「本当に美味しいデカフェ」はもう夢じゃない!次世代デカフェ技術「ZEN Craft Decaf Process™」が小川珈琲の新業態で提供開始
近年、健康志向の高まりや多様なライフスタイルに合わせて、カフェイン摂取量を調整したいという「カフェインコントロール」へのニーズが急速に拡大しています。全日本コーヒー協会の発表によると、2025年には国内のデカフェコーヒー輸入量が過去最多を記録しました。
しかし、これまでのデカフェ製法では、カフェインを除去する過程でコーヒー本来の豊かな風味や香りが損なわれ、「美味しいデカフェが少ない」という声も聞かれました。
こうした課題を根本から解決するため、独自のカフェイン除去プロセスを研究開発するディープテックベンチャー、ストーリーライン株式会社は、東北大学と共同開発した次世代デカフェ技術「ZEN Craft Decaf Process™」を本格的にローンチしました。

画期的なデカフェ技術「ZEN Craft Decaf Process™」とは
「ZEN Craft Decaf Process™」は、コーヒー豆が持つ本来の香りや複雑な風味特性を最大限に保ちながらカフェインを除去することを目指して開発された、ストーリーライン独自のカフェイン除去技術です。東北大学との共同研究を通じて、その品質と技術の検証が重ねられてきました。
この製法の基盤となっているのは、超臨界CO2流体技術です。水と二酸化炭素のみを使用することで、環境への負荷を抑え、人体にも安全な高品質デカフェコーヒーを実現します。

ZEN Craft Decaf Process™の技術優位性
- 有効成分の損失を低減:水分の挙動を工学的に制御することで、コーヒーの風味を司る可溶成分の非選択的な移動を抑制。これにより、有効成分が保持され、高水準の品質再現性を実現します。
- 豆にダメージを与えない:含浸による過剰な膨張を避け、乾燥工程も細心の制御を施すことで、豆へのダメージを最小限に抑えます。これにより、割れや欠けの発生が抑制され、焙煎の安定性も高まります。
- 人体に安全:少量の水とCO2のみを使用するプロセス設計により、有機溶媒を使わない抽出を実現。人体に有害とされる化学物質を用いない、安全性が考慮された製法です。
- 環境に優しい:水使用量を大幅に削減し、排水発生を最小限に抑制。CO2は循環利用され、その約90%が回収・再利用されるなど、環境負荷低減に貢献します。

世界最高峰のスペシャルティコーヒーがデカフェに
この画期的な技術によって生み出された高品質なカフェインコントロールコーヒー「ZEN Craft Decaf Coffee」の第一弾として、小川珈琲株式会社との共同プロジェクトが始動します。
提供されるのは、世界最高峰の評価を受けるスペシャルティコーヒーの一つである「パナマ デボラ農園 ニルバーナ ゲイシャ」を用いたカフェインコントロールコーヒーです。その繊細で華やかなフレーバーを保ったままデカフェとして提供されるこの試みは、コーヒー業界においても注目すべき新しい取り組みと言えるでしょう。
「デカフェは味が劣る」という従来のイメージを覆し、スペシャルティコーヒーの世界でも満足度の高いデカフェという新しい選択肢が提供されることで、コーヒー愛好家にとって大きな喜びとなるはずです。
新業態「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」で提供開始
「ZEN Craft Decaf Coffee」は、2026年3月28日(土)にオープンする小川珈琲の新業態「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」にて提供が開始されます。
「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」は、ニュウマン高輪 MIMURE(ミムレ)内の新施設に誕生します。桜新町、下北沢、麻布台に続く4店舗目となるこの施設は、約4,000㎡もの広大な空間に12ものラボラトリーが集う、これまでにない体験型空間です。
コーヒーはもちろんのこと、スイーツ、ベーカリー、ピッツェリア、ジェラート、ショコラトリー、ライブラリー、ワインバーなど、多様なカテゴリーが展開され、食と文化が融合した新しい体験が楽しめます。ぜひ足を運んで、この新しいカフェ空間で「ZEN Craft Decaf Coffee」の豊かな風味を体験してみてはいかがでしょうか。
ストーリーライン株式会社の今後の展望
ストーリーライン株式会社は、現在ラボフェーズを終え、安定した品質での供給体制を確立しつつあります。今後は量産装置の導入を予定しており、社会実装に向けたスケールアップを推進していくとのことです。
量産化、コスト最適化、用途拡大に向けた研究開発をさらに加速させるとともに、国内外のコーヒー事業者との協業を通じて、「カフェインを選べる」という新しいコーヒー体験の普及を目指しています。コーヒーの楽しみ方がさらに広がる未来に期待が膨らみます。
ストーリーライン株式会社のウェブサイトはこちら:https://storyline.co.jp



