おうちカフェラテをお洒落に入れるときのコツはある?

おうちカフェラテをお洒落に入れるときのコツはある?

カフェで甘くてほんのり苦いカフェラテを飲むと、心がホッと落ち着きます。そんなカフェラテをおうちでもお洒落に入れられたら最高です。

今回は、カフェラテの由来やおうちでカフェラテを簡単に入れる方法、カフェラテをさらにお洒落にするアレンジなど、おうちでカフェラテを作るのが楽しくなるコツを紹介します。

そもそもカフェラテって?

そもそもカフェラテとは、どのような飲み物なのでしょうか。違いが良くわからないカフェオレと比べてみると、カフェラテがどのような飲み物なのかよくわかります。

【発祥地】
カフェラテは、イタリアのベネツィアが発祥といわれています。ベネツィアでも多くの芸術家が愛してやまない最古のカフェ「カフェ・デ・ナット」で生み出されたカフェオレは、深みのあるエスプレッソと濃厚なミルクのハーモニーが楽しめます。

カフェオレは、フランスが発祥です。カフェラテ、カフェオレともに、語源は「ミルク入りコーヒー」であることからわかるように、コーヒーとミルクが主原料となっています。

【コーヒーの違い】
カフェラテとカフェオレは、とても似ていますが根本的にコーヒーの種類が違います。

カフェラテは、イタリアらしく濃度が高く濃いエスプレッソにミルクを加えて作りますが、カフェオレは、通常のドリップコーヒーが使われています。

そのため、カフェオレの方が、マイルドで優しい味わいだと思っていた人は正解です。カフェオレの方が子供でも美味しく飲むことができますが、カフェラテは、少しビターで大人が楽しむのにピッタリです。

【ミルクの量】
カフェラテとカフェオレは、ミルクの量にも違いがあります。カフェラテのコーヒーとミルクの比率はコーヒー1に対してミルクが4となります。カフェオレは、コーヒーとミルクは同じ比率です。

おうちでカフェラテを楽しむときは

おうちで美味しいカフェラテを楽しむときは、どんなことを意識したら良いのでしょうか。

ここでは、おうちで美味しいカフェラテを楽しむために注意することや入れ方を解説します。

【コーヒー豆の選び方】
カフェラテに適しているコーヒー豆の焙煎具合は、ミルクの甘い風味に負けないほろ苦さを感じることができる中~深煎りがおすすめです。もちろん、優しい味わいがお好みの場合は、もう少し軽めの焙煎でも良いでしょう。

また、体調や飲む時間帯によっては、カフェインレスのコーヒーでも美味しく入れることができます。以前は、カフェインレスのコーヒーは、独特の風味がありましたが、今のカフェインレスコーヒーは、カフェイン入りのコーヒーと比べても遜色ありません。

ちなみに、カフェインは、熱を加えていくと消えていく性質があります。そのため、意外に思われますが浅煎りのコーヒー豆の方がカフェインを多く含み、逆に深煎りで豆の色が濃い方がカフェインの含有量が少ないのです。

コーヒーの入れ方

おうちにエスプレッソがない場合は、どのようにコーヒーを入れれば、美味しいカフェラテを楽しむことができるのでしょうか。

【ドリップで入れる場合】
ドリップでエスプレッソコーヒーを入れる場合は、濃くしようとしてコーヒー粉の量を多くしてしまうとえぐみが出てしまいます。

ドリップでエスプレッソのような味わいのコーヒーを抽出するためには、10gの粉に対して100mlのお湯を3回に分けて注ぐようにしましょう。

どうしても粉の量を多くしたい場合は、1.5倍までの量にするとえぐみも出ずに濃い味わいのコーヒーになります。

【フレンチプレスで入れる場合】
簡単に美味しいエスプレッソを入れることができるのがフレンチプレスです。

粉10gに対してお湯を110~120ml入れて3分待ちます。3分経ったら、静かにプレジャーを押し、粉を下に沈めて出来上がりです。

フレンチプレスは、コーヒーの油分までしっかり抽出できるので、濃厚でありながら、まろやかな味わいを楽しむことができます。

簡単にできるフォームミルクの作り方

カフェラテに必要不可欠なフォームミルクは、耐熱容器にミルクを入れて600wで1分30秒ほど過熱します。

温まったミルクを勢い良く泡立てるとあっという間にフワフワのフォームミルクが完成します。あまり長い時間、かき混ぜているとせっかくできた泡がつぶれてしまうので、3~4分ほどを目安にしましょう。

カフェのようなきめの細かいフォームミルクが作りたい場合は、ミルクフォーマーを使用するのがおすすめです。ミルクフォーマーは、家電量販店だけでなく100円ショップにもあるので、探してみてはいかがでしょうか。

おうちで簡単にできるカフェラテのアレンジ

カフェラテをアレンジして、カフェにいる気分を味わってみましょう。ここでは、簡単にできるカフェラテのアレンジ方法を紹介します。

【キレイな2層を作る】
カフェで、カフェラテを頼むと、ガラスのカップにキレイに2層になったカフェラテを出してくれることがあります。飲むのがもったいないほどですが、2層にするのは意外と簡単にできるのです。

キレイな2層にするコツは、とにかく静かにコーヒーを注ぐこと。一番上のミルクの泡は、スプーンですくってそっと乗せるとキレイな層の出来上がりです。

アイスカフェラテの場合は、先に氷を入れたグラスにミルクを注ぎ、その後、ゆっくりと氷に沿わせるようにコーヒーを注ぎます。ポタポタと垂らすようにコーヒーを注ぐのがポイントです。

【キャラメルラテ】
カフェラテにキャラメルソースを加えると簡単にキャラメルラテができます。

【アーモンドカフェラテ】
ミルクの代わりにアーモンドミルクを使用したカフェラテです。まず、アーモンドミルクを温めてからミルクフォーマーで泡立てます。

グラスに泡立てたミルクを半分入れ、その上にそっとコーヒーを注ぎます。

注いだコーヒーの上に残りのアーモンドミルクの泡を乗せ、スライスしたアーモンドを飾ればお洒落ですっきりとした味わいが楽しめるアーモンドカフェラテの出来上がりです。

【ラテアートに挑戦】
お洒落なカフェで頼んだカフェラテに可愛らしいラテアートが描かれているとテンションが上がります。おうちでは、市販のステンレスシートを使って簡単にラテアートを楽しんでみましょう。

バラエティーショップなどで購入したステンレスシートをミルクの泡の上にそっと載せて、ココアパウダーを振りかければ、カフェのようなラテアートが完成です。

もっと繊細な絵に挑戦してみたければ、チョコレートソースをようじに付けてミルクの上に描いてみましょう。世界で一つのラテアートを楽しむことができます。

おうちでまったりカフェラテタイム

イタリアが発祥のカフェラテは、世界中から愛され、そのアレンジも多彩です。

例えば、スペインではカフェコンレーチェ、日本では、抹茶カフェオレや黒蜜きな粉カフェ豆乳など、そのアレンジは無限大。

基本のカフェラテの作り方をマスターしたら、おうちのコーヒータイムで自分好みのカフェラテを作ってみてはいかがでしょうか。

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