家でもふわふわミルクを!ミルクフォーマーをどう選ぶ?

家でもふわふわミルクを!ミルクフォーマーをどう選ぶ?

きめ細やかなフォームミルクが乗ったコーヒーは、それだけで特別感があります。

カフェでしか飲めないと思っていた本格的なラテやカプチーノを家でも楽しみたければ、ミルクフォーマーを使うのが正解。

今回は、家でふわふわのミルクを作るためのミルクフォーマーの種類や選び方などを解説します。

フォームミルクって?

フォームドミルクとも呼ばれているフォームミルクは、空気が入ってふわふわの泡状になったミルクのことをいいます。

キレイにできたフォームミルクは、とても細かい泡で、雲のようにふわふわしているだけでなく、艶のある見た目も特徴です。キレイなフォームミルクの上にラテアートで絵を描くと、まるで真っ白なキャンバスに描かれた絵のようになります。

フォームミルクはどうやって作るの?

ふわふわのフォームミルクは、どうやって作るのでしょうか。

フォームミルクは、ミルクフォーマーやミルククリーマー、ミルク泡だて器、ミルクフローサーなどと呼ばれるミルクを泡立てる調理器具を使って作ります。

家でも手軽にフォームミルクを作れるミルクフォーマーがあるので、簡単にカフェラテやカプチーノなどお好みのコーヒーを楽しむことができるでしょう。

フォームミルクはどうやって作るの?

ミルクフォーマーの種類は?

では、自宅でも使えるミルクフォーマーは、どのような種類があるのでしょうか。

【電動タイプ】
スイッチを入れれば簡単にふわふわの泡が作れる電動タイプは、スクリュータイプと全自動タイプがあります。

・スクリュータイプ
電動スティックのスクリュータイプは、電動スティックの先端に攪拌するシャフトが付いているスタイルで、簡単にふわふわのミルクが作れます。

乾電池を使うタイプが多いので電気代がかからないメリットも。

ミルクフォーマーの中でも種類が多く、安いものだと100円ショップでも購入が可能です。ミルクフォーマー初心者や手軽に試してみたい人、少人数の泡を作りたいときにおすすめです。

・全自動タイプ
牛乳を入れてスイッチを押すだけで、あとはマシンがやってくれる全自動タイプは、大人数のフォームミルクを作りたいときにおすすめです。

また、パワーが強いので、スクリューや手動と比べて、きめ細かい滑らかながら潰れにくいしっかりとした泡が作れると人気があります。

冷温に対応しているので、アイスコーヒーやホットコーヒー用のフォームミルクを作るときも便利です。

【手動タイプ】
自分の好みで泡を作りたいというこだわりの人におすすめなのが手動タイプです。

・メッシュタイプ
フレンチプレスのような形をしているミルクフォーマーは、容器にミルクを入れて、レバーを上下させることでフォームミルクを作ることができます。

ミルクを泡立てる部分がメッシュになっているのも特徴です。メッシュタイプは、泡の加減がわかりやすく泡立ちも良いので、自分好みのふわふわな泡を作ることができます。

メッシュ部分が2つあるダブルメッシュだと冷たいミルクでもしっかり泡立てられるので、家で美味しいアイスラテを作りたい人におすすめです。

・シェーカータイプ
容器にミルクを入れてからシャカシャカと振ってフォームミルクを作るシェーカータイプは、リーズナブルでお手入れが簡単なのが特徴です。

また、軽く持ち運びやすいので、アウトドアシーンでも本格的なカフェドリンクを作ることができます。

シェーカータイプは、作るのに時間はかかりますが、子供でも簡単にできるので、家族と楽しみながら作りたい人にもおすすめのアイテムです。

ミルクフォーマーの選び方

自分のライフスタイルに合ったミルクフォーマーを選ぶには、どのようなことをポイントにすれば良いのでしょうか。

作れる容量で選ぶ
たくさんのミルクを一気に泡立てたい場合は、大きめの全自動タイプを選ぶと良いでしょう。一度で人数分のフォームミルクを簡単に作ってくれます。1~2人分のフォームミルクを作る場合は、スクリュータイプやメッシュタイプがおすすめです。

泡立ちで選ぶ
ミルクフォーマーは、出来上がったときのミルクのきめ細やかさに違いがあります。きめ細やかで舌触りの良いフォームミルクを作りたいのであれば、全自動タイプやダブルメッシュタイプを選ぶと良いでしょう。

対応温度で選ぶ
温かいミルクで作る場合は、ほとんどのタイプで対応していますが、一度ミルクを温める手間がかかります。冷たいミルクを使って泡立てたいときは、加熱機能が付いた全自動タイプかダブルメッシュタイプがおすすめです。

牛乳以外でも対応しているかで選ぶ
家で使えるミルクフォーマーは、基本的に牛乳を泡立てるように作られているので、牛乳が苦手な人や健康に留意している人は、少し使うのに抵抗を感じることがあります。

そんなときは、牛乳以外の物にも対応している製品を選ぶと良いでしょう。牛乳以外の物に対応しているのは、全自動タイプが多いので、事前にチェックしておくと安心です。

手入れのしやすさで選ぶ
手入れのしやすさもミルクフォーマーを選ぶときのポイントになります。ステンレス製であれば、水洗いができてお手入れも簡単です。

また、食洗器対応のものや焦げ付きにくいコーティングをしているタイプなどもあるので、確認してから選ぶと良いでしょう。

ミルクフォーマーの種類は?

家でも手軽にフォームミルクを作ろう

家でも、カフェのようなコーヒーを味わいたいときにおすすめ器具が、ふわふわの泡を作れるミルクフォーマーです。

ミルクフォーマーで作った泡をいつも飲むコーヒーに乗せただけで、カフェのようなカフェラテやカプチーノを楽しむことができます。

本格的なカフェラテやカプチーノを楽しんだら、次はラテアートに挑戦してみても良いでしょう。きっと、さらに豊かなコーヒーライフを楽しむことができます。

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コーヒーステーション編集者
自分ではなかなか難しいコーヒー選びをサポートすること。コーヒー器具の開発、販売を手がける株式会社ハリオ商事自ら、コーヒーの淹れ方やコーヒー豆の選び方などを発信しています。

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