「 か 」行から始まるコーヒー用語
- 貝殻豆(かいがらまめ)
- 精製の際に豆の中身が離れて落ちてしまった豆。焙煎時に焦げやすいので取り除くが、焙煎で貝殻豆になってしまうこともある。
- カイザー・メランジェ
- オーストリアで飲まれているコーヒードリンク。皇帝フランツ・ヨーゼフが愛した飲み方なので「カイザー」と名付けられた。濃めのコーヒー、ミルク,卵黄とグラニュー糖(約10g)を全部小鍋に入れ、混ぜながら弱火にかける。泡が立っている状態で70℃になったらカップに注いで完成である。
- 外皮(がいひ)
- 果肉の外を覆っている外側の皮。通常は、実が熟すと赤くなる。コーヒーの種類によっては黄色になるものもある。
- カウンターコーヒー
- 「コンビニコーヒー」とも呼ばれる。日本、台湾のコンビニレジで販売されるカップコーヒーである。簡単に、コーヒーメーカーで抽出された淹れたてのコーヒーが安く飲めるので、サラリーマン、女性や若者に人気がある。
- カツアイ
- ブラジルで改良され、ムンドノーボとカツーラの交配種である。ムンドノーボに近い味わいが特徴である。病害虫に強く、収穫量も多く、風や雨にも強いので、現在ブラジルから中米で広く栽培されている。
- カツーラ
- ブラジルで発見され、ブルボンからの突然異変種である。豊かな酸味と強い渋みが味わいの特徴である。木のサイズが短く太いので矮小種と呼ばれ、密集栽培が可能。病害虫に強く、収穫量がティピカより3倍程多いので、中南米でよく栽培されている。
- カッパー
- コーヒーのカッピングをする鑑定者。
- カップテイスター
- コーヒーの売買時に、コーヒー豆の品質を見極めるスペシャルリストである。コーヒーの香り、苦味や異臭がないかなどの要素を確認するので、優れた味覚と嗅覚が必要である。
- カップテスト
- コーヒー豆の産地、銘柄などを鑑定すること。機械ではなく、人にしかできない豆の品質検査。様々な要素の確認が必要なので、優れた味覚と嗅覚が求められる。
- 果肉(かにく)
- 外皮に包まれた部分。熟すと甘くなるが、食用の目的はなく肥料として使われる。
- カビ豆(かびまめ)
- 欠点豆の一つで、青いカビや黒いカビがある。高温多湿のところで保存された豆が、カビ豆になってしまう可能性がある。人の健康とコーヒーの味に悪影響を与えるので、必ず取り除かなければいけない。
- カフェー・ミット・シュラークオーバース
- カフェイン
- コーヒーや茶葉などに含まれる有機化合物のアルカロイドの一種である。覚醒、利尿、眠気の軽減などの効果で知られているが「集中力を高める」や「運動能力を向上させる」などの効果もある。
- カフェインレスコーヒー
- 「デカフェ」、「カフェインフリーコーヒー」とも呼ばれる。コーヒー生豆の階段で9割以上のカフェインが取り除かれたコーヒーである。
- カフェオスト
- フィンランドの伝統的なコーヒーで、ホットコーヒーにチーズを入れたドリンク。スウェーデン語の「オスト」は「チーズ」の意味である。一般的には溶けにくいレッドチーズを使い、コーヒーを飲みながらチーズの食感も楽しめる。
- カフェ・オ・レ
- フランスでよく飲まれるコーヒードリンク。フランス語の「レ(lait)」は「牛乳」の意味である。フレンチローストで焙煎された深煎りの豆を使い、ドリップ式で抽出した濃いコーヒーに同量の温めたミルクを入れた飲み物。「カフェ・オ・レ・ボウル」という取っ手のないカップで提供されることもある。
- カフェ・オ・レ・ボウル
- カフェ・オ・レのために作られ、取っ手のない容器である。様々な目的で使える。
- カフェ・カーダモン
- 北欧で飲まれているコーヒードリンク。「スパイスの女王」と呼ばれるカルダモンを使うので、他のコーヒーにはない独特なスパイシーな味わいが楽しめる。作り方は、カップにコニャックやオレンジリキュールを入れて、適当な角砂糖とカルダモン(1杯5粒程度)を加えたら火をかける(アルコールを飛ばすため)。その後、深煎りのコーヒーをカップに注ぐと完成である。
- カフェ・コーディアル
- カフェ・コレット
- イタリアで発祥し、エスプレッソに少しの酒を入れるコーヒードリンク。「エスプレッソ・コレット」とも呼ぶ。酒の種類は問わないが、通常、グラッパやブランデーを使用する。作り方は簡単で、エスプレッソに少量のグラッパを入れ、ホイップクリームをトッピングすると完成である。
- カフェ・コンタード
- 「コンタード」ともいう。エスプレッソに少量の牛乳を加えた飲み物。スペイン語の「コンタード」は「切る」という意味である。イタリアの「カプチーノ」や「カフェ・マキアート」と似ている。
- カフェ・コン・レチェ
- スペインのコーヒードリンク。エスプレッソに多めの牛乳を入れて作る(約1:1)。フィリピンやラテンアメリカでも日常的に飲まれている。スペイン語の「カフェ・コン・レチェ」は「ミルク入りのコーヒー」という意味である。イタリアの「カフェラテ」と似ている。
- カフェシェケラート
- イタリアでよく飲まれているコーヒードリンク。「イタリア版のアイスコーヒー」とも呼ばれる。エスプレッソ、砂糖(またはシュガーシロップ)、氷をシェイカーに入れて振り、冷えるとグラスに注いで完成である。氷によりコーヒーが薄くなってしまうことを避けるために考えられたコーヒードリンク。お店により、泡の上にコーヒー豆をトッピングすることもある。
- カフェジーニョ
- ブラジルで飲まれているコーヒーの飲み方の一つ。黒い色と甘いのが特徴である。飲み方は、深煎りのコーヒーに、たっぷりの砂糖を入れて混ぜて飲む。深煎りの豆を使用する理由は、ブラジル国内で流通しているコーヒー豆が低品質で欠点豆が多いからである。そのため、豆を深煎りしてネガティブな味を解消する。
- カフェ・シュナップス
- ドイツで冬の定番のコーヒードリンク。濃いコーヒーに「シュナップス」と総称されるアルコール度数が40%前後の蒸留酒を入れ(約コーヒーの10分の1)、好みの砂糖の量を加えると完成である。体を温める効果があり、コーヒーの苦味、酒の風味と甘味が味わえるドリンクである。蒸留酒の種類を問わないので、違うタイプの酒で作ると違う風味が楽しめる。
- カフェ・スラブ
- ウクライナのコーヒーの飲み方の一つ。温かいコーヒーと冷たいアイスクリームのコントラストが楽しめる。グラスにチョコレートシロップと深煎のコーヒーを入れて軽く混ぜて、ホイップクリームを浮かべる。バニライアスクリームと削ったチョコレートでトッピングすると完成である。
- カフェ・デ・オジャ
- メキシコの伝統的なコーヒーの一つ。コーヒー粉、シナモンと黒糖を用いて陶器でコーヒーを煮出す。シナモンの香りと黒糖の甘さが味わえるのが特徴である。また陶器や黒糖の種類により、違う風味も楽しめる。スペイン語の「カフェ・デ・オジャ」は「ホットコーヒー」の意味である。
- カフェ・ド・ベルジク
- ベルギー西部の「イーペル」で行われる猫祭りで生まれたコーヒードリンク。グラスに生クリームを入れてかき混ぜてアイスクリームを加え、卵白で作ったメレンゲを入れ、コーヒーを注ぐと完成である。軽い口当たりが特徴である。
- カフェ・フレッド
- イタリアで発祥し、エスプレッソに砂糖を入れて冷やしたコーヒードリンク。イタリア語の「フレッド」は「冷たい」という意味なので「カフェ・フレッド」は冷たいコーヒーである。出来立てのエスプレッソに砂糖を入れ空の容器に移す。常温になったら冷蔵庫で冷やしたら完成である。
- カフェ・ボンボン
- スペインのレバンテで人気のコーヒーの飲み方。エスプレッソに同量のコンデンスミルクを入れると完成である。スイーツみたいな甘味が特徴である。またエスプレッソではなく、濃い目のコーヒーの使用も可能。
- カフェ・マキアート
- エスプレッソに少量のフォームミルクを入れ、コーヒーの表面に絵を描いたドリンク。
- カフェ・マリアテレジア
- オーストリアでよく飲まれているコーヒードリンク。女帝マリアテレジアにより、オーストリアにコーヒーの文化が根付いたので「カフェ・マリアテレジア」と名付けられた。深煎りの豆を使用したコーヒーにオレンジリキュールを入れ、ホイップクリームを浮かべてキャンディをトッピングしたら完成である。
- カフェモカ
- エスプレッソにチョコレートシロップとスキムミルクを加えたドリンク。「モカ」を抽出したコーヒーにはカカオのような風味があるので、チョコレートシロップを入れてそれに似せている。店により、カフェモカの上にホイップクリームやチョコレートソースをかけることもある。
- カフェラテ
- 「カフェ・オ・レ」と違い、イタリアで発祥のカフェラテは、エスプレッソに、蒸気で温めたミルク(スチームミルク)を入れて作った飲み物。イタリア語の「カフェラテ」は「コーヒーとミルク」という意味である。
- カフェ・ルッツ
- 「スイス・コーヒー」とも呼ぶ。スイスでよく飲まれているコーヒードリンクである。ミルクを加えたコーヒーに「キルシュ」というサクランボ酒を入れ、ホイップクリームをトッピングすると完成である。一口でクリームの甘味、コーヒーの苦味とサクランボの風味が味わえるのが特徴である。
- カフェ・ロワイヤル
- コーヒーを入れたデミタスカップの上に、角砂糖を置いたロワイヤル・スプーンを載せ、その砂糖にブランデーを注いでから火をつけ、砂糖が溶けたらコーヒーにかき混ぜて飲むというコーヒーである。
- カプチーノ
- エスプレッソに泡立てたミルクを入れて作ったドリンク。ミルクはスチームミルクとフォームミルクの両方使う。一般的にエスプレッソ、スチームミルク、フォームミルクの割合は1:1:1。3者の割合により「カプチーノ・キアロ」、「カプチーノ・スクーロ」、「ウェット・カプチーノ」、「ドライ・カプチーノ」がある。チョコレートパウダーなどで風味を付けた飲み方もある。
- カプチーノ・キアロ
- エスプレッソと比べ、ミルクの割合がより多い飲み物。イタリア語の「キアロ」は「明るい」という意味である。
- カプチーノ・スクーロ
- エスプレッソと比べ、ミルクの割合がより少ない飲み物。イタリア語の「スクーロ」は「暗い」という意味である。
- カフワ・アラビーヤ
- 「アラビアコーヒー」とも呼ぶ。アラブ諸国で飲まれている。飲み方はトルココーヒーと同じだが、歴史的に「カフワ・アラビーヤ」や「アラビアコーヒー」と呼ぶ。飲み方は、砂糖やカルダモンを入れて煮出すことがある。
- カフワ・キシュリーヤ
- 中東のイエメンで飲まれているコーヒーの飲み方で、コーヒー豆の果肉と内果皮を使って抽出したコーヒーである。
- ガムシロップ
- 砂糖、水とアラビアガムで作られた甘味料。「ガムシロ」とも呼ぶ。カクテルやアイスコーヒーなどのドリンクに加えることが多い。
- カレントクロップ
- 現在流通して、当年度で生産されたコーヒー豆。ニュークロップより黄色がかった特徴がある。
- 缶コーヒー(かんこーひー)
- 缶にコーヒー、コーヒー飲料や乳飲料を入れ、すぐ飲めるドリンク。インスタントコーヒーより高い簡便性がある。主に自動販売機やコンビニエンスストアで販売され、屋外で手軽にコーヒードリンクが飲めるのが特徴である。
- ギシルコーヒー
- イエメンで飲まれているコーヒードリンク。コーヒーチェリーの肉だけを用いて煮出すコーヒーである。イエメン語の「ギシル」は「果肉」という意味である。
- 急冷式(きゅうれいしき)
- コーヒーの淹れ方の一種で、抽出したコーヒーを急速に冷やす方法。サーバーにたくさん氷を入れホットと同じようにコーヒーをドリップする方法、通常のドリップコーヒーを氷を入れたグラスにコーヒーを注ぐことで急冷する方法もある。
- 極細挽き(ごくほそびき)
- コーヒー豆の挽き方の一つ。粒の大きさは極細く、粉糖の程度である。短時間で素早く抽出する「エスプレッソ」や、直接に煮出す「トルコ式コーヒー」に向いている挽き方。
- キリマンジャロ
- ケニアとタンザニアの国境付近にあるアフリカ最高峰「キリマンジァロ」の斜面で栽培されるコーヒー。強い酸味が特徴で、酸味の代表として語られることが多い。現在、タンザニアで生産される水洗式のアラビカ種を全て「キリマンジャロ」と呼ぶ。
- グアテマラ
- グアテマラ共和国で栽培されるコーヒー豆。山岳で育ち、良いコク、やや強く優れた酸味と甘い香りが味わいの特徴。特に「アンティグア」、「ウエウエテナンゴ」と「コバン」で栽培される豆は人気がある。
- グラインダー
- コーヒー豆を挽くためのコーヒー器具。「ミル」と呼ぶ。「電動式」タイプと「手動式」タイプがある。
- グラインド
- コーヒー豆を挽いて粉の状態になること。「挽く」ともいう。豆の粉砕用器具とも呼ぶ。
- クレマ
- エスプレッソの液面に浮かぶ泡のこと。コーヒーの油分やたんぱく質による甘さと言われる。スプーンでかき混ぜても消えない泡は良い泡と言われている。
- グリーンコーヒー
- コーヒーの生豆。または生豆で抽出し、焙煎で破壊されたクロロゲン酸をより摂取できる飲み物である。インドの研究により、グリーンコーヒーを飲用した被験者は、体脂肪が平均15.8%下がり血糖値の改善も確認された。
- クロップ
- 農産物として生産されたコーヒー生豆。収穫期により「ニュークロップ」、「カレントクロップ」、「パーストクロップ」、「オールドクロップ」がある。
- 黒豆(くろまめ)
- 欠点豆の一つで、発酵しすぎた豆や収穫前に落ちた豆。異臭や変な酸味が出てくるので取り除く。
- クロロゲン酸(くろろげんさん)
- カフェインと並び、コーヒーの両大成分でポリフェノールの一つ。コーヒーの色、香りと味に影響を与える要素。生豆には多く含まれている。「抗酸化作用」、「脂肪消費の亢進」と「血糖値を下げさせる」などの効果がある。
- ゲイシャ
- アラビカ種の一種で、エチオピアの原産種。「ゲイシャ」という銘柄は、エチオピアの「Gesha」が原産地のため由来した。柑橘類のようなフルーティーな味わいとジャスミンのような花の香りが特徴で、香りを引き出せる浅煎りで焙煎することが多い。収穫量が少なく、希少性が高いので、高値で取引される品種である。2019年、1029ドル/1ポンドで最高値段を更新している。
- 欠点豆(けってんまめ)
- 生豆の不良豆や不完全な豆。欠豆、発酵豆、虫食い豆、貝殻豆などの欠点豆がある。取り除かずにコーヒーを抽出すると、味に悪影響を与えることである。
- 欠豆(けつまめ)
- コーヒー欠点豆の一つ。「割れた豆」とも呼ぶ。精製や運搬の際に割れたり欠けたりしてしまう豆。味に悪影響を与えないが、焙煎ムラになるので取り除く。
- ケメックス
- コーヒー抽出器具の一つ。理科の実験室から生まれ、1941年にピーターシュラムボーム博士で開発され、三角フラスコと漏斗を合わせたデザインで取手がないのが特徴である。見た目はドリッパーとサーバーを一体化したもの。
- 極小豆(ごくしょうまめ)
- コーヒー欠点豆の一つ。肥大豆の逆で、通常の豆よりサイズが小さく、焙煎ムラになるので取り除く。数量は肥大豆より多いと言われる。
- コーヒー
- コーヒーノキの種子(コーヒー豆)を焙煎して挽いたコーヒー粉をお湯や水で抽出したドリンク。「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」の第2条の2により、内容量の100gの中、生豆の使用量が5以上のドリンクが「コーヒー」と言う。
- コーヒー入り清涼飲料(こーひーいりせいりょういんりょう)
- コーヒー製品の一つ。「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」の第2条の3により、内容量の100gの中、生豆の使用量が1g~2.5g未満のドリンクが「コーヒー入り清涼飲料」と言う。
- コーヒーインストラクター
- 「全日本コーヒー商工組合連合会」によって、正しい知識と技術を向上するため立ち上げられた資格認定制度。コーヒーの専門知識、売買知識と鑑定技術を習得し、受験を合格した者に資格を与える。現在、3級、2級と1級がある。
- コーヒー飲料(こーひーいんりょう)
- コーヒー製品の一つ。「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」の第2条の2により、内容量の100gの中、生豆の使用量が2.5g~5g未満のドリンクを「コーヒー飲料」と言う。
- コーヒー・エッグノッグ
- アメリカなどで冬に飲まれているコーヒードリンク。「エッグノッグ」は牛乳をベースとしたドリンクなので、コーヒーと合わせれば「コーヒー・エッグノッグ」になる。
- コーヒー鑑定士(こーひーかんていし)
- フランスで認定されるコーヒーの鑑定資格。一ヶ月間にコーヒー豆の売買などの商的才能と、コーヒー豆の格付けなどの知識を学び、資格が取得できた人をコーヒー鑑定士と呼ぶ。日本では「全日本コーヒー商工組合連合会」によって資格の認定制度が立ち上げられた。
- コーヒー・グロッグ
- 北欧でよく飲まれているコーヒードリンク。「グロッグ」はラム酒の水割りなので、ラムのコーヒー割りを「 コーヒー・グロッグ」と呼ぶ。コーヒーにラム酒を入れ、砂糖やバターを加えると完成。
- コーヒーサーバー
- ドリップ式で抽出時に使用されるコーヒー器具。抽出後のコーヒーを受けるための容器。「サーバー」とも呼ぶ。
- コーヒースケール
- コーヒーを抽出する時に使い、豆の使用量、コーヒー液の抽出量と抽出時間を同時に測れる器具。同じの味を再現するため不可欠なものと言われる。
- コーヒーぜんざい
- 京都の喫茶店「味処マミ」から発祥したコーヒーの飲み方の一つ。コーヒーの苦味と小豆の甘味が味わえ、甘いものが苦手な人でも楽しめる。 作り方は、カップに小豆を入れ、コーヒーを注ぐと完成。アイスクリームや生クリームをトッピングすることもある。
- コーヒーチェリー
- コーヒーの果実。熟すと外皮が赤くなる。果実の構造には、外側から外皮、果肉、パーチメント(内果皮)、シルバースキン(銀皮)、種子(生豆)となっている。
- コーヒー・バック
- ティーバックのように、バックにコーヒー粉を入れ、カップにバックを入れてお湯を注ぐだけのコーヒー。サイズが小さいので、お家やアウトドアでもコーヒーが楽しめる。
- コーヒーロースター
- コーヒー豆を焙煎する機器。または、コーヒー豆の焙煎や売買などをする業者。
- コールドブリュー
- COLD BREW。常温水や冷水でゆっくりコーヒーを抽出した、いわゆる「水出しコーヒー」の抽出方法。お湯で抽出されたコーヒーと違い、時間がかかるので、しっかり豆のうまみと香りを引き出し、苦味と渋みの抽出も抑え、スッキリした味わいがこの抽出方法の特徴。
- 硬水(こうすい)
- 水1リットルあたりのミネラル含有量が120㎎以上の場合は硬水という。くせがあり、酸味を打ち消す力が強いのが特徴。軟水で抽出したコーヒーより、酸味がなく、苦味を強調することができる。「エスプレッソ」におすすめ。
- コロンビア
- コロンビアで生産されるコーヒー豆で、アラビカ種。良い酸味、甘味とコクが揃い、バランスがよく取れたマイルドな味が特徴。
- コロンビア式コーヒー
- 「ティント」とも呼ぶ。コロンビアで飲まれているコーヒーの飲み方の一つ。黒砂糖を加えたお湯を沸騰させ、火を消してからコーヒー粉を入れる。数分放置して粉が沈んだら上澄みだけを飲む。
- 混合焙煎(こんごうばいせん)
- 単品焙煎と違い、何種類の生豆を混合して焙煎する方法。ブレンドコーヒーを作る時には、単品焙煎より手間がかからないが、豆による最適な焙煎度や焙煎時間が違うのでばらつきがあり、焙煎ムラも出やすい。