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【宮城県・名取市】就労継続支援B型事業所での自家焙煎コーヒーを、自販機で販売開始!

株式会社ゼンシン(宮城県仙台市・代表取締役:前田忠嗣)は、宮城県名取市で運営する就労継続支援B型事業所前に自家焙煎コーヒー自動販売機を設置し、2023年12月より販売を開始しました。

宮城県仙台市にある就労継続支援B型事業所テラグラッサ前に設置された自家焙煎コーヒーの自販機

販売開始の背景

「障がい者が自信と誇りの持てる社会をつくりたい」と事業ビジョンを掲げ、2023年5月から2ヶ月間に渡って、クラウドファンディングを実施しました。クラウドファンディングの目的は、就労継続支援B型事業所を利用する方の工賃の価格を上げ、生活をより豊かにすること。また、もう一つの目的として、フェアトレードのコーヒー豆を使用することで、現地生産者の生活を支える一助となることです。

就労支援事業所を利用する方の仕事が少ない、というのも一つの課題。
自販機を設置することで、コーヒー焙煎以外にも自販機の清掃や陳列などの仕事を増やすことができた。

クラウドファンディングで得た支援金をもとにコーヒーの焙煎機とフェアトレードのコーヒー豆を購入し、同年11月より事業所のある地域で開催される販売会などでコーヒーの販売を開始しました。

そして12月、コーヒーギフトの販売に合わせ、事業所前に設置された自動販売機でコーヒーのドリップバッグの販売も始めました。


今回販売を開始した自動販売機は、かつて同じように商品を陳列して使用されていた中古品ですが、このクリーニングやラッピング費用、輸送費などにクラウドファンディングの支援金の一部を使用しました。

事業所前に設置された自動販売機。
「CAFE MUKU OKINAWA(カフェムクオキナワ)というブランド名にちなんで
南国の海をイメージしたラッピングを施した。

コーヒーについて

就労継続支援B型事業所テラグラッサで焙煎・パッケージングされたコーヒーのドリップバッグです。種類は5種類で、フェアトレードの生豆を使用したネパール産のものの他に、ブラジル産・コロンビア産の豆を使用しています。


品質管理のため、専属のバリスタによるテイスティングを月に1回実施し、気候に合わせて焙煎しています。

  • ドリップバッグ ネパール(中煎り)・・・¥250/個
  • ドリップバッグ コロンビア(中煎り or 深煎り)・・・¥200/個
  • ドリップバッグ ブラジル(中煎り or 深煎り)・・・¥180/個

※いずれも2個セットで販売

販売場所:就労継続支援B型事業所テラグラッサ 事業所前

      宮城県名取市高舘吉田字前沖75-1

      TEL 022-796-9940

お湯を注ぐだけで美味しく飲める手軽さが人気のドリップバッグ

ブランド名の由来

ブランド名が「CAFE MUKU OKINAWA」と決まった由来は、宮城県名取市の次に沖縄県名護市で同じく『就労継続支援B型事業所テラグラッサなご』を立ち上げたことにあります。


沖縄の事業所は古民家を利用しているということもあり、そこで自家焙煎コーヒーを提供するカフェを開きたい、コーヒー事業によって自信と誇りを持って社会生活を送れるようになった利用者さんにカフェでいきいきと働いていただきたい、という願いを込めてブランド名を決めました。


「OKINAWA」とついていますが、焙煎は宮城県名取市・北海道江別市でも行っています。先述の通り、各地で焙煎したものをバリスタに届け、安定した美味しさで消費者の皆様にお届けできるように取り組んでいます。

今後の展望

販売会やギフトセットの販売を通じて「美味しい!」「どこで買えるんですか?」というお声を多くいただいていることもあり、ECサイトを立ち上げての販売なども視野に入れて取り組んでいます。


焙煎はもちろん、豆の選別や袋詰めなど初めての作業が多く、大変なこともありましたが、自分たちで作ったコーヒーが売れたり、「美味しいね」とコメントをいただいたりした時には、利用者さんだけでなく事業所で働く従業員も嬉しくなります。


今後もそういった嬉しい瞬間ややりがいを事業所を利用される皆さんに感じていただけるよう、より多くの人にCAFE MUKU OKINAWAのコーヒーをお届けできるような事業を展開していきます。


(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000126293.html

株式会社ゼンシン