流行のソロキャンプでも美味しいコーヒーを飲みたい!キャンプ用コーヒーケトルの使い方を解説

流行のソロキャンプでも美味しいコーヒーを飲みたい!キャンプ用コーヒーケトルの使い方を解説

大自然の中でゆっくりと夕焼けや朝日を眺めながら飲むコーヒーは格別です。

そんなときは、お湯を沸かして注ぐだけで出来上がるインスタントコーヒーでも美味しく素晴らしい時間を過ごせますが、せっかくなので本格的なコーヒーを入れてみてはいかがでしょうか。

「キャンプで本格的なコーヒーなんてハードルが高すぎる…」と考えている人も多くいますが、実はとても簡単に美味しいコーヒーを入れることができるのです。

大自然の中でゆっくりと夕焼けや朝日

キャンプでもハンドドリップを楽しむ

「キャンプでも自分好みのコーヒーを楽しみたい」と考えているのであれば、ハンドドリップコーヒーがおすすめです。

自宅で行っているハンドドリップとほとんど変わらない手順なので、あまり苦労することなく美味しいコーヒーを飲むことができるアウトドア用ドリッパーは、組み立て式や折りたたみ式など軽量でコンパクトなものを用意すると良いでしょう。アウトドア用のドリッパーは、さまざまなタイプのものが販売されています。

キャンプでコーヒーをハンドドリップで入れる場合は、シングルバーナーでアウトドア用のケトルにお湯を沸かしている間に、コーヒーカップの上にお好みのコーヒー粉を入れたアウトドア用ドリッパーとフィルターを用意します。ゴミなどを考えるとフィルターを使用しないドリッパーでも良いでしょう。

お湯が沸いたら、ドリッパーにお湯を注ぎますが、少量のお湯でコーヒー粉を蒸らすことが大切。20~30秒ほど蒸らしたタイミングで、お湯を少しずつ注いでコーヒーを抽出しますが、ケトルから直接お湯を注ぐのは少しコツが必要となります。

ドリッパーから抽出されるコーヒー液量と注ぐお湯の量を同じくらいにすると、コーヒー粉に負荷がかからずクリアな味わいのコーヒーが出来上がります。

アウトドア用のケトルは、注ぎ口が細くなっていない場合が多いので、少しコントロールが難しくなりますが、慣れると大自然の中で自分好みコーヒーを飲むことができるでしょう。

キャンプでもハンドドリップを楽しむ

ハンドドリップにピッタリのコーヒーケトルは?

キャンプでハンドドリップコーヒーを楽しむために大切なのは、ケトル選びです。では、キャンプ用のコーヒーケトルは何を基準に選べば良いのでしょうか。

素材で選ぶ:丈夫なステンレスや銅
キャンプで行う焚火は火力が強いので、丈夫なステンレスや銅素材でできたケトルを選ぶと良いでしょう。しかし、持ち手がプラスチックやシリコンなどの素材の場合は、溶けてしまうこともあるので注意が必要です。

素材で選ぶ:軽量なアルミ
キャンプではなるべく荷物を軽くすることが大切になってきます。そのため、軽量なアルミ製のケトルもおすすめです。耐久面ではステンレスなどに劣りますが、熱伝導も高いのでバーナーやコンロでお湯を沸かすだけの場合は、使い勝手が良いでしょう。

素材で選ぶ:保温力が高いホーロー
デザイン性が高いホーローのケトルも人気があります。また、ホーローの特徴として、保温力、耐久性もあるので、形によってはケトルだけでなく料理をするときにも活躍します。また、IHに対応しているものもあるので、キャンプだけでなくさまざまな使い方ができるでしょう。

形で選ぶ:やかんタイプ
やかん型のケトルは、登山やトレッキングに持ち運びやすいので、アウトドア用として人気があります。特に万遍なく火が当たる底面の広いやかんタイプは、お湯が沸くのも早いので、キャンプでコーヒーを入れるのに最適です。

形で選ぶ:寸胴タイプ
寸胴鍋のような形に注ぎ口と蓋が付いたケトルは、シンプルでコンパクトなデザインのわりに容量が多いので、たっぷりお湯を沸かしたいときや料理にも使える優れものです。また、ケトルの中にコーヒーの器具などをしまうこともできるので、あまり荷物を増やしたくない人にピッタリです。

形で選ぶ:縦長タイプ
縦長の形をしたケトルは、たくさんのお湯を沸かす場合に最適なので、人数の多いキャンプなどに向いています。また、サイドと蓋の上に持ち手が付いているので重くても扱いやすい形です。

キャンプ用のコーヒーケトルはこんな使い方もできる!

キャンプ用のコーヒーケトルは、コーヒーを入れるためにお湯を沸かすだけの道具ではありません。

形によっては、インスタントラーメンやパスタを作るとき、レトルトパウチを温めるなどの用途に大活躍するので、一つ持っているとキャンプがより一層快適になること間違いなしです。

ハンドドリップにピッタリのコーヒーケトルは?

 

キャンプでもオシャレなコーヒータイムを楽しみたい!

一人でも楽しめるソロキャンプが注目されて多くの人がアウトドアを楽しんでいます。大自然の中で入れるコーヒーは、ストレスフルな日常を忘れてホッと一息付ける大切な時間を与えてくれるでしょう。

少し荷物は多くなりますが、お気に入りのケトルやハンドドリップコーヒーの器具を持参して美味しい空気とコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

投稿者アバター
コーヒーステーション編集者
自分ではなかなか難しいコーヒー選びをサポートすること。コーヒー器具の開発、販売を手がける株式会社ハリオ商事自ら、コーヒーの淹れ方やコーヒー豆の選び方などを発信しています。

関連記事

  1. 水出しならぬ…ミルク出し!意外なおいしさ新発見。HARIO「 ミルク出しコーヒーポット 」新登場。

  2. HARIO「V60ドリッパー」誕生20周年!特別連載がスタート!~V60の誕生秘話など、続々公開~

  3. キャンプで入れるコーヒーがまずい。美味しく入れるための4つのポイント

  4. アウトドアで自然科学を楽しく学ぼう!「こどもでぱーとファミリーキャンプイベント」5月31日(土)・6月1日(日)開催!〜実体験で学びを深める!LOGOS Family会員枠3組限定募集〜

  5. 悩みがちなコーヒー豆の保存、容器はどう選ぶ?

  6. アウトドアでコーヒーを飲みたい!持ち運びに便利な「折りたたみ式ドリッパー」を3つ紹介

「HARIO」直営のカフェ
  1. 香りとコーヒーで整える、暮らしのリズム──「stick d…

  2. とろけるチェリーに、ひとめ惚れ。​チェリーパイをイ…

  3. カフェのような贅沢な味わいを手軽に楽しめる! 希釈…

  4. 「ブルーボトル コーヒートラック」が千葉県に初上陸…

  5. ソロ・デュオキャンパー必見!Zebrang『ノマド ドリ…

  6. 世界初の常設 K-POP 総合デパート「D’PARTMENT…

  7. BIKAS COFFEEに新たな拠点が誕生!代々木公園に隣接…

  8. バリスタが究極を目指したコーヒーケトル|累計販売…

  9. “わたしだけ”のフローズンフルーツビバレッジ体験!…

  10. シリーズ累計3億本突破「Afternoon Tea」監修のペッ…

  1. ハリオの「薄吹きグラス」で変えるコーヒータイム。…

  2. いつでもどこでも“本格ドリップコーヒー”が味わえる…

  3. 【徹底レビュー】保温・保冷タンブラー「ゼブラン コ…

  4. ハリオのマグ1つでお茶もコーヒーも!「ティー&…

  5. 忙しい朝に大活躍!手入れが便利な『全自動コーヒー…

  6. 世界で認められているHARIO(ハリオ)の「V60透過ド…

  7. 淹れる過程にワクワク!タイガーから発売された「サ…

  8. 挽きやすさがパワーアップしたゼブラン コーヒーミル ステンレスカッターをレビュー

    挽きやすさがパワーアップした「ゼブラン コーヒーミ…

  9. アウトドアのみならず自宅や職場でも。Zebrang(ゼブ…

美味しいコーヒーを自分で煎れよう