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バリスタ世界一の粕谷哲氏が漫画と図解で解説!『図解 コーヒー一年生』10/10に発売

株式会社サンクチュアリ・パブリッシング(本社:東京都文京区 代表取締役:鶴巻謙介)は、2023年10月10日より、書籍『図解 コーヒー一年生』(著者:粕谷哲 イラスト:山田コロ)を全国の書店にて発売開始します。

詳細:https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/cate00054/book1435.html

本書は15万部突破した『図解 ワイン一年生』や『図解 ワイン一年生 2時間目 チーズの授業』に続く一年生シリーズです。


人気の秘密は、各特徴を擬人化漫画にした圧倒的な分かりやすさ。

世界一のバリスタが、ゆるいマンガと図解を使って、コーヒーの基礎から淹れ方、各国の豆の種類などこれでもかというほどわかりやすく解説していきます。


■コーヒーは「カフェイン摂取」ではなく「豆本来の味を楽しむ」時代に

高品質なコーヒーを求める消費者に応えるために生まれた第三の波「サードウェーブ」。2015年にブルーボトルコーヒーが初上陸して以降、日本でもシングルオリジンを提供する店舗が増えました。

そしてここ最近、サードウェーブで注目されたコーヒーを自宅でもじっくり味わいたい消費者ニーズに対応した第四の波「フォースウェーブ」に切り替わりを見せています。


自宅で丁寧に焙煎することで豆本来の美味しさを感じられる。サステナブルの視点や多様性も相まって、産地や生産者の想いに思いを馳せ、質の高い豆を自宅で丁寧に抽出するのがトレンドになりつつあります。


■「感覚に頼る職人芸」だったコーヒー界を激震させた粕谷哲の「4:6メソッド」

粕谷さんは、機械を使わずに淹れるブラックコーヒーのおいしさを競うワールドブリュワーズカップ世界大会(2016年)で、アジア人初の世界チャンピオンに。それ以降「コーヒーの淹れ方」の常識を根こそぎ変えてしまったのです。

コーヒーの世界はこれまで「感覚に頼る職人芸」の世界でした。しかし粕谷さんは、ITやファイナンス業界の出身のためロジカルに物事を考える癖があり、「コーヒーもロジカルに、誰が淹れても再現性高い方法を確立すべき」と考案したのが4:6メソッドです。

4割の湯量で味を決め、6割の湯量で濃さを調節するというだけで、 プロの味わいを誰でも簡単に再現できるという方法。これにより世界大会で優勝を果たした彼は、優勝後に驚くべき行動に出ました。なんと、コーヒーのレシピを世界に公開しました。これまでの常識では考えられない動向に業界は騒然となりましたが、その後粕谷さんの「4:6メソッド」 はコーヒー界のスタンダードとなっていきました。


■突然の闘病生活でコーヒーの世界にハマりわずか3年で世界チャンピオンに

粕谷さんがITコンサルタントとして働いていた2012年の春。

突然、異常な喉の渇きが始まり、2週間で体重が7キロ激減しました。病院で「1型糖尿病」と宣告されます。

1型糖尿病は原因不明で誰でもなる可能性があるものです。 辛い入院生活の中時間を持て余した彼は、 糖尿病でも大丈夫な飲み物がコーヒーだと知り、ひまつぶしになると思い本格的なコーヒー抽出道具一式を購入。病室に戻り、お店で言われた通りに入れてみると、とてもまずかった。まずかったことが逆に面白く感じ、そこからコーヒーにハマったそうです。

退院後、東日本大震災で現地にボランティアに行く機会があり、人の死を身近に感じたことで「人はいつか死ぬ、だったら本当にやりたいことをやろう」と脱サラを決意。

ブリュワーズカップで世界チャンピオンになったのはそれからわずか3年後のことでした。


■担当編集者コメント

コーヒー好きで毎日飲んでいた私は、毎日ハンドドリップで淹れて飲んでいました。

でもなぜかコーヒーは「ブレンドしか買わない」コーヒー屋さんに行っても「ブレンドしか頼まない」人間でした。なぜなら、「コーヒーの味の違い」がよくわからなかったからです。

そんなある日、Instagramに「『図解 ワイン一年生』という本を読んで感動した。こういう本を作りたい」

といった内容のDMが届き、その相手がコーヒーの世界チャンピオン(アジア人初)の粕谷哲さんだったと知って、チャンスだと思いました。

なぜなら粕谷さんは一流バリスタである一方、ファミリーマートのコーヒーや、ネスレのインスタントコーヒーなども手掛けていて、「普通の人のコーヒーに対する感覚」もわかる方だったからです。

この人に、コーヒーを基本から教えてもらおうと思って一緒に作ったのが、この『図解 コーヒー一年生』です。“一年生”なので、話は「スーパーで売っているコーヒー」からはじまります。

そして結論から申し上げると、「コーヒーを完全に読解できる」本ができてしまいました。

おかげで今では私の脳内はもう「飲んでみたいコーヒー」であふれています。

ぜひできるだけ多くの方々に、この楽しさを体験してほしいと思います。



(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

https://digitalpr.jp/r/76323

サンクチュアリ出版