古谷乳業×面白法人カヤック、新コーヒーブランド“飲む雑誌”『ブラックコーヒーBEANS』創刊!『ブラックコーヒーBEANS ゲイシャブレンド』

首都圏のファミリーマートで7月29日(火)新発売

創業80周年を迎える古谷乳業の初挑戦!雑誌のように“読んで飲める”パッケージデザイン / コーヒースペシャリストも「ゲイシャ特有のフルーティさとフローラル感が楽しめる」と高評価

 古谷乳業株式会社(本社:千葉県千葉市/代表取締役社長:古谷裕彦/以下「古谷乳業」)と株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔/以下「面白法人カヤック」)は、共同でコーヒーの新ブランド「ブラックコーヒーBEANS」を企画開発しました。

 本ブランドは、「ワインのように奥深いコーヒーの世界をもっと多くの人に知って、楽しんでもらいたい」という想いから、“飲む雑誌”というコンセプトのもとに誕生。第一弾の“創刊号”では、希少な高級豆「ゲイシャ」を使用した『ブラックコーヒーBEANS ゲイシャブレンド』(500mlキャップ付き紙パック/価格:368円税抜)を、7月29日(火)より首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)のファミリーマートから発売します。

 酪農発祥の地と言われている千葉県で1945年に創業した古谷乳業は、学校給食牛乳として親しまれてきた「フルヤ牛乳」やヨーグルトなどの処理・製造・販売を行う乳業メーカーです。2023年より、面白法人カヤックと共同し、生乳75%をつかった「ミルクの束縛 ミルクコーヒー」や「物語のあるヨーグルトシリーズ」などを企画・販売。両商品とも、生乳の美味しさや新たな価値をデザインとコピーの力で伝え、古谷乳業を支える人気ブランドとなっています。

  本ブランドは、両社による第三弾のタッグ、そして古谷乳業創業80年で初となるコーヒー飲料の販売です。

古谷乳業は、清涼飲料水品目販売額シェアで上位を占める(※)コーヒー飲料に挑戦することで、酪農家の減少や生乳の供給変動といった業界課題に対し、新たな事業の可能性を拡げるとともに、生乳と親和性の高いブラックコーヒーを商品化することにより、商品開発を更なる高みへと導くことを期待しています。

 また、コーヒーの豆ごとにその味わいや背景を雑誌のように楽しめる”飲む雑誌”をコンセプトに、ワインのように奥深いコーヒーの生産背景や豆の知識を伝える一助となり、初参入するプレミアムコーヒー市場を盛り上げていくことを目指します。なお、初年度は豆の調達の状況により、20万本の販売を予定しています。

出典一般社団法人 全国清涼飲料連合会清涼飲料水統計2025

「生乳の美味しさをさらに引き立てる、ミルクコーヒーの開発にも挑戦」

古谷乳業にとって一番大切なのは、酪農家の皆さんとともに新鮮でおいしい牛乳を届けること。その思いはずっと変わりません。だからこそ今後厳しい環境になっても、事業を安定させて未来へつなげるための幅広いチャレンジが必要だと考えました。将来的には、工場の新設においてコーヒーの抽出設備の併設も視野に入れており、古谷乳業が長年こだわってきた生乳の美味しさをさらに引き立てる、ミルクコーヒーの開発にも挑戦したいと考えています。(古谷乳業 事業開発部長 金谷敏)

「コーヒー業界の第4の波『フォースウェーブ』は、自宅でコーヒーストーリーを味わう」

コーヒー業界には現在、第4の波「フォースウェーブ」が到来していると言われています。

第1の波はインスタントコーヒーの普及や喫茶店文化の広がり、第2の波では、シアトル系カフェチェーンの登場により、ライフスタイルとしてのコーヒーが浸透しました。そして、第3の波は、豆の産地や焙煎、抽出にこだわるスペシャリティコーヒーの流行です。

そこから現在、第4の波として注目されているのが、自宅で楽しむ高品質なコーヒーです。

コロナ禍によって家で過ごす時間が増えたこと、自宅用焙煎機など機器の進化、さらにはコーヒー豆の価格高騰などを背景に、こだわりの味を、より手軽に、日常的に楽しむというニーズが高まっています。

今回の「ブラックコーヒーBEANS ゲイシャブレンド」は、まさにこの第4の波にマッチした商品だと感じています。ゲイシャという高級で希少な豆を、自宅や職場で、パッケージに書かれたコーヒーの知識や物語に触れながら手軽に楽しめる。そんな体験は、コーヒーに詳しくない方にとっても親しみやすく、現代の多様なコーヒーの楽しみ方の一つになると思います。
(株式会社マグナ 営業本部本部長 武藤雅則 氏)

【株式会社マグナ概要】
国内外のコーヒーマシンや調理機器の提案、オリジナルマシンの製品開発を行う一方で、コーヒー業界を始めとしたフードサービス業界の変化やニーズを捉え、外食産業・飲食業を支えています。

 <開発ポイント>

  • カフェと同等のドリップ抽出をすることで、苦味や雑味を抑え、豆本来の上質な風味を抽出
  • 1本あたり7g超の生豆使用し、Brix値(コーヒーの濃度を測る指標)1.7%を目指しリッチな味わい
  • 賞味期限が短く鮮度の高いチルド飲料で、希少で高級なゲイシャコーヒーの風味をキープ

 7月29日発売となる記念すべき“創刊号”となる

『ブラックコーヒーBEANS ゲイシャブレンド』は、香り高く希少なゲイシャを選定しました。

 ゲイシャ種は栽培が難しく、さらに収穫量も少ないことから市場の流通も限られている高価なコーヒーです。2004年に開催されたコーヒーの国際品評会で、これまでにない高値で落札されて優勝を果たしたことから世界中のコーヒー業界から注目され、その後も人気を得ています。このゲイシャというプレミアムな味わいを、より多くの方にご自宅や職場で気軽に楽しんでいただきたいと『ブラックコーヒーBEANS 』の第一弾として選びました。

あらゆる人が楽しめるようゲイシャの酸味を少し抑えてコクをプラス

 古谷乳業の開発担当者が1日に20杯以上を試飲し、ドリップとブレンドのバランスを徹底的に調整。

ゲイシャ特有の柔らかく華やかな香りと、柑橘類を思わせる酸味に、グアテマラらしい芳醇な香りとコクを組み合わせることで、奥行きのある味わいを実現しました。

 そのままブラックで楽しめるのはもちろん、牛乳との相性も良く、カフェオレにしても豆の個性がしっかりと際立ちます。

発売に先立ち、本製品を千葉県香取市佐原にある自家焙煎珈琲店『珈琲玉澤』の店主、玉澤光成さんに試飲いただきました。

「透明感があり、ゲイシャ特有のフルーティさとフローラル感が楽しめて、 ブレンドで合わせた豆の選定、比率が上手だなと感じました。

飲み方として、パッケージに“あんことのんで“とあるので、あんこ系で提案すると、冷やしたシベリアなどと合わせたら洒落てるかなと思います。

小規模のロースターでも、大手飲料メーカーでも、商品化するのは難しいであろう新たな試みを幾つも重ねた非常に意欲的な商品と感じました。提案し商品化した企画者にも、販売を決断した経営者にも賛辞を送りたいとともに、応援しています。」

(『珈琲玉澤』店主 玉澤光成)

https://coffee-tamazawa.com

珈琲玉澤店主 玉澤光成
商品名ブラックコーヒーBEANS ゲイシャブレンド(キャップ付き紙パック)
商品特長・高級コーヒー豆「ゲイシャ」の花や柑橘類を思わす華やかな香りと、スッキリとした甘味
・やや深煎りしたグアテマラコーヒーをブレンドし、芳醇な香りとコク
・ “飲む雑誌”をコンセプトに、「ゲイシャ」豆やコーヒーの知識や楽しみ方が記載されたユニークなパッケージデザイン
発売日2025年7月29日(火)
価格368 円(税抜)
容量500ml
販売地域東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県のファミリーマート他

 「ワインのように奥深いコーヒーの世界をもっと多くの人に知って、楽しんでもらいたい」という想いから生まれた“飲む雑誌”というコンセプト。

 コンセプトが生まれた背景として、コーヒーノキという植物から収穫される実が原材料となるコーヒーはワインと同じように、収穫年や産地、気候条件によって味わいが変化します。ワインやウイスキーであれば、「あの年は当たり年」「この産地は味に深みがある」といった会話が自然に交わされますが、コーヒーではあまりそうした背景が語られず、嗜好品としての奥深さが広く共有されていないと感じました。そこで、味だけでなく“知る楽しさ”までを届けるような仕組みを作りたいという想いから、本企画が始まりました。

初期段階では、“豆の産地から手紙が届く”という「旅するブラックコーヒー」という企画も構想されており、コーヒーの背景にあるストーリーを感じながら飲むというアイデアが土台にあります。その魅力をより多くの人に届けるため、「ブラックコーヒーBEANS」はコーヒー豆1種類=1号の特集として構成された、“飲む雑誌”という体験型のパッケージを採用しました。

初期段階のデザイン

パッケージデザインの3つのポイント

1 飾っておきたくなるような表紙

紙パック飲料としては珍しい人物イラストを前面にして、雑誌のように飾っておきたくなるような表紙デザインにしました。

2 雑誌のようなコーナー仕立てのページ構成

商品情報だけでなくコーヒー自体をもっと楽しむための多彩な読み物をパッケージに入れ込みました。

3 読む楽しさを演出するデザイン

各コーナーごとにデザインのトーンやイラストを変えて、雑誌の誌面のような読む楽しさのあるデザインしました。

紙パックを開いて解体すると読める編集後記と特別付録

コーヒーの楽しみ方は、その背景にある物語や味わいのヒントに触れることで、大きく変わるものだと思っています。このパッケージデザインを通して、コーヒーをより深く、楽しく味わうきっかけをお届けできれば嬉しいです。(面白法人カヤック アートディレクター 阿久津祐亮)

 1945 年に千葉県で創業した古谷乳業(本社:千葉市)は、牛乳やヨーグルトなど 処理・製造・販売を行う乳業メーカーです。一方、面白法人カヤックは鎌倉に本社を置き、既成概念を超えるユニークな広告、ゲームを発信しています。

 両社は 2023 年に新ブランド『ミルクの束縛 ミルクコーヒー』で協業。インパクトの あるネーミングとパッケージ、生乳の美味しさが消費者に支持され、発売から 1 年4 ヶ月で累計出荷本数 200 万本を突破。第二弾の新ヨーグルトブランド『物語のあるヨーグルト』シリーズも、機能訴求よりもヨーグルトを味わう体験を重視し、絵本をイメージしたパッケージデザイ ンが SNS でも話題となり、従来商品と比較して売上が 3 倍に達しました。 新コーヒーブランド『ブラックコーヒーBEANS」は、両社による第三弾の共同企画商品です。

『ブラックコーヒーBEANS』は今後もさまざまな豆を特集する“飲む雑誌”として、シリーズ展開を予定しています。次号は現在企画中で、世界各地のコーヒー文化に焦点をあてた新たな1杯をお届けする予定です。

ミルクの束縛 ミルクコーヒー

ミルクの束縛 ミルクコーヒー
開け口のところにもコピーを入れたミルクの束縛のパッケージ

物語のあるヨーグルト

物語のあるヨーグルトシリーズ 全3種
絵本のページをめくるようにインナーシールをめくるそんな遊び心いっぱいのデザイン

古谷乳業株式会社 会社概要

古谷乳業は昭和20年、千葉県山武郡成東町にて創業以来、70年以上に亘って、安全でおいしい牛乳にこだわり続けてまいりました。その培ってきたノウハウと未来を見据えた研究開発にたゆまぬ努力を続け、お客さま一人一人に健康な毎日をお届けする「食の基幹産業」として、これからも発展を続けてまいります。

本社所在地:千葉県千葉市中央区中央三丁目10番6号

代表取締役:代表取締役社長 古谷 裕彦

事業内容 :牛乳・加工乳・乳飲料・乳酸菌飲料・発酵乳・果汁飲料・清涼飲料の処理製造販売

設立   :1951年(昭和26年)9月3日

URL   :https://furuya-milk.co.jp/

面白法人カヤック 会社概要

既成概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行っています。

本社所在地  :神奈川県鎌倉市御成町11-8

代表者  :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜

事業内容 :日本的面白コンテンツ事業

設立   :2005年1月21日

URL   :https://www.kayac.com/

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000848.000014685.html

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コーヒーステーション編集者
自分ではなかなか難しいコーヒー選びをサポートすること。コーヒー器具の開発、販売を手がける株式会社ハリオ商事自ら、コーヒーの淹れ方やコーヒー豆の選び方などを発信しています。

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