今回は、HARIOグループの『株式会社ハリオ商事』のマーケティング部門の最前線に立つ古川 飛鳥さんにインタビューの機会をいただいた。
古川さんの担当業務は、プレスリリースの作成やSNS・自社メディアの運用、市場やトレンドの調査・分析、動画編集などのコンテンツ制作などと多岐に渡る。広報部門とマーケティング部門を兼業しながら、ブランドを盛り上げるべく、日々奮闘している。
「実は元々、HARIOが展開しているガラスのアクセサリ―ブランド「HARIO Lampwork Factory」のファンだったんです。友達にもよくプレゼントで渡していました。当時私が知る限りでは透明感が美しいアクセサリーというだけでなく、アップサイクルの業界で評判を耳にしたことがあり、SDGsの観点でもブランドイメージが良かったことを覚えています。大学卒業後、個人事業主としてマーケティングや広報に付随するお仕事をいろんな企業様とさせていただいていたのですが社会人3年目のタイミングで「組織単位のプロジェクトがしたい。」と会社員へを検討していた時に、当社が中途を募集しているのを知ったのが入社のきっかけです。」
日頃、古川さんがマーケティングを手がける主な領域は、メイン事業であるアウトドアコーヒーの器具を展開する「Zebrang」とHARIOのものづくりのノウハウを活かしたペット用品「ハリオペット」の2つだ。各事業の人気商品について詳しくお聞きしました。
ハリオ商事が運営するブランド
1. Zebrang
「まず、Zebrangの方から話しますね。一番の人気商品は『真空二重マグコーヒーメーカー』です。誰でも簡単にコーヒーを淹れられる商品で、粉とお湯を入れて蓋をすれば、たった3分で美味しいコーヒーが出来上がるのがポイントです。真空二重構造になっていて保温力も高いので、アウトドアシーンにもピッタリです。
また、Zebrangは”コーヒーを淹れる時間”を大事にしています。じっくりコーヒーを淹れることで、自分の心と向き合えたり、気持ちが切り替えられたりしますよね。外でもハンドドリップをしていただきやすいよう、世界中で愛用いただいているHARIOのV60ドリッパーを折り畳んで持ち運べるようにした『V60フラットドリッパー』は、HARIOグループならではの商品です。
他にも、密閉できるキャニスターやステンレス刃のミルなど、外でも本格的なコーヒーを楽しんでいただくための機能を搭載した商品開発をしています。デザインはブラックカラーで統一感があるので、シリーズでー式購入されるお客様も多いです。」
■Zebrangブランドページ:https://zebrang.hariocorp.co.jp/
2. ハリオペット
「次にハリオペットについてお話します。この『グルッテ』というワンちゃん・猫ちゃん用のシリコーン製のブラシが一番の人気商品です。ブラシの種類は、ペットの毛の長さと、ブラッシングの慣れに合わせて4タイプから選べます。ワンちゃん・猫ちゃんの皮膚の厚さは人間の約1/3しかないので、皮膚への負担が大きくどうしてもブラッシングに苦手意識を持っている子が多いんです。そんなお客様からのお悩みを解決するために、マッサージをしながらブラッシングできる『グルッテ』を開発しました。
■ハリオペットブランドページ:https://pet.hariocorp.co.jp/
自社商品の魅力を語る古川さんの表情は、溢れんばかりの自社愛がビシビシと伝わってくるような輝きを放っている。そんな古川さんの原動力は一体どこにあるのだろうか。
ハリオ商事 広報担当の想い
「一番の原動力は、お客様の存在です!SNSやイベントでやり取りさせていただいてるのですが、お客様と接するひと時が一番元気をもらえる瞬間です。皆さんがHARIOが好きだと話してくれるのですが、むしろ私がお客様達の大ファンです。(笑)」
次に、古川さんへ『HARIOグループにおけるオンリーワンの強み』を聞いてみた。
HARIOグループとしての強みとは?
「100年間、HARIOとしてブランドを存続させてきた圧倒的な信頼力です。もし今働いてるメンバーがいなくなったとしても、これまで当社が歩んできた道のりがあるからこそ、今後もよりよい製品づくりを追求し続けていける確信があります。HARIOを築き上げてくれた今までの先輩方には、とても感謝しています。」
そう語る古川さんから感じるのは、これまでHARIOグループが歩んできた軌跡を守り、真っすぐに進んでいきたいという想いだ。最後に、HARIOグループをさらに盛り上げていくうえで、どんな方と一緒に働きたいかを聞いてみた。
「行動力がある人や素直な人、責任感を持って仕事に取り組んでいる人が活躍している印象があります。あと、私のように入社前からブランド愛がある社員はやはり多いですね!自分がHARIOグループを盛り上げていこう!という姿勢がある方とぜひ一緒に働きたいですね。」
今回は、目一杯の自社愛とお客様愛を持つ古川さんにインタビューさせていただいた。世の中へサービスを広げていき、ファンを創り出す存在は、前へ進むことを決して止めない、古川さんのような方なのだと思う。今後もHARIOブランドのさらなる発展を願うばかりだ。
インタビューを受けていただいた方
古川飛鳥様(HARIOグループ『株式会社ハリオ商事』 広報担当)
SNSのインフルエンサー経験あり。SNS運用の経験を活かして、HARIOグループのマーケティング領域の第一線で活躍中。コミュニティマーケティングを得意としており、社内コミュニケーションの一環として、朝のコーヒー活動やシャッフルランチなども自ら企画立案するアクティブ系女子。朝型タイプで、一日の始まりは1杯のコーヒー。ダックスフンド愛好家。
▼引用元