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今からでもできるアウトドアコーヒー準備編

■はじめに

アウトドアコーヒーというとキャンプや屋外施設での利用がメインと考えている人も多いはず。都会の喧騒から離れた場所で、ゆったりと飲むコーヒー。想像しただけでも最高ですね。しかし、どちらかというとおうちコーヒーより敷居が高いイメージがあるのではないでしょうか?実際のところ近頃では日帰りで利用できる施設も多いですし、遠く離れた場所だけではなく、普段通ってる職場や学校でも準備さえすれば簡単に普段通りのコーヒーが飲めるんです。そして、経済的にもオトクというのも嬉しいポイント。好きな場所で好きなコーヒーを楽しめますよ!たくさん魅力が詰まったアウトドアコーヒーですが、本稿では実際にどんな準備が必要なのか見ていきましょう。

■本稿でわかること

  1. 必要な器具
  2. コーヒー豆選び
  3. 実践へ向けての注意事項

■どんな器具が必要?

アウトドアコーヒーの器具というと、まず揃えるのが大変そうなイメージがあります。例えば、外でドリップコーヒーを淹れたい!となれば必要な器具は自然に多くなりますよね。ですがドリップにこだわらず外で手軽に美味しいコーヒーを飲みたいとすれば、抽出方法を変えることでより手軽にコーヒーを楽しめます。人数に合わせて抽出方法を選ぶのもいいですね!


絶対に必要なもの

  • お湯
  • コーヒーの粉
  • マグカップ
  • ドリッパーやコーヒープレスなどの器具
  • フィルター
  • タイマー

え?少なくない?と思うかもしれませんが家庭で淹れるコーヒーと準備自体はさほど変わらないんです。外でコーヒーを淹れるのであればできる限り少ない荷物で持ち運べるのが重要。個人的にはエアロプレスや浸漬式のコーヒーマグが初めての方にはオススメ。後片付けも簡単ですし気軽に美味しいコーヒーができますよ!携帯でもいいので抽出時間を測ることは忘れずに。まずは最小限ここから揃えていきましょう。今ある器具でどんなコーヒーを淹れたいかによって買い足したり、逆に持っていくものを減らしたりできるといいですね。

本格派は持っておきたい

  • ケトル
  • コーヒーミル
  • サーバー
  • 計量器

外でドリップコーヒーを淹れたいとなれば、特にハンドドリップコーヒーはお湯の量や粉のグラムの正確に計ることで美味しいコーヒーになっていくので計量器は大切。そして細口のケトルがあれば外でもコーヒーを淹れやすくなります。また、自然の中で挽きたてのコーヒーの香りを楽しむのも贅沢なひと時。簡易式のコーヒーミルを持っていくのもいいですね。

ゼブランコーヒーミル ステンレスカッター

¥5,280
品番 ZB-HCM-2B

簡易式のミルは一つ持っておくだけで、より行動範囲を選ばずにコーヒーを楽しめます。小さいながらも十分な容量がありますし、粗さが調整できるのも嬉しい部分。分解清掃も簡単なのでメンテナンスに不安がある人でも安心です。


場合によって必要なもの

  • バーナーなどの熱源
  • 安定した作業台

熱源が確保できない、お湯ができないとなるとバーナーなどでお湯を作らなければいけません。場所によっては使用ができないこともありますし、その際は周囲の状況をよく確認して使用するようにしましょう。

■コーヒー豆選びについて

外で飲むコーヒー、せっかくならば普段と違ったコーヒーを楽しむのもいいですよね。ただ、普段と違った環境でコーヒーを淹れるとなるとできる限り簡単に美味しく飲めるコーヒー豆がいいんじゃないかと思います。もしくはコーヒーを淹れるレシピがしっかりと決まっているものだと安心ですね。初めてトライするコーヒーであれば、店員さんに淹れ方を聞いてみて参考にするのもいいでしょう。


個人的には中煎り~中深煎りのコーヒーはどんな状況でも美味しく飲めて、コーヒー好きにも苦手な人にも飲みやすいと思うので選びがちです。


■コーヒー豆の持ち運び

現地調達でない場合には、抽出に必要なグラムをあらかじめ自宅で計っておくと便利です。キャニスターやジップロックに詰めて持っていくといいでしょう。これは粉に関しても同様で、あらかじめ自分で挽いた、もしくはお店で挽いてもらっているのであれば、あらかじめ計量して持っていくと楽チンですよ。


ちなみに、少し粗めに挽いたコーヒーをティーバッグに詰めておくとカップにお湯を注いで待つだけでコーヒーが楽しめます。ピクニックやキャンプなど荷物が多くなりそうな時は便利です。もちろんオフィスや学校でもいいですね!


■実践編へと向けて注意点

場所が変われば器具の使い勝手も変わっていくので、出来るかぎり最小のスペックで準備する方がいいでしょう。現地調達できるものはして、できないものはあらかじめ用意しておく、また代替え品を探しておくといいですね。場所によっては火を使うのを禁止されていたりもするのでしっかりと注意事項を確認しながら安全に楽しみたいですね。


■最後に

本稿は外でコーヒーを淹れる際の準備でしたが次稿では実際にどうやって淹れるのかを説明していきたいと思います。今回は出て来なかった器具の説明もするのでお楽しみに、それでは次の稿でお会いしましょう!


アウトドアコーヒーギアに関する記事一覧

https://coffee-station.jp/topics/outdoors

“実践編”は2023年8月7日(月)12時にコーヒーステーションにて公開!

ゼブランコーヒーミル ステンレスカッター
Zebrang