突然ですがコーヒーを飲むときにミルクを入れますか?
牛乳を入れてカフェオレしたり、コーヒーミルクを入れたり最近ではミルク出しコーヒーなんて物までもあります。まろやかになりブラックコーヒーとは違う美味しさですよね。そのコーヒーとの相性抜群のミルク。
この記事では、ミルク側にスポットを当て、お家でも気軽に楽しめるミルクに相性抜群のおすすめのコーヒー豆をご紹介していきます。
コーヒーに入れるミルクにも種類があります!
①牛乳
言わずと知れた牛乳!牛乳と言えばカフェオレですよね。無調整で脂肪分が高い牛乳を使用すると、味が濃くまろやかになり、逆に低脂肪の牛乳を使用するとサラッとして飲みやすくなります。
ここで注目は牛乳の殺菌方法!高温殺菌は味が濃く低温殺菌はサラッとしている印象を受ける人が多いようです。殺菌の方法と脂肪分のバランスを見て自分好みのカフェオレを探してみてはいかがでしょうか。
②コーヒーミルク
コーヒーフレッシュなどと呼ばれることもありますね。関西圏での呼び名のようです。ポーションタイプの物をよく目にしますが、実は乳成分は入ってなく水と植物油脂でできています。
あのクリーミーさとコクは後から味を付けコーヒーに合うように調整されています。成分が脂肪なのでコーヒーをまろやかにしてくれます。
③番外編 コーヒーブリューワー(ミルク出しコーヒー)
ここ最近、ひそかに流行りを見せています。カフェに行くとよく見かけるようになりましたね。
ブラックコーヒーに牛乳を入れるとカフェオレになりますが、コーヒーの粉を牛乳に一晩浸してミルクで抽出するのがコーヒーブリューワーです。
水を使用せずに牛乳だけしか使用していないため、コーヒーの香りや風味がダイレクトに牛乳に移ります。今までにない味わいのコーヒーが堪能できます。コーヒーというよりはある意味、牛乳の新しい飲み方と言えるかもしれません。
なぜミルクに酸味があるコーヒーが合わないのか?
華やかでフルーティーな酸味が特徴の浅煎り焙煎のようなコーヒーにミルクは合わせにくいようです。
ミルクを入れると苦味がマイルドになり、砂糖を入れると酸味が和らぎます。酸味と甘みのバランスで人は美味しさをより感じるそうです。もしミルクを入れて酸味が気になるようでしたら、少し砂糖を入れてみるのもおすすめです。
牛乳に合うコーヒー豆
①グアテマラ エスペランサ ナチュラル
グアテマラのコーヒー国際品評会カップ・オブ・エクセレンスで、必ずと言って良いほど優勝争いを演じるのが、このエスペランサ農園。そこで作られるコーヒー豆の美味しさは格別です。
≪おすすめ焙煎度は中深煎り≫
特徴である酸味は残しつつ、やや深煎りにする事により苦味と甘味とコクが増し、ミルクとコーヒーのバランスが絶妙なカフェオレに仕上がります。少し濃い目のコーヒーに牛乳を入れるのがポイントです。
コーヒーミルク(コーヒーフレッシュ)に合うコーヒー豆
②ウガンダ マウントエルゴン
アフリカ大陸の真ん中に位置するウガンダ。いまやアフリカ大陸屈指のコーヒー輸出国です。
そこに聳えるエルゴン山は、東アフリカ最古の火山です。火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ、しっかりとした酸味が特徴の最高級アラビカコーヒーが栽培されています。
≪おすすめ焙煎度は中深煎り≫
深煎りにすることで甘味とコクが増し、さらに特徴である華やかな酸味のアクセントが加わり美味しいく飲みやすいコーヒーになります。そこにコーヒークリームが加わると、まろやかで飲みやすいコーヒーになります。
コーヒーブリューワー(ミルク出しコーヒー)に合うコーヒー豆
③ブラジル セラード 樹上完熟豆・晩秋摘み Natural
ブラジル・ミナスジェライス州・セラード地域で精製されるコーヒーです。
特徴は、「ドライ・オン・ツリー」と呼ばれる収穫方法です。完熟したコーヒーの実を取らずに、木の上で干しブドウのように乾燥させることにより、甘味が増しマイルドになります。
≪おすすめ焙煎度は深煎り≫
深煎りにする事により苦味とコクが増し、ミルクブリューワーにした時に、ミルクの甘味に負けないコーヒーになります。更に嬉しい事に、このセラードコーヒーは高品質のわりに、お値段がお安くコスパが良いのでミルクブリューワーにようにコーヒー豆を沢山使う場合に最適です。
まとめ
なぜコーヒーにミルクを入れるのか?それは美味しいからに他なりません。
今回はミルクに合うコーヒーをご紹介しました。普段あまりミルクを入れない方、もしくは、いつもミルクを入れるけど深く考えていない方、また違った世界が広がると思います。この機会に是非、ミルクに合うコーヒーを試してみて下さい。