HARIO株式会社が、小学生向けに特別授業をスタート!
そのテーマはなんと「コーヒーサイフォン」。理科の授業として、2024年12月に東京都内の小学校で実施されたこの授業に、コーヒーステーション編集部も取材に行ってきました。
次世代を担う子どもたちに「体験による学びの楽しさ」を伝えることを目的に子どもたちに、新たな体験と学びの場を提供するために始まったプロジェクト。
「コーヒー器具のHARIO」と「小学生」… 一見関わりが無いように感じますが、どんな授業になるのでしょうか。潜入レポートをお届けします!

実験道具としてのコーヒーサイフォン
初回は2024年12月17日、東京都中野区の宝仙学園小学校で4年生向けに開催。
理科の授業として、すでに学んだ膨張と収縮の仕組みを応用する形で行われました。サイフォンを実際に使用する様子を見ながら蒸気圧の力を学ぶというもの。
先生が詳しい説明をするのではなく、子どもたち自身に「なぜコーヒーが抽出できるのか?」を考えてもらう構成になっていました。小学生たちは目の前でお湯が上下する様子を観察しながら「お湯が勝手に上にのぼった!」「火を消したら戻るの?どうして?」といった声が飛び交っていました。
本日の講師は宝泉学園小学校の吉金先生、中村先生、杉並区のごきげんカフェの焙煎士・三枝さん、そしてHARIOの社員中村さんです。
まずはコーヒーについて器具の種類について学んだあと、サイフォンでコーヒーを淹れる様子を見学しました。

サイフォン vs. ハンドドリップ!小学生が飲み比べ
授業の終盤では、HARIOのスタッフがサイフォンとハンドドリップの両方で淹れたコーヒーを用意。小学生でも安心して飲めるように、カフェインの少ない豆を使用しました。
初めてコーヒーを口にする子も多く、「思った以上に苦い!」「大人の味」「お母さんが美味しそうに飲んでいるのはなぜ?」といった素直な感想が続出。(笑)
サイフォンはみんな初めて見たようですが、ドリッパーは「この器具は家にもある」「お母さんが使っている」という子もちらほらいました。
サイフォンで淹れたコーヒーの方が「熱い」「こっちの方が香りが強い気がする」という声が多く、ハンドドリップは「すっきりしてる」「色が薄い」「こちらの方が飲みやすい」という感想も聞かれ、子どもたちなりの味の違いをしっかり感じ取っていました。
飲み比べてみることで、淹れ方が異なることで味が変わるという事を体感できました。
また、淹れる人によっても味が変わることに気づいた子も。小学生ながらそこまで気づけるとはお見事ですね!


「楽しかった!」の声多数
「サイフォンは科学の力で水が上に上がったり下がったりしてびっくりした」「豆やコーヒーを淹れる為の器具は沢山種類があることがわかった」「またこういった特別授業を受けたい」また、「家で両親に淹れてあげたい」なんて素敵な感想も。
個人的に好きな感想が「なぜ人類は豆を焼いて潰して黒い液体にしようと思ったのかわからない」というもの。改めて考えると不思議ですね。学んだ内容が新たな興味に繋がるというのも、体験授業の醍醐味かもしれません。

体験を通じて理科をもっと面白く
HARIOは、耐熱ガラスのプロフェッショナル。ビーカーやフラスコといった実験器具から、家庭用のコーヒー用品まで幅広く手がけています。そんなHARIOだからこそ、サイフォンを使った授業が実現しました。
「家庭用品である「コーヒーサイフォン」を通じて子どもたちが理科を身近に感じるきっかけとなり、製品を使ったリアルな体験が新たな世界を切り拓く力を育む一助となれば」との想いで始まったこのプロジェクト。普段は理科の授業にあまり興味を持たない子どもたちも、実験を目の当たりにすることで「もっと知りたい!」という気持ちが刺激されているようでした。
この授業、2025年2月と3月にも別の学校で実施!さらに内容のブラッシュアップも進めており、今後もたくさんの子どもたちに体験してもらえるよう計画中だそう。
コーヒーステーションは今後のHARIOのコーヒー授業を追いかけていきます!