12月に入り、本格的な寒さになってきましたね。
この季節、温かい部屋の中でコーヒーを飲みながらゆっくり過ごしたいものです。
最近はご自宅で本格的なコーヒー器具や、コーヒーマシーンを使用し、コーヒー豆から購入する方が多くいらっしゃるようです。
今回はそのような方々に冬におすすめのコーヒー豆を紹介します。
冬に合うコーヒー豆とは
冬に飲むコーヒーの場面の想像します。
寒い朝に体をほっこり温めて欲しい
長い夜にゆっくり時間を過ごしたい
このような場面に合うコーヒーの特徴をします。
特徴①:芳醇なワインのようなコクがあり、豆の個性を感じる、口当たり滑らかなコーヒー
フレーバー:赤ワイン、カシス、ベリー系など
焙煎度:中煎りくらいまでの浅めの焙煎
特徴②:甘さや香ばしさがあり、少し重めのコーヒー
フレーバー:チョコレート、アーモンド、ヘーゼルナッツなど
焙煎度:中深煎りから深煎り
次にこのようなフレーバーを持ったコーヒー豆を具体的にご紹介します。
冬におすすめシングルオリジンの豆(国別)
特徴①のコーヒー
ナチュラル製法のコーヒー豆
ナチュラルとは、コーヒー実を果実が付いたまま天日干しをしてから脱穀する昔ながらの精製方法。ブラジル、エチオピア、イエメンなどが有名です。降水量が少ないエリアで、初期投資が少なくすむという理由で採用されていました。
しかし、近年は豆の個性を出すために最近はナチュラル製法を一部採用する国も増えています。
特におすすめは、エチオピアです。
特徴②のコーヒー
ナッツ系ですぐに思い浮かぶのがブラジルのブルボン種がおすすめ。
ブルボン種とはティピカ種と並ぶアラビカ種の代表格。1770年にインド洋上のブルボン島(現在のレユニオン島)から伝えられ、ブラジルのコーヒーの繁栄を支えました。
ブルボン種の中でも、通常の赤い実ではなく黄色い実をした、イエローブルボンという豆は甘さが強く出ると言われています。
今回の紹介で、コーヒー豆を選ぶ際の目安の1つにしてみてください。
コーヒー好きが選ぶ有名店の冬限定ブレンド
シングルオリジン(国別)はまだよくわからないという読者の方も、多くのお店で各季節をイメージした期間限定のオリジナルブレンドが販売されています。それぞれの豆の個性を出しつつ飲みやすい味にブレンドされているので間違いありません。
実際にお店、ECショップで販売されている冬限定のおすすめのブレンドコーヒーを紹介します。
・丸山珈琲
軽井沢発祥で、丸山健太郎社長が自ら現地でバイヤーとして仕入をしている先人のお店。冬限定ブレンドは、ダイヤモンド・ダスト、ダイヤモンド・ダスト・ライト、冬のスペシャルブレンドの全3種を販売
ダイヤモンド・ダスト(深煎り)(エチオピア、ニカラグア他)
特徴:冬の軽井沢で見られるダイヤモンド・ダストをイメージした透明感と爽快感のある深煎
フレーバー:ダークチョコレート、レーズン。滑らかな口当たり
ダイヤモンド・ダスト・ライト(中煎り)(ケニア、グアテマラ他)
特徴:ダイヤモンド・ダストをイメージした軽やかで広がりのある中煎
フレーバー:オレンジ、カシューナッツ
冬のスペシャルブレンド(ケニア、エルサルバドル他)
特徴:贅沢に上品質のグランクリュシリーズを使用したブレンド
フレーバー:青りんご、ハチミツ。きめ細かい質感。
・小川珈琲
京都に本社を置く「古都の珈琲職人」こと小川珈琲
最近はコーヒーの抽出体験ができるLABORATORYという新形態店舗を東京の下北沢、桜新町に展開。
冬珈琲(グアテマラ、エルサルバドル他)
特徴:厳しい冬の寒さに負けず咲き誇る花に満ちる心をイメージ
フレーバー:グアテマラSHBの芳醇な香りと滑らかな口当たりでしっかりとした風味
・澤井珈琲
鳥取発祥の小さな珈琲屋さんがECサイトで有名なお店
淡雪
寒い冬の日に、ほっかほっかのコーヒーで優しく身体を温めていただきたい、上品な甘さが大人気のカリブ海で産出されるコーヒーをベースにして、優しい甘さの香り溢れるブレンドコーヒー
・珈琲問屋
コーヒー豆は生豆、焙煎豆はもちろん、コーヒーのあらゆる器具を扱う専門です。
実店舗も各地にあり、あらゆる実際の商品を見ながら購入できる店舗です。
雪灯り(コロンビア、グアテマラ、タンザニア)
体を包み込む香気は雪灯りの様なやさしい暖かさを感じさせる。甘い飲み口から力強く重みのあるコクや苦み、いつまでも続く後味がしっかり全身を温めてくれる、やさしく温かい灯り(ぬくもり)を思い描いたブレンド
今後のコーヒー豆購入の時の参考にしてみてください。
寒い季節が始まりましたが、温かいコーヒーを飲みながら日々を楽しみましょう。