イタリアエスプレッソ協会(IEA)とは
IEAは、イタリア式エスプレッソの品質と、イタリアエスプレッソ・バール文化の価値を守りながら、日本の生活スタイルに寄り添う形で、その魅力をより身近に伝え、文化として定着させていくことを目的とした団体です。
IEAは、エスプレッソ文化を「特別な嗜好品」としてではなく、日本の日常に自然に根付く文化として広げていくことを目指しています。具体的には、イタリアエスプレッソおよびバール文化を日本社会へ定着させ、「特別な一杯」ではなく、日常の選択肢として広げ、日本の生活習慣に寄り添った新しいバール文化を育むことを目標としています。

イタリアの「エスプレッソ文化」を日本へ
イタリアにおけるエスプレッソは、単なるコーヒーではありません。それは、日常のリズムを整えるための小さな文化として親しまれています。朝の出勤前や仕事の合間、気分を切り替えたい時に、街角のバールに立ち寄り、カウンターで一杯のエスプレッソを楽しみながら、バリスタや常連客と何気ない会話を交わすのがイタリア流です。そこには、長時間滞在するカフェとは異なる、「短く、深く、日常に溶け込む」コミュニケーション文化があります。IEAは、このイタリアならではの文化価値を、日本の都市生活や働き方に合った形へと発展させ、日本独自の新しいバール文化として提案してまいります。
IIAC Japanのこれまでの活動と今後の展望
IEAを新設するIIAC Japanは、2008年の設立以来、イタリア本国IIACの認証基準に基づき、カフェ・テイスターおよびバリスタの育成、資格認定を通じて、イタリアのカフェ文化普及に取り組んできました。現在、日本国内では約1,000名の会員、150名の認定バリスタが活動しています。
これまでの活動実績として、大阪・関西万博イタリア館のオフィシャルスポンサーとして、公式カフェ&ジェラート店「Caffe’&Gelato Italia by IIACJ」を運営しました。エスプレッソなどのドリンクの他、ジェラートも販売し、開幕直後から好評を博しました。

また、FOODEX JAPANにおいても、毎年イタリア大使館貿易促進部が運営するイタリア館でエスプレッソの提供を担っています。2026年3月に実施されたFOODEX JAPAN2026では、プロのバリスタが淹れる9種のエスプレッソ飲み比べを実施し、3日間で800名以上の方にエスプレッソを提供しました。

IIAC Japanは今後も、イタリア本国IIACの認証品質を担保しながら、日本市場に適合した独自基準を整備し、教育・認証制度の運営を継続していく予定です。
IIAC Japanの活動詳細は、公式サイトで確認できます。
https://coffeetasters.jp/
国際コーヒーテイスター協会(IIAC)会長からのメッセージ
IIAC – International Institute of Coffee Tastersのカルロ・オデッロ会長は、日本におけるイタリアンコーヒー協会の設立に際し、心からのお祝いを述べました。会長は、イタリアンコーヒーが単なる優れた製品ではなく、人と人を結びつけ、日々の暮らしに豊かな時間をもたらす文化そのものであると強調しています。また、新たに設立されたイタリアンコーヒー協会とIIAC Japanとの緊密な連携に大きな期待を寄せ、深い技術的知識と科学的な官能評価に基づき、本物のエスプレッソ文化を広めることで、日本の愛好家や業界関係者に本物の体験を届けることができると確信しているとコメントしました。
このIEAの設立により、日本のコーヒー、特にエスプレッソとバール文化がさらに豊かになることが期待されます。




