TYPICAと住商フーズが提携、新しいコーヒー生豆調達モデルを始動
この新しい調達モデルでは、TYPICAが持つ世界47カ国・約18万軒の生産者ネットワークを活用したコーヒー生豆の販売を住商フーズが担います。住商フーズは、物流、在庫管理、ファイナンスといった機能を統合することで、バイヤーがダイレクトトレードしたコーヒー生豆を、必要な量、必要なタイミングで受け取れるように支援します。
本契約の主な販売対象は、コンビニエンスストア、飲料メーカー、小売、外食・ホテル、ロースターなどの大手コーヒー企業です。取り扱う商品は、スペシャルティコーヒーからコマーシャルコーヒーまで、TYPICAで流通可能な世界中のコーヒー生豆が含まれます。特にブラジル産については、日本・ブラジル政府に公認された安定調達のためのダイレクトトレードエコシステムが活用されます。
大規模調達でダイレクトトレードを身近に
このモデルの本質的な価値は、大規模調達の選択肢としてダイレクトトレードを活用できる点にあります。住商フーズが長年培ってきた食品流通、ファイナンス機能、リスク管理、輸入物流の機能を、TYPICAのダイレクトトレード・ネットワークと融合させることで、これまでの課題を解決します。

バイヤーは、TYPICAを通じて生産者・農園・ロットに関する詳細で透明性の高い情報を確認しながら、自社の焙煎・製造計画に合わせて段階的に原料を引き取ることが可能になります。また、住商フーズのリスク管理の範囲内でキャッシュフローの負担なく、ダイレクトトレードによるコーヒー調達が行えるようになります。
この取り組みにより、大手バイヤーも生産者との関係性や調達プロセスの透明性を保ちつつ、必要な量を必要なタイミングで柔軟に調達できます。生産者にとっては販売機会の拡大と長期的な安定需要の形成につながり、コーヒー愛好家にとっても、ダイレクトトレードされた高品質なコーヒーを、より身近な選択肢として日常で楽しめる機会が広がることが期待されます。
持続可能なコーヒー産業への貢献
両社は、本取り組みを通じて生産者起点のダイレクトトレードを日本市場における新たな調達インフラへと発展させることを目指しています。さらに、生産者との長期的な関係構築、サステナブル調達、温室効果ガス(GHG)排出量の可視化と改善など、両社の強みを掛け合わせた取り組みも随時拡充していく予定です。
両社の担当者コメント
TYPICA コーヒーエキスパート・戦略パートナーの宮垣雄太氏は、「住商フーズ社の商社としての確かな実績と信頼、そして在庫保管・ファイナンス機能と、TYPICAのダイレクトトレードの仕組みを掛け合わせることで、これまで難しかった規模感・スピード感での取引が可能となり、生産者にとってのダイレクトトレードの可能性も大きく広がると確信しています。」と述べています。

住商フーズ 油脂・飲料原料本部 飲料原料部 副部長の坂口修平氏は、「世界的な需給逼迫や価格高騰、気候変動やサステナビリティ対応など、コーヒー市場が直面する構造的な課題に対し、TYPICA社の比類なき生産者ネットワークとダイレクトトレードエコシステムは、当社のお客さまにとって大きな価値になると確信しています。『World Food Curator』として、安定した供給体制と透明性の高い取引を通じて、国内のスペシャルティコーヒー市場の更なる発展に貢献してまいります。」とコメントしています。

TYPICA Holdings株式会社 概要
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設立: 2019年11月3日創業(2020年8月設立)
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資本金: 3,669,602,200円(資本準備金含)
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本社: 〒542-0081 大阪市中央区南船場4-12-8 関西心斎橋ビル8F
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代表者: 代表取締役 CEO 後藤 将、代表取締役 CQO 山田 彩音、代表取締役 COO 葛西龍也
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事業内容: コーヒー生豆のダイレクトトレードプラットフォーム「TYPICA」の運営
住商フーズ株式会社 概要
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設立: 1989年1月25日
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資本金: 8億円
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株主: 住友商事株式会社 100%
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本社: 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋一丁目2番2号 住友商事竹橋ビル13階
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代表者: 代表取締役社長 岡本 誠地
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事業内容: 食品、食肉、飲料、穀物、油脂、糖質等の開発輸入並びに販売



