キャンプでコーヒーを飲むとき、紙コップを利用している人も多いのではないかと思います。紙コップは使用後に捨てられるので便利ですが、そろそろお気に入りのコーヒーマグカップが欲しくなってきたのではないでしょうか?
そこで、今回は、アウトドアコーヒーにピッタリのキャンプマグカップの選び方やおすすめの商品を紹介します。
キャンプマグカップの選び方
キャンプにちょうどいいマグカップとは、どのようなものでしょうか?
コーヒータイムを楽しむには、お気に入りのマグが必要ですよね。
自分はどんなマグカップに惹かれるか、選び方のポイントと一緒に探してみてくださいね。
素材で選ぶ―見た目からコーヒーマグを探す
キャンプマグカップの素材で多いのが、ステンレスやチタン、ホーロー、プラスチックです。それぞれの素材には、見た目のほかにも実は機能性の違いも。詳しく紹介していきます。
ステンレス製
ステンレス製のカップは、やはりそのかっこいい雰囲気が一番のポイントです。
機能性は、丈夫で使いやすく、チタン製と比べて値段が安い点で、キャンプマグカップデビューにおすすめです。
また、ステンレスカップは、保温・保冷性に優れているので、外で過ごすことが多いアウトドアシーンで常に最適な温度のドリンクを飲む際に重宝することでしょう。
お手入れ方法も簡単です。汚れても重曹などで洗うと綺麗になる手軽さです。
チタン製
ステンレス製に続き、シルバーの見た目がかっこいいキャンプなどでよく使われるのがチタン製のコーヒーカップ。とても軽く頑丈なチタンは、落としても簡単に壊れることもないので、アウトドアにもおすすめです。価格はステンレスに比べると高いのですが、やはりその軽さや機能性込みでアウトドアにはチタン製のマグを選ぶ方も多いでしょう。
また、熱伝導率が低いチタンは、飲み口やハンドル部分が熱くなりにくいので、熱い飲み物を入れても安心して飲むことができます。
また、直火に対応したタイプもあるので、焚き火で温かいスープを作ってすぐに飲める、冷めたコーヒーを直接温め直すことができるなどのメリットもあります。チタン製は、サビや汚れにも強く金属特有の匂いがしないのが特徴です。
ホーロー製
ホーロー製カップの一番の魅力は、おしゃれなかわいい雰囲気のデザインのものが多いということです。キャンプ用のホーロー食器とセットでマグカップをそろえている方も多く見かける印象です。
また、ホーロー製のカップは、デザイン性だけでなく冷めにくく保温性に優れていることやサビや汚れに強いので、キャンプで使用するのもおすすめです。
ホーロー製品は、匂いがつきにくい、焦げや汚れが落としやすい、直火でも使えるなどのメリットもありますが、ガラス質なので、衝撃に弱く落としたりすると割れてしまうことがあります。
プラスチック製
プラスチック製のカップは、軽く、落としても割れてしまうことがないので、小さなお子さんがいるようなファミリーで楽しむキャンプやバーベキューで大活躍します。
また、色やデザインが豊富でリーズナブルであることも嬉しいポイントです。弱点としては、保温性が低く熱に弱い、匂いがついてしまうなどが挙げられます。
機能性で選ぶ―こだわりの機能から探す
キャンプマグカップには、さまざまな機能がついているものがあるので、用途に合わせて選ぶのも良いでしょう。
コーヒー抽出機能
マグとコーヒーフィルターが一体になったキャンプ用のコーヒーカップがあります。コーヒー好きでマグカップを探している人にはたまらない機能性ですよね!
二重構造
ステンレス製やチタン製のキャンプマグカップには、2枚の金属の間に空気の層がある二重構造のものがあります。二重構造のカップは、熱伝導率が低く保温・保冷性能が高いのが特徴です。
さらに真空二重構造のカップは、2枚の金属の間が真空状態なので、より保温・保冷の効果が高くなります。とても寒い環境でのキャンプを予定している場合は、二重構造のカップを選ぶと良いでしょう。
スタッキング
スタッキングとは、食器や家具を重ねて収納することをいいます。キャンプやアウトドアではスタッキング命という方もいるのではないでしょうか。スタッキングできるカップを選べば、コンパクトに持ち運ぶことができるので便利です。
スタッキングには、サイズ違いのマグカップを一つにまとめて収納するスタッキングマグやカップの一部をスタッキングできるものなどさまざまなタイプがあるので、用途、使う人数などで選ぶと良いでしょう。
直火
直火にも使えるマグカップは、冷めてしまった飲み物を温め直すことができます。これもアウトドアならではのマグカップ機能ですね。
また、大きめのマグカップを選べば、調理にも使えるので便利です。
ステンレスやチタン、ホーローなどの素材は、直火に使えるものがあるのでチェックしてみると良いでしょう。しかし、二重構造のカップを直火にかけると、中の空気が膨張して破裂することがあるので、自己判断はせずに製品説明をよく確認しましょう。
フタ付き
フタ付きのマグカップであれば、アウトドア環境でもほこりなどのゴミがカップに入ることを防げるだけでなく、保温性を高めることもできます。
また、マグカップを倒したときに、中身がこぼれるのを防ぐことができるタイプのフタもあるので、キャンプなどのアウトドアシーンにおすすめです。カップによっては、フタだけ別に購入することもできます。
容量
キャンプマグカップのサイズは色々ありますが、一般的に300ml前後のものが飲み物を入れて使うのに最適なサイズです。
目安としては、料理にも使えるのは400ml以上、子供用には200ml前後の容量があるカップがおすすめです。
編集部おすすめのキャンプマグカップはこれ
デザイン、機能性、様々な観点からキャンプのコーヒーマグを見てきました。コーヒーステーション編集部からは、「かっこよく・機能性抜群・新機能搭載」のコーヒーと言えばと言えるキャンプマグを紹介します。
真空二重マグコーヒーメーカー/Zebrang(ゼブラン)
こちらは、マグ+写真に写っているストレーナー+蓋がセットになった、キャンプ/アウトドア用のコーヒーマグと言えるでしょう。
このストレーナーにコーヒー粉を入れて3分待つだけでコーヒーが出来上がる優れものです。
しかも、挽き立てのコーヒー粉で淹れたこのコーヒーは簡単なのにコーヒーオイルが広がるコクのあるコーヒーになるのです。コーヒー好きも納得の味わいを手に入れられるでしょう。
ひとつで二役のマグ&コーヒーメーカー
真空二重マグコーヒーメーカー Zebrang
¥3,300(税込)
容量:300ml
https://zebrang.hariocorp.co.jp/product_coffee_mag.html
今度のキャンプはお気に入りのマグカップを持って行こう!
キャンプマグカップには、アウトドアシーンでも快適に使えるような機能がついているものが多くあります。
そのため、キャンプでも美味しいコーヒーなどの飲み物を楽しみたいのであれば、キャンプマグカップを用意することがおすすめです。
性能だけでなく可愛らしく個性的なデザインのものもたくさんあるので、アウトドアでお供にしたいお気に入りのマグカップを探してみてはいかがでしょうか。