インド発のスペシャルティコーヒーブランドの「ブルートーカイ コーヒー」は、インド本社よりヘッドロースター兼品質管理責任者を招くとともに、2023年2 月6日に栃木県矢板市内に自社焙煎所を開設します。また、同時に単一ロットで栽培、精製、焙煎された少量生産の特別なコーヒー「プロデューサーシリーズ」の発売も開始します。
新しい焙煎所の開設に合わせて、インド本社よりヘッドロースター兼品質管理責任者のシュレヤス・チトニスが赴任し、より鮮度の高い焙煎豆の提供が可能になりました。シュレヤス・チトニスは、来日にあたって次のように抱負を語ります。「日本では、焙煎プロファイルや抽出レシピの監修、新製品開発、トレーニングなどを担当するだけでなく、さまざまな方法でブランドの成長を支援します。ブルートーカイ スタイルでコーヒーを焙煎して、日本人の好みに合わせた、ユニークで複雑なフレーバープロファイルを持つ高級コーヒーを提供します。高品質のインドのスペシャルティコーヒーを日本のお客様にお届けできることを、大変うれしく思います。」
ヤイタロースタリーにおいては、PROBAT社の最新の高機能焙煎機を導入するとともに、味わいに影響を与える項目は、すべて数値データとして専用ソフトウェアで細かく管理し、焙煎した豆は翌日に毎回カッピングを行い、品質チェックを徹底。焙煎したての新鮮なコーヒー豆を発送する体制を整えました。焙煎所内では、新鮮な焙煎豆などの商品購入が可能なほか、今後、ドリンクの提供も予定しています。
また、ヤイタロースタリーの開設に合わせて、最高レベルの品質を誇るインド産コーヒーをフィーチャーする「プロデューサーシリーズ」を発売。「1つの農園」で収穫されたコーヒー豆であるシングルエステートコーヒーに対して、「プロデューサーシリーズ」は、1つの農園の中でも、さらに限定された単一のロットで栽培、精製、焙煎された少量生産の特別なコーヒーです。革新的で先見性のある取り組みを行っている生産者に光を当てて、 そのこだわりやエピソードを伝えることで、一杯のコーヒーができるまでのストーリーを知ってもらうことを目的にした新しい商品ラインアップです。第1弾として、2月6日より、「ケレハカル農園」を発売開始しました。
【焙煎所概要】
- 名称:ブルートーカイ コーヒー ヤイタロースタリー
- 所在地:栃木県矢板市下太田133
- 営業時間:11:00~16:00
- 定休日:日曜・祝日
- 焙煎機:PROBAT ショップロースターP12 III
- プロファイル作成ソフトウェア:Cropster
- 営業内容:新鮮な焙煎豆の販売、コーヒーの試飲、ドリップバッグ等のコーヒー製品の販売、オリジナルグッズ販売 ※今後、ドリンクの提供を予定
- 問い合わせ先:TEL 03-6684-1412
【シュレヤス・チトニス(Shreyas Chitnis)のプロフィール】
ヘッドロースター兼品質管理責任者
Blue Tokai Coffee入社以前は、オーストラリアのメルボルンで 5 年半の学生生活を送り、金融と経営を学ぶ。大学周辺には専門のロースターがたくさんあり、スペシャルティ コーヒーに関心を持ったことが今日のキャリアにつながっている。2017年にジュニアロースターとして入社し、その後の5年間 で、ゼロから焙煎とカッピングの技術を学ぶ。2019年にスペシャルティコーヒー協会(SCA)の認定資格である「Qグレーダー」試験に合格。来日前は、本社でヘッドロースター兼品質責任者として、毎年何百種類ものサンプルをカッピングし、新しいコーヒーの発売、ブレンド豆やドリップバッグ、コールドブリューなどの製品開発の責任者を務めるとともに、日々の焙煎業務と抽出レシピの監修も担当。焙煎品質の向上のために、チームに対して継続的なトレーニングを行ってきた。【プロデューサーシリーズ第1弾】
商品名:ケレハカル農園(Kerehaklu Estate)特徴・テイスト:ケレハカル農園のYolu Savira(ヨル サヴィラ)区画で採れたこのコーヒーは、近くの湖から湧き出る美しい水を使用して、ナチュラルプロセスで精製されました。このロットは、生産者とその家族が釣りをして育った、インド原産の魚種であるSnakehead(スネークヘッド)にちなんで名付けられています。イチジクやデーツを彷彿させるアロマと、はっきりとしたクリーンな口あたりは、ハンドドリップやエアロプレスで抽出することでより際立ちます。ほど良いボディと、明るい酸味に含まれるフォレストベリーの甘い余韻が魅力のコーヒーです。
価格:200g 1,980円(税込)
(画像はプレスリリースより)
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