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濃厚なコクのあるコーヒーを淹れるコツ【コーヒーオイルを抽出する器具も紹介】

濃厚なコクのあるコーヒー

濃厚なコクのあるコーヒーが好きだけど、どのように淹れたらよいか分からないと悩んでいませんか。濃厚なコクのあるコーヒーは、5つのポイントを守ること、コーヒーオイルを抽出することで淹れられます。
この記事では、濃厚なコクのあるコーヒーを淹れるポイントとコーヒーオイルを抽出する器具を紹介します。5つのポイントとコーヒーオイルを抽出する器具が分かれば、濃厚なコクのあるコーヒーを楽しむことができますよ。

濃厚なコクのあるコーヒーを淹れるポイント5選

濃厚なコクのあるコーヒーを淹れるポイントは、5つです。

●焙煎度合い
●コーヒー豆の挽き方と量
●湯温
●蒸らす時間
●ドリッパー

コーヒー豆の特徴に合わない淹れ方をすると、本来の味わいを引き出すことはできません。コーヒーの味わいは、淹れ方次第で変化するからです。上記5つのポイントを守ると、濃厚なコクのあるコーヒーに仕上げることができますよ。順番に解説していきますね。

ポイント1:焙煎度合い

ポイントの1つめは、焙煎度合いです。焙煎度合いは深煎りのものを選びましょう。焙煎度合いが深くなるほど、苦味やコクを味わえるからです。反対に浅煎りのコーヒー豆は酸味が強くなります。苦味やコクを求めるなら、深煎りのコーヒー豆を選びましょう。

ポイント2:コーヒー豆の挽き方と量

ポイントの2つめは、コーヒー豆の挽き方と量です。コーヒー豆の挽き方と量は下記のようにしましょう。

●コーヒー豆の挽き方:中挽き
●コーヒー豆の量:8g/100ml

コーヒー豆は細挽きの方が、苦味やコクを出しやすいと思うかもしれません。しかし細挽きにしてしまうと、コーヒー豆の成分を出し過ぎて、雑味を発生させる原因となります。そのためコーヒー豆の挽き方は、中挽きがおすすめです。コーヒー豆の量は、注ぐお湯の量100ml当たり8gにしましょう。中挽きの場合は、8gがベストなコーヒー豆の量です。

ポイント3:湯温

ポイントの3つめは、湯温です。湯温は90℃に設定しましょう。湯温が高すぎると、コーヒー豆の成分を出し過ぎて雑味の原因になります。反対に湯温が低すぎると、コーヒー豆の成分が出し切れず、濃度感の低いコーヒーになってしまいます。コーヒーを抽出する際の湯温は、90℃を目安にしましょう。

ポイント4:蒸らす時間

ポイントの4つめは、コーヒー豆を蒸らす時間です。蒸らす時間は、約1分30秒を目安にしましょう。コーヒー豆を蒸らす時間を長めにとることで、コーヒー豆の成分を充分に引き出すことができるからです。蒸らす時間が短いとコーヒー豆の成分を引き出せず、濃度感の低いコーヒーになってしまうので、注意しましょう。

ポイント5:ドリッパー

ポイントの5つめは、ドリッパー選びです。ドリッパーは、湯抜けが遅いものを選ぶようにしましょう。湯抜けが遅いドリッパーを使用すると、コーヒー豆とお湯の接触時間が増え、濃度感の高いコーヒーを淹れられます。湯抜けが早いドリッパーを使用すると、すっきりとした味わいのコーヒーになります。コクや濃度感を求める人は、湯抜けが遅いドリッパーを使用しましょう。

コーヒーオイルを抽出して濃厚なコクのある味わいに

金属製ドリッパー

濃厚なコクのある味わいのあるコーヒーを淹れたい人は、コーヒーと一緒にコーヒーオイルを抽出するのがおすすめです。コーヒーオイルとは、コーヒー豆に含まれている油分のことです。この油分がコーヒーにコクを与えてくれます。コーヒーオイルを抽出するには、下記の器具がおすすめです。

●金属製ドリッパー(透過法)
●フレンチプレス(浸漬法)

金属製ドリッパーは、普段ハンドドリップで淹れている人におすすめです。またフレンチプレスは、ハンドドリップではありませんが、コーヒーオイルを充分に抽出できます。順番に詳しく解説していきますね。

金属製ドリッパー(透過法)

金属製ドリッパーは、ペーパーフィルターを使用しないドリッパーです。そのためコーヒーオイルがペーパーフィルターに吸着されず、コクのあるコーヒーに仕上がります。ただしペーパーフィルターがないことで、コーヒー豆の微粉も通りやすくなっています。そのためコーヒーの中に微粉が混じり、人によっては舌触りが気になるかもしれません。
金属ドリッパーでコーヒーを淹れるときもコーヒー豆の挽き方は、中挽きにしましょう。それでも舌触りが気になる人は、中粗挽きでコーヒーを淹れてみましょう。

フレンチプレス(浸漬法)

フレンチプレスは円筒状の容器に、コーヒー豆を挽いたものとお湯を注いで抽出する器具のことです。フレンチプレスにも、コーヒーオイルを吸着するフィルターが付いていません。そのためコーヒーオイルを丸々抽出でき、濃厚なコクのあるコーヒーを味わうことができます。
フレンチプレスでコーヒーを淹れる際のレシピは下記のようにしましょう。

●コーヒー豆の挽き方:細挽き
●コーヒー豆の量:6g/100ml

フレンチプレスは抽出力が弱いので、細挽きにしてコーヒー豆の成分を出しやすくします。そのときのコーヒー豆の量は、6g/100mlがちょうどよい濃度感になります。

コーヒーオイルを抽出して濃厚なコクのあるコーヒーを楽しもう

コーヒーオイルを抽出

濃厚なコクのあるコーヒーを淹れるためには、5つのポイントを守ることと器具を変えてみることをおすすめします。普段使っているドリッパーを金属製ドリッパーに変えたり、フレンチプレスを購入したりして、濃厚なコクのあるコーヒーを味わいましょう。

ダブルステンレスドリッパー・粕谷モデル
カフェプレス・U