繊維専門商社モリリン株式会社(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:森 俊輔)は、味の素AGF株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:竹内 秀樹)と協業し、廃棄コーヒー豆をアップサイクルした「コーヒー染め/コーヒー染料プリント」の企画開発を進めて参りました。この度、同協業企画が株式会社三陽商会(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大江 伸治)が展開するサステナブルブランド「ECOALF(エコアルフ)」の「コーヒーアップサイクルプロダクト」に採用され、ルミネ新宿で開催されるPOP UP STOREで先行販売されます。
多くの人が自分の時間と共に愉しむコーヒータイム。
そこから生まれるコーヒー豆のかすは、ごみとなって捨てられてしまうことが多い中、コーヒー豆のかすを再利用し、新たなファッションアイテムへと生まれ変わらせます。
■コーヒー豆アップサイクル協業企画の特徴
コーヒー豆の残りかすは、通常廃棄され、焼却する場合は二酸化炭素排出などの環境負荷が伴うことが問題視されています。その廃棄コーヒーを染料としてアップサイクルし、ファッションに取り入れることによって、持続可能な社会の実現へ貢献できます。
コーヒー染めの特徴
①コーヒー豆ならではの色味
コーヒー染めでは、お好みに応じて濃淡様々な色出しが可能です。
②色落ちしにくい
従来のコーヒー染めに比べて、今回の染色方法では高い耐洗濯性があり、色落ちしにくいです。
コーヒー染色プリントの特徴
①ほのかにコーヒーの香り
濃度の高いコーヒー染料を使用するため、購入時には製品にほのかに残るコーヒーの香りを楽しめます。
②自然なプリント
自然由来の染料のため、1点1点異なる味のあるメランジ調のプリントが可能です。
■POP UP STORE 概要
■展開商品 概要
2022年10月22日(土)・23日(日)の2日間で開催されたルミネ1屋上イベント【ルミネ新宿 COFFEE FESTIVAL~わたしとコーヒーとサステナと~】において、イベントに参加した皆さまと協力しコーヒー豆のだしがらを回収しました。
その回収したコーヒー豆をアップサイクルすることに成功し、「コーヒーアップサイクルプロダクト」を完成させました。
≪LUMINE SHINJUKU COFFEE FESTIVAL x ECOALF 展開商品≫
■ECOALF
スペイン生まれのサステナブルファッションブランド
ECOALF(エコアルフ)は、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで作っている、 スペイン生まれのサステナブルファッションブランド。 ファッション産業が世界の天然資源を大量に使い続ける中で、 ペットボトル、タイヤ、漁網などを独自の技術でリサイクルして生地を開発し、新たなコレクションを創り出しています。 また、ブランド自らが海のゴミを収集してウェアをつくるなど、ECOALFは「地球環境を守るために服をつくる」という、新しい発想のファッションブランドです。
■味の素AGF株式会社
味の素グループのコーヒー・粉末飲料事業の中核会社として、コーポレートスローガンである「いつでも、ふぅ。AGF®」を実践。
「ココロ」と「カラダ」の健康、「人と人とのつながり」、「地球環境との共生」をはじめとするサステナブルな社会の実現を目指し、最高のおいしさで一杯の価値を提供する「日本発の愛される嗜好飲料メーカー」を目指している。
■モリリン株式会社
モリリンは、起業して350 年以上『豊かな暮らしの創造のため』に貢献すべく、繊維業の原点とも言える素材にこだわり、独自の素材開発にも力を入れてきました。現在では、紡績から織り・編み・染色・縫製まで、各工程に精通した人材が幅広い事業を展開。メーカー機能を併せ持つ「繊維専門商社」として、川上から川下までお客様のご要望に応じて供給できる体制を特徴とし、幅広い事業領域と高い専門性を強みに海外に事業を拡大しています。当社は、今後も引き続きオリジナリティを打ち出し、新たな付加価値をお客様に迅速に提供するベストパートナーとなるよう努めて参ります。
(画像はプレスリリースより)
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