膜炎や結膜炎になりやすいと言われているのだ。ドライアイの症状とは別に気になる症状があった場合はすぐに病院へ。
コーヒーがどうして予防になるの?
さぁて、ドライアイの仕組みや症状がわかったところで本題へと入ろう。コーヒーがドライアイの予防にどう繋がるのか?実は冒頭でも伝えたが、コーヒーには涙を増やす効果があると言われているのだ。これはコーヒー愛飲家のデスクワーカー、もしくはスマートフォンやパソコンの利用時間が多い人には間違いなく吉報だ。もし、コーヒーは目が冴えてしまうからあまり飲んでいないという人や、ワタクシはお茶派です。という人でも安心。コーヒーだけでなくカフェインにその効果があるのだ。そしてなりより、コーヒーを飲むと目が冴えてしまう。つまりカフェインの効果をより実感してる人ほどその効果が高いことがわかっている。それでは効果的なコーヒーの飲み方について説明しよう。
効果的なコーヒーの飲み方
基本的に医療分野の予防法について調べていると、コーヒーはブラックで飲む方がいい。と書かれていることが多い。しかし今回に関しては、カフェインの効能によるものなので、お砂糖や、ミルクが入っていてもよいのだ。普段コーヒーを飲まない人でも気軽にドライアイ予防ができるというわけで、過剰な糖分摂取はあまりオススメはできないが、甘いカフェラテやカフェオレでも同様に予防が期待できるということだ。
1日何杯飲むといい?
コーヒー3杯分にあたるカフェイン300mgを摂ると良いとされている。これを一気に取る必要はないので、分けて1日に3杯コーヒーを飲めば十分効果が得られる。ただ、カフェインの効能は涙を増やすだけではなくて覚醒作用もあるので、遅い時間にまとめて飲んだりするのは控えた方がいいだろう。就寝時間の6〜7時間前くらいには控え始めた方がいいかもしれない。寝つきが悪くなり、睡眠時間が短縮されてしまうとまた別の病気になりやすくなったり、ストレスを感じる原因になるので要注意だ。
そのほかの予防方法
カフェインの効き目には個人差がある。大体の人はその効果を感じられるのだが中には遺伝子の配列の違いであまり効果が得られない場合がある。そんな人たちにはこの方法がおススメ。
1.まばたきの回数を増やす
じーっと何かを見つめている時、夢中になっている時はまばたきの回数が減ってしまう。なので意識的にまばたきの回数を増やすようにしよう。休憩がてらぎゅっと目を閉じて開くのも効果的だ。
2.目を温めるアイマスクを使う
カフェインをとっても効果がみれない人は涙だけでなく、涙の中の油分が少なくなっている可能性がある。そういった人は目を温めるアイマスクを使用したり、タオルを温めたものを使用するといい。血行がよくなり眼精疲労にも効果的なので日常的に行うと効果的だ。
さいごに
スマートフォンやパソコンを使用する際には、十分に休息時間を設けよう。見ないようにする時間も大切だ。また、カフェインの効能を頼りにしすぎると効き目が感じられ無くなってしまう場合があるので要注意。適度な量と少しの休みを設けつつドライアイ予防をしていくといいだろう。
参考文献
https://www.itoh-clinic.com/gyouseki/pdf/anshin202202.pdf